桑炭会 島根県伝統の炭焼き 

松江市八雲町で伝統的な八名窯を継承し炭焼き、販売をしています。
メインテーマは自然環境保全。

開店休業の店と八雲ゆう遊こいのぼり

2017年04月23日 17時00分00秒 | 活動報告

野菜の端境期、木炭もシーズン終了の店開きは品数も限られ売手として些か心苦し

いところはあるが継続は力なりを店是と掲げており気合を入れて『いらっしゃーい!』

営業状態はこんなのだから本日のメインは鯉のぼりを揚げることになってしまった。炭

小屋に小さな鯉を揚げる。移動して志多備神社前の桑並スポットパークの竹竿に鯉を

揚げる。1本の竹にお父さん、お母さん、子供の3匹を泳がせる。こうしている内に、ス

タンプラリーのスタンプを押しに来る若い家族もポチポチとみえる。適度の風が吹き出

しいい塩梅に鯉が泳ぐ。周辺の田んぼは田植えが始まった。

           炭小屋にも鯉のぼり

 


『八雲ゆう遊こいのぼり』の参加準備

2017年04月19日 18時35分59秒 | 活動報告

八雲町の若者たちが復活させた『八雲ゆう遊こいのぼり』は一時休止前より活動の幅

が広がり賑わいを増した。町外からも多くの子供ずれの若夫婦たちが足を運び趣向を

凝らしたイベントにも人気があるようだ。

桑炭会も若者たちの活動に協力しようという事で昨年から炭小屋近く(志多備神社前駐

車場)に鯉のぼりを揚げている。昨年の反省を踏まえ8本の竹に鯉を泳がせることにした。

昨年の材料が使えず新に3本の竹を切り出し風の強い中の作業だったが2時間ほどで

終了した。本日は竹を立てるまで。本番は23日(日)からでそれに合わせて鯉を揚げる。

今年は各所で同様の参加がありスタンプラリーも行われることになっている。

              周辺は田に水が張られている


炭焼きデータの捏(こ)ねくり

2017年04月08日 20時47分40秒 | 活動報告

今シーズンの炭焼きを終え出揃ったデータから各回の炭焼き所要時間を出してみた。

窯の動きは温度グラフで経過を見ることはできたが、所要時間については一見しては

分かりづらい。そこで端的な所要時間を出してみた。

   11月19日 5日+20時間 

    12月2日 4日+  19分 

   12月16日 5日+  30分

    2月11日 6日+   5分

     3月5日 4日+5時間45分   (煙突掃除後)

    3月16日 3日+23時間50分 (煙突掃除後)

    3月29日 3日+19時間30分   (煙道掃除後)

 こうした時間で何が分かるのかの検証は別として、はっきりしているのは煙道・煙突の

掃除以後は時短になったこと。理屈からも頷ける、火と煙とくればいかに煙突の果たす

役目が大切かを改めて教えられた。


最短記録更新?、5日目で窯を籠める

2017年04月02日 17時25分55秒 | 活動報告

前回の担当は桑上、約4日間強これがここの所の最短だったが桑中の約3日間と19時

間が最短記録となった。朝7時に260℃と今日のうちに終了過程を迎えるのにちょうどい

い温度となった。9時には318℃になり外の煙突からは薄青い煙が多少、見える程度。

10時で320℃、11時に354℃で煙突内部が白くなりかけてきた。それから1時間後には

366℃に上昇、ここで消火作業に入る。通風孔の、煙突の閉鎖。

今時点では今シーズン最後の炭焼きとなる予定だが案外のこと、もう1窯の声がかかるか

もしれない。

ご当地、桑並の桜はこれからのこと。なれど、月並みの『花より団子』

明日は桑炭会の花見。

花のない冷える夜、熱燗が似合いそうな輪の中で話に花が咲きそう。

                 9時ころ、煙は殆ど見えない

                        閉鎖後