前回の窯から1か月以上経っての炭焼きなので窯の温度が下がっているのか2日目
の点火にはならず今日の夕方で70℃弱。明日には点火、木酢液採取開始となる見
込み。
炭小屋の煙は小雨交じりくらい朝にもよく似合う。
夕方の温度測定
前回の窯から1か月以上経っての炭焼きなので窯の温度が下がっているのか2日目
の点火にはならず今日の夕方で70℃弱。明日には点火、木酢液採取開始となる見
込み。
炭小屋の煙は小雨交じりくらい朝にもよく似合う。
夕方の温度測定
ようやく2窯目の始まり。
延べ2日がかりで調達してきた材料を炭木、枝木、敷木、焚木に分けて準備をする。炭
木は70㌢の長さに切断し7~8㌢くらいの径で割る、枝木は太さにもよるが30㌢くらいが
いい、長いと隙間が多くでき具合が悪い、短いと具合はいいが面倒、敷木は底に敷くの
でまっすぐなものを選別、割り木は雑木を30㌢弱。
材料が炭小屋に持ち込まれていれば天気に左右されることなく作業ができる。今回は朝
から始め4時頃に火入れを行う。明日から谷に煙が舞う。
先日の山には切断した材料、倒したままのカシがあり、それを使って今年中にもう1窯あ
げることになり炭焼きと並行して12月4日に山行きとなった。
今年は雪が多いと巷雀の囁き。もし雪に遭っても材料が炭小屋にあれば楽な炭焼きが
出来る。
窯立て作業(奥が窯の口)
焚き木の準備も万全
4時ころ
品数は少ないながらも初めての冬野菜が顔を出した。折角の店開きも時雨に遭い嫌な
気分にさせられたがお客さんの入りは思いのほか良い。本業は炭屋であるが店では副
業の割り木の買い上げが大きく嬉しいやら悲しいやら。
近年、薪ストーブを使用する方が増えそれにより割り木の需要にも変化があるように思う。
元来、割り木は竃(へっつい)つまり竈(かまど)で使用するのが主流だったからサイズは
1尺くらいだったものと思われる。
当店の割り木のサイズは炭木の半分で35㌢くらいだがストーブで使う場合はストーブに
もよるが大方の場合、約40㌢が丁度いい。炭の場合は今昔変わらずのサイズで不都合
はないが、何にしても時と共にニーズが変わり、物のサイズまで変わりゆく。
販売とともに炭木準備も行う。次回には窯立ての段となる。
(写真撮影を忘れたため画はなし)
22日、中途で終えた材料調達の続編。ここのところ一晴一雨(造語)のように目まぐるし
く天気が変わり晴れの連続はない。今日は天気に恵まれ夜露に濡れた枝葉も苦にら
ず選別、運び出しを行う。一方では炭木本体は重いのでキャリアーを持参し道路端ま
で運ぶ。山の斜面に横たわる木を裁断するチェーンソーの音が谷間に響き渡る。
エッサ、エッサと運び出し午前の作業で調達したものでほぼ1窯分はある。
最後にカシ・ナラの伐採をしたところで本日の作業は終了。持ち帰ったものと山に残っ
ているものを集めれば2窯分は確保できたのではないかと推量する。山仕事はあと1日
分の作業量はあり、窯立ての準備と暫くは忙しくなる。
木炭の在庫がないのに注文が来る、お尻を叩かれる想いで師走を迎えることになる。