コロナ狂騒曲に踊らされる日々、今ところの切り札とされるのは治療薬ではな
く感染防止、重症化リスクの低減に期待のかかるワクチン接種。3600万人の老
人から『公平性』を重視した接種、諸外国では感染学的検知から感染地域を
選択し郵便番号単位で摂取する。
どちらに納得性があるのか明白であるがこれがJAPAN。
接種は始まったが予約をとるのに大きな壁が立ちはだかる。ネットを使用でき
ない人はピッポッパと電話を掛ける、昔ならジーコ・ジーコとダイヤルを回す。
誰もが一斉に電話をするが受ける方は限られているし、必要な予約情報の授
受に時間がかかるから電話回線の僅かな空き時間にしか繋がらない。
ある人は夕方近くまでかけ続けたがつながらず、固定電話・スマホを掛け分け
てみたが結局ダメで諦めた。
ここでもデジタル・デバイドが生じる。ネットから予約してみた。受付8時30分を
少し過ぎた頃にトライ、1回目はつながらず空かさず2回目に挑戦するとあっさ
りと接続に成功。
予約したい八雲会場の空き状態をみるとガラガラ、初めのころはスタッフも慣
れていないだろうから最終日の最終時間に予約を取る。
妻は個人病院で予約することにしていた。
30分ほどしてから二人が同時に接種した方がいいだろうとやってみると簡単
に予約できた。この間にも、その後にも電話からの予約は全く実を結ばないの
に、この大きなギャップが存在することに情けなさすら感じる。
さて、5月30日、16時から八雲会場に出かけ接種を受ける。16時からの接種者
は24/25人くらい。整然と運営されており各ゾーンで密にならないようにされて
いた。接種後30分ほど様子を見て3週間後の同時刻に2回目の接種を告げら
れ無事に終わる。
因みに個人病院を選択した場合、聞いた情報によると『ワクチンの配布が少な
いので集団接種を進められた』『見通しが立たない。9月ころになるのでは』と
当てにならない情報しかない。県/市は集団接種を主体としているのかどうか
知らないが、まさか接種券を配ったら後は個人で努力せよではなかろうか。
接種難民はどこへ行けばいいのか・・・
ワクチンは筋肉注射で打つ時は少し深いところのように感じる。その夜は何と
もなかったが翌日になると接種したところが痛くなる。といっても動かしたり触
ったりしない限り何も感じない程度。妻は痛くも痒くもないとか。
若い人は2回目の接種時に副反応が出やすいらしい。
私たちはどうなる?・・・・
こんな心配より、早く1回目が円滑に進むことを祈るばかり。