桑炭会 島根県伝統の炭焼き 

松江市八雲町で伝統的な八名窯を継承し炭焼き、販売をしています。
メインテーマは自然環境保全。

路端の柏餅、ちまきの材料

2020年05月30日 20時02分27秒 | 活動報告

足腰の鍛錬のため自転車でうろついている。今日は用があって自宅から桑

中までの上り下りの道を走った。別所の峠道は距離は短いものの急こう配

で息が上がる前に足が重くなりフラフラ上り。必死の形相だったろう。

やっとこさで分水嶺というべきところを越えるとこぐことなく一気に桑並街道

に到着する。

帰りは逆に長いダラダラ登坂、昨今の自転車は変速が何段もあり体力に合

わせた手ごろな脚力で走ることが出来る。勿論、スイスイではないが。

晴天下、鮮やかな緑色の笹が目に付いた。若々しい。そういえば過日、

ちまき用の笹を探している人がいた。ちまき用にはもうちょっと大きめのもの

がいいかも。

更に坂を戻っていくとこんどは柏餅に使う当地ではかたらの葉があった。

これで、あとは井草があれば端午の節句セットが揃う。以降は井草を探す

道中になる。

昔はどこにでもあったのにいざ探すと中々見つからず帰宅となる。


色変わりのアマガエル

2020年05月29日 18時00分08秒 | 活動報告

用事があって炭小屋に出かけた際、ひょんなことから目に留まったのがクリ

ーム色っぽいしたアマガエル。本当にアマガエルかどうか自信はないが私

の見立てではアマガエルのようだ。写真撮影にも協力的でカメラを近づけ

ても身動きせず、30分くらい離れ戻ってきたら未だ同じ場所にいた。

このお方、環境によって多少の色替わり、また遺伝による色素変化で珍しい

色のものが紹介されることがある。これが珍しい部類なのかどうかは別として、

黒の色素が上手く作れないとクリーム色になると文献にある。

本来、環境に合わせ外敵から身を守るために色を合わせるもなのに、合わ

せられないと目立って危険がいっぱいとなる。

どうか、健やかに育っておくれ。


ただ只管(ひたすら)にアザミの花

2020年05月28日 18時22分45秒 | 活動報告

我が山の周り今年はアザミの花が目につく。

珍しいものではないが日当たりのいい所、日陰の違いなのか微妙に色合い

に差がある。無粋なブログ管理人でも花は心が和む。

     ミツバチが潜り込み蜜を吸う

      

 


その後の路傍の花

2020年05月25日 17時54分28秒 | 活動報告

毎々、お断り付きの下手な花写真、前回から1か月経った今、人間社会はコ

ロナ騒動で揺れているが路傍の花は時節に合わせ移ろっている。

    落下 やまぼうし?

   栽培している蜜柑の花

      栽培している山ワサビの花

      ピンぼけsorry  ホオヅキ

          


オンライン炭焼きの想像

2020年05月23日 08時47分37秒 | 活動報告

新型コロナは地球全体からみれば国家間の醜いエゴを、身近な日本社会は

先進国の中では先端の方にあると思っていたのに実は空虚で発展途上国並

みの所に位置していることを教えてくれた。

感染力を低下させるには人の移動を減らすこと、明々白々の論、ならば在宅

勤務すればいいと官は勝手なことを言うが、自宅の通信設備・パソコンなどは

個人のもので会社のものではない。

自粛を要請しながら十分な支援給付金を出そうとしない政府は更なる滅私奉

公を迫る。否、指示に近い。在宅勤務、オンライン化は10数年も前から提唱さ

れていたが気づけばアジアの中でも周回遅れとまではいかないもののトップラ

ンナーからは凋落していた。

無理もないUSBメモリーも知らない人がIT担当大臣になれる日本。それでい

何の異論・疑問を持たない国民にも問題はあろう。

コロナ禍で感染ルート追跡アプリやマスク購入アプリなどを開発し効果を上げ

いるIT活用の台湾や韓国の担当大臣、日本はFAXと電話のアナログだから

結果は雲泥の差。

少々辛口になったがここまでは落語で言えば枕の部分。

もしコロナが蔓延する中でも炭焼きが必要になった場合、ニュアンスは少し違

うかもしれないがオンライン化について想像してみた。昨今はTVのコメンテー

ターも密を避けるため『オンライン出演』をしている。

これはスマホアプリZOOMを使えば私たちでも簡単にすることが出来る。例え

誰かが炭窯に出かけZOOMで窯現場から状況を説明する、参加者はコタ

ツや火鉢にあたりながら現場の人と窯の風景を見ながら会話を進める

『温度は150度だから煙突の小枝を一本追加して』とか『通風孔を3/4に狭め

て』などと意見、指示を出す。煙の状態や温度などを知り皆で会話しながら炭

焼きを進めることができる。

不定期な出来事、連絡についてはLINEを使えば1対1でもグループでも可能

だか炭窯に全員が集まらなくても炭焼きをすることは出来る。しかし、これで

は生の人と人との会話が減り面白味が減ってしまうかもしれない。よく考えてみ

ると無駄と思われている会話や集まりは人が楽しむというエキスになっており実

は必要なもではなかろうか。

私たちの年代の者は新しいツールはあれば便利、活用できなくても困ることは

余りなさそうだが、これからの時代を生きる人には不可欠になっているのに学校

のオンライン教育すら霞の彼方にあり先行きが危惧される。

古い日本人は『顔を合わせて皆でやることが一番安心できる』というDNAを持

ているのかもしれない。回り落ちのようになってしまったが私たちは方法を

余地があるだけ幸せなのかもしれない。