5月15日(日)に東京国際フォーラムにて東京私立中学高等学校協会主催の東京私立中学合同相談会が開催されます。入場は抽選となり、現在申し込み受付期間中のようです。
私が学習塾団体で進学相談会の担当をしていた頃には、同じ主催者・同じ会場で行う、小・中・高合同相談会によく挨拶に伺ったものでした。まだコロナ前でしたので、数万人が来場するこの相談会では、会場内の人気校には長蛇の列ができ、混雑した電車内のように歩くことも楽ではない状態で行われていました。私は学習塾団体の役員として通用口から入場させてもらいましたが、正規の来場者は数十分も並ばないと入場できないような大きな相談会でした。
創研塾に在籍している中学受験生には、ご家族が一緒に行くことができるのであれば、抽選だけでもしておくように伝えています。実際に学校の先生とお話することによって行きたい学校のイメージがより強くなり、また今後説明会や文化祭、学校公開に参加する際にどの学校へ行くかをより絞りやすくなるからです。コロナ後は各学校で行われる行事に参加できる人数が制限され、気安くいくつもの学校を訪問できないケースが増えていますのでなおさらです。
先日、生徒たちにこのような相談会のチラシを渡しながら、学校の先生方へどのようなことを聞いたらいいのか、またどのような学校の話を聞きに行ったら良いのかをアドバイスしました。必ずいつどこでだれとどの学校について話をしたか、さらにどんな印象を持ちどんな点が気になったかなどメモを取っておくように話しました。色々な学校の話を聞いていると、どの学校がどんなだったのか、大抵わからなくなってしまうためです。
来年の入試に向け、生徒たちの心に火が灯るよう、色々な話を交えてモチベーションをあげていこうと考えています。
参考:東京私立中学合同相談会(東京私立中学高等学校協会)