今朝も冷え込み少し霜に見舞われた。快調に一晩越した窯の温度は9時過ぎには
70℃を越え75℃近辺から木酢液の採取を始める。午後の遅い方になれば確実な
点火となるのでそれまで焚き木を追加していく。午後一番で80℃を越してしまった
ので通風口の両サイドを閉鎖して夕刻に焚口閉鎖を行う。明日から煙突、通風口
での温度調節が始まる。拠点では午前中に店を開く予定。
炭窯に行き来する途中、山を見ると白い塊が点々と見える。辛夷の花だ。遠くから
眺めると塊に見えるが近くに行ってよく見ると疎らな花付きで実に貧素で枝を折り飾
り花にしようとは思わない。しかし春を告げる象徴の一つで里山には欠かせない。
朝の様子
中は煙がモクモクと元気がいい
18時に焚口閉鎖
山肌の辛夷
ズームアップの辛夷