桑炭会 島根県伝統の炭焼き 

松江市八雲町で伝統的な八名窯を継承し炭焼き、販売をしています。
メインテーマは自然環境保全。

『内装工事と炭作業』

2015年02月28日 16時51分07秒 | 拠点づくり

窯出しと窯立てに並行して内装工事を行った。土間部分の壁にコンパネを張りつける作業とフロ

ーリングの続き作業。フローリングの板は半端物を頂いものだから製造メーカー、板の接合加工

に違いがあり形式が合致するものを探し出すか、接合部を再加工して使うか面倒なことの繰り返

し。板を張り付ける時間より材料の選択、加工により時間を要する。

壁、フローリングともに次回には終了の見込み。

普段より1日余計にかかった炭焼きの結果、量は多少少なかったが焼け具合には問題なく、いい

木炭が出来上がっていた。次の材料は調達されていたので新たに窯立てを行い4時頃、火入れ。

 

               土間の壁張り

                  建具、戸の右には4枚のサッシ戸

                 フローリング作業

            右奥、本日の上がり

 


『桑炭会、看板の板』

2015年02月27日 17時18分41秒 | 拠点づくり

施設の工事は週の半ばに臨時工事が行われ部屋のサッシ、戸などが取り付けられていた。

床板、壁、天井、土間舗装などが今か今かと待ちくたびれているようだ。明日は窯出し、

窯立てが予定されており一部の人は内装工事を並行することになると思う。

外観は一応の形が整ったので看板作りの段取りがされ材料を調達、荒削りのものに素人

が手を加え、遠くから見たら綺麗に見えるようにした。

看板への書き手も不自由しないタレント揃いの桑炭会、どんな看板が出来上がるか楽しみ。

 

          Before                                            after

 

                        Before                                               after


『アマチュア仕事』

2015年02月24日 16時53分13秒 | 日記

素人大工とプロの仕事の違いは歴然としている。

それが単純な釘打ちにしても仕上がりは見た目ではっきりと仕事ぶりが分かる。

過日は外壁の波トタンを張りつけた。1枚目の板を打ち付けた時にはプロと素人の差は

殆ど分からないが2枚目、3枚目と多くなるに従い段々とボロが出始め最終ラウンドに

行かない内に完全にKOされてしまう。

日曜大工のベテランにとっては山と谷を合わせて釘を打つだけのことなのに、何故あん

なに差が出るのか合点がいかない。

『餅は餅屋』この言葉で納得しなさいということなのか。


『内装工事、材料準備』

2015年02月21日 17時03分47秒 | 活動報告

大霜が降りた朝と必ずセットになっているのが綺麗な青空、このような心が晴々とするお天

道様の下での仕事は久しぶりのような気がする。それにしても霜は屋根や道草のみならず山

の日陰の木々にも着いて樹氷のようになっていた。

今日は拠点の内装工事と木出しに分かれて作業を行った。内装班は床の下地、フローリング、

扉の据え付けなどに取り掛かった。暫くはこの作業の延長が続く。

一方、木出し班はHさんが獅子奮迅の活躍で伐採、裁断して貰っていた樫を運ぶだけと随分

楽をさせてもらうことができた。

次回は月末に定例会を予定しているがその前に窯出し、窯立て作業になるかもしれない。

      写真では見づらいが写真左手は霜で真っ白

              床の下地張り

             フローリング張り


『炭焼きはアナログの世界』

2015年02月20日 17時52分09秒 | 活動報告

炭焼き中の温度は各作業工程の目安とすべく記録している。

後追いで絵にしたものを見ることで作業全体を振返ることもできるが、材料、外気温、窯の

使用周期などで色々な要素で大きく振られるからあるデータの示す形にしようとしても、そ

れに近い形に持って行くことも難しい。そういう意味では炭焼きはアナログの世界にありキ

ャリアを積むことは必要不可欠、いくつもある変化要因を知り対処方法を習得しなければい

い炭は焼けない。世の中はデジタル時代。

炭焼きもデータとの組み合わせで・・・・・うーん、やはり難しい