年末年始のできごと（４）

　年末年始は普段に比べ早く就寝していました。そのため、朝早く目が覚めてしまうことが何度かありました。初めのうちは布団の中でスマートフォンを使ってニュースを見たりしていましたが、目に強い疲労感を感じ、実際視力も落ちた感覚がありました。
　どうしたものかと思っていたところ、運動不足の解消を兼ねて歩いてみることにしました。朝5時頃ですからまだ日は昇っておらず真っ暗です。冷え込みがきつく、手袋をしていても指先はジンジン痛くなり、足の指先も痛くなりました。
　こんな時間でも歩いている方はいるものですね。犬の散歩をしている方、玄関先を掃除している方、ジョギングをしている方など、数人の方とすれ違いました。高齢の女性とすれ違った際、「おはようございます。」と声をかけてくれました。わたしもすぐに「おはようございます。」と返しました。全くお会いした事の無い方ですが、とても清々しい気持ちになりました。
　結局、青梅駅から河辺駅まで徒歩で往復しました。およそ6km弱、1時間半程度かかりました。最初は不安もあり、距離も長く感じましたが、翌日からは不安が軽減され、少しですが楽に感じるようになりました。つらいことでも一度やり切ってしまえば次からは自信となります。つらさもずいぶん減ってきます。これは勉強や受験においても同じことが言えると思います。
　創研塾では、受験学年の春期・夏期・冬期講習は朝9時から夜9時50分まで行います。経験した事の無い生徒にとっては、なんて長い時間勉強するのだろうと感じると思います。が、何日間か経つとリズムが生まれ長時間の勉強にも慣れてきます。やり切った自信が生まれてきます。
　つらいことから逃げずにやり遂げる。やり遂げたことを自信にして、次の目標や困難に向かっていく。創研塾は受験や勉強を通じてこんな経験を積み重ねられる場所でありたいと願っています。