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生徒とのやり取りの中で感じたことを中心に、日頃から感じていることや変わった出来事などを発信しています。

地理や歴史の勉強に必要なこと

2022-08-19 13:01:51 | 日記
一昨日から各都道府県の観光名所・名産品・生産量の多い品目などの特徴についてクイズ形式のプリントを作り、生徒たちとともに取り組んでいます。すると、知っているつもりで知らなかったり、勘違いしていたりしていたことが意外とあり、私自身も勉強になります。
その中で気付いたことがあります。記憶力が一番働く子供達と比べ、私の記憶力はかなり劣ると思います。しかし、一度誤って答えた問題を私は二度目ではほとんど間違えないのに対し、子供たちは再び間違ってしまうケースがままあります。初見での誤答数が私の方が少ないのは、この仕事をしていますから当然かもしれません。が、私よりも暗記力に優れているはずの子供たちが、私よりも同じ問題を間違えてしまう理由は何なのか、考えてみました。
はっきりと言えるのは、体験や経験の差が大きいだろうと言うことです。例えば松本城は長野県であることを覚えるにあたって、私は松本城を訪れた経験がありますから、松本城と聞けばすぐ頭の中にあの黒い城がイメージとして湧いてきます。一方、訪れたことの無い子供にとっては良くて資料集や画像で見たことがある程度で、文字だけでしか見たことが無い場合もあると思います。こうなると暗記しようとした際に大きな差が出てくるのは必然だと思います。
コロナ禍で思うように出かけることができなかった世代の子供達が今塾に通ってくれています。例年以上にできる限り画像等を見せ、イメージが湧くように心がけて行きたいと思います。