桑炭会 島根県伝統の炭焼き 

松江市八雲町で伝統的な八名窯を継承し炭焼き、販売をしています。
メインテーマは自然環境保全。

80℃台キープ、炭焼き3日目

2016年03月27日 17時25分01秒 | 活動報告

煙道から排出する煙の様子は大きく変わって来た。昨日はモクモクと出て煙受け

から外の煙突に出切らない煙が枠外にイボイボのようにはみ出していた。それに

比べると色も薄くなり煙の背景が透けてみえるようになってきた。窯の甲(天井)は

手前から温まり奥(煙道の方)に向っていく、と教えられた。甲を触ってみると奥より

手前の方が温かい。窯全体に火が回ると前も後ろも温かくなるので外からの触診

で内部の様子を推察できるとのこと。午後2時まで84℃だったが夕方に80℃まで

下がっていた。微調して様子を見ることにする。2番目を越せば上昇街道をひた走

  嫋(たおや)やかな煙

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辛夷(こぶし)咲く、炭焼き2日目

2016年03月26日 17時01分51秒 | 活動報告

今朝も冷え込み少し霜に見舞われた。快調に一晩越した窯の温度は9時過ぎには

70℃を越え75℃近辺から木酢液の採取を始める。午後の遅い方になれば確実な

点火となるのでそれまで焚き木を追加していく。午後一番で80℃を越してしまった

ので通風口の両サイドを閉鎖して夕刻に焚口閉鎖を行う。明日から煙突、通風口

での温度調節が始まる。拠点では午前中に店を開く予定。

炭窯に行き来する途中、山を見ると白い塊が点々と見える。辛夷の花だ。遠くから

眺めると塊に見えるが近くに行ってよく見ると疎らな花付きで実に貧素で枝を折り飾

り花にしようとは思わない。しかし春を告げる象徴の一つで里山には欠かせない。

   朝の様子

   中は煙がモクモクと元気がいい

   18時に焚口閉鎖

  山肌の辛夷

  ズームアップの辛夷


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窯出しと今季最後の窯立て

2016年03月25日 18時25分44秒 | 活動報告

3/19に籠めた窯は炭を出すのに差支えのない温度まで下がっているので、ここ

で出し入れを一気に行う。戻り寒のせいで集合時間は未だ冷える。奇特な人が

焚火を焚き『おはよう、寒いなー』と言いながら集まる人たちを迎い入れてくれる、

いつもの光景。

焚口を壊し窯の中に入ると未だ温かさが残っており外の寒さを取り除いてくれる

ものの暫くすると汗ばむまではいかないが寒より温の方が苦になる。

今回の炭木は樫と楢の混合でやや乾燥気味のものだったから重量としての上りは

少なめの約260Kg。同時並行で次の準備を進め休憩、昼食を挟み15時30分には

新しい窯の着火となる。窯の内部温度は高い方なので炭木への点火は早くなると

予想。

もう一つの班では楢にシイタケの菌駒を打ち込む作業が行われた。

   木炭の袋詰め

   次の窯の準備

  樫炭、10Kg詰め2,000円也

  窯底に敷木を敷き炭木を立てる

   手前には短い樫材を縦横に置く

   焚口づくり

   着火直後、煙が充満して避難

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わさびの花

2016年03月24日 17時46分14秒 | 日記

以前は数百本のわさび苗を露地で育てていた。大きく育ち喜んでいた所、憎っく

き猪に全滅させられた。何度か再起を試みるも温暖化によるものか夏場を越せな

いものが増えジリ貧の状態にある。何とか増やそうと奮闘中である。桜が咲くように

なるとわさびも花をつける。かわいらしい花だ。花芽のつく茎はこれからどんどんと

伸びて1㍍くらいになる。花はやがて1㌢ほどのスナップ豆のような形になり中には

3~5粒の種ができる。種は乾燥させないよう土中または冷蔵庫で保管して秋に苗

づくりをする。摩り下ろす本格的なわさびの根になるには5~6年はかかると思う。

 

    一番花、3月22日撮影

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3月27日(日) 店を開きます

2016年03月23日 17時46分46秒 | 活動報告

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