昨日は都立高校一般入試の出願日でした。多くの生徒たちが出願に行き、「受験番号は〇番でした！」と次々と報告してくれました。夜になって出願の状況が発表されていたのでドキドキしながらデータを見ました。生徒たちが出願した学校の倍率が予想よりも大幅に高くなりませんように、願わくば少しでも低くなっていますように、と願いながらデータを開いたのです。
志望校合格に向け、一生懸命頑張っている生徒たちが出願した学校はやはりそれなりに倍率が出ており、中には「これはキツイなぁ…。」とため息が漏れてしまうような学校もありました。今夜は中3の授業がありますので、一人ずつ呼んで意思の確認をするとともに、志願変更する場合の学校の提案をするつもりです。私立高校の授業料無償化（家庭での収入によります）が始まってから、都立高校への出願の傾向や志願変更の傾向が変わりました。だめなら私立でも良い、という傾向が生まれ、倍率が高くても志願変更しない受験生が一般的に増加したようです。
様々な状況と、生徒一人ひとりの適性を考えながら、生徒や保護者の方の顔を思い浮かべながら、生徒たちと話す内容を昼間のうちに決めたいと思います。
参考：令和2年度東京都立高等学校入学者選抜応募状況（東京都教育委員会）