昨日からの雨は思った以上に手強く今朝になっても外仕事が出来る状態ではなか
った。これからの気候を考えると晴天が続くような事は期待薄、雪がちらつく前には
屋根終いを済ませておきたいと願っている。屋根さえ出来てしまえば、会員夫々の
持つ細やかな希望をどのようにして組み込むのか論するのは、これまた楽しい事。
炭焼きをしているから床下に乾燥材として入れよう,囲炉裏を作って皆が寛げる空
間にしたら等々。
先日のこと。
定例会で盃を酌み交す姿を見て、ふとサムエル・ウルマンの詩を思い出した。
青春とは人生のある期間ではなく、
心の持ち方を云う。
薔薇の面差し、紅の唇、しなやかな手足ではなく、
たくましい意志、ゆたかな想像力、燃える情熱をさす。
青春とは人生の深い泉の清新さをいう。
青春とは臆病さを退ける勇気、
安きにつく気持を振り捨てる冒険心を意味する。
ときには20歳の青年よりも60歳の人に青春がある。
年を重ねただけで人は老いない
理想を失うとき初めて老いる。
歳月は皮膚にしわを増すが、熱情は失えば心はしぼむ。
苦悩・恐怖・失望により気力は地に這い精神は芥にある。
60歳であろうと16歳であろうと人の胸には、
驚異に惹かれる心、幼子のような未知への探求心、
人生への興味の歓喜がある。
君にも吾にも見えざる駅逓が心にある。
人から神から美・希望・喜び・勇気・力の
霊感をうける限り君は若い。
霊感が絶え、精神が皮肉の雪に覆われ
悲嘆の氷に閉ざされるとき、
20歳であろうと人は老いる。
頭を高く上げ希望の波をとらえる限り、
80歳であろうと人は青春にして已む。