桑炭会 島根県伝統の炭焼き 

松江市八雲町で伝統的な八名窯を継承し炭焼き、販売をしています。
メインテーマは自然環境保全。

『あちらこちらで稲刈り』

2014年08月31日 17時00分00秒 | 日記

いつもは盆には刈られているはずの稲は、2日前にやっと始まった。それが先兵隊にな

って次々と田が刈られていくのかと思っていたが、単発的な稲刈りに終わってしまった。

町内のいたる所で少しずつではあるが稲刈りが始まり本格的な農繁期を迎えそうになっ

てきた。新窯工事はこうした時期を外さざるを得ないので、メンバーの状況により再開

が決められる。工事再開後は新築工事に加え窯の調整のための炭焼きをしなければな

ないため、普段の倍以上の作業が待っている。

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『桑炭会の活力源』

2014年08月30日 12時04分13秒 | 活動報告

桑炭会は作業が一段落すると必らずのように慰労会が開かれる。大半は炭焼きシーズン

中で山に行き木を切り出し、炭小屋に持ち帰り大きなものは薪割機を使って炭木のサイ

ズにそろえる。ガソリンエンジンで油圧式の機械で、直径が30㌢を越す太さのもので

もバリバリと割ってしまう。そうして作った炭木を窯に入れ火を入れたら、全員が揃っ

てする仕事はここが一段落となる。窯に火を点けた以後の管理はグループを3班に分け

た各班が担当する。

ということで、この時点で慰労会が地区内にある秋桑すこやか会館の和室を借りて、料

理持ち込み、手酌酒。予算の都合でワンコインを徴収することもあり。

ワイワイ、がやがや・・・時には調子が出てカラオケで迷調子も🎶

炭焼きのシーズンオフには花見、夏には暑気払い、秋には恒例レクなど時季に応じて家

族参加の親睦会、飲み会があり、それがメンバーの活力源になっている。

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『木酢液の効能』

2014年08月28日 17時48分23秒 | 活動報告

 以前、販売用に作成していた木酢液のラベルを探し出したので、効能と合わせて紹介

る。桑炭会の商品は今のところ木炭と木酢液しかないが、木酢液は何かのイベントが

った時に販売する程度で木炭のように継続することはない。

ホームセンターなどで高いところは500㍉・㍑で4~500円するから、市場では思った

より高級品、だから除草剤のようにジャバジャバ使う事は現実的ではなさそうだ。商売

気の薄い桑炭会では2㍑で500円の値段で提供した事もある。今年の本格的なシーズ

前に製品価格の決定が為されるので、販売については別途。

用途、注意事項は目を細めてラベルで確認。

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『木酢液を使ってみて』

2014年08月27日 17時53分20秒 | 活動報告

投稿者の本人は木酢液の成分や効能など記載したものは沢山あるが詳しい事は何も知

ない。ただ、先人の教えや自分の体験から少しだけの事を語ることは出来る。

私が一番重宝しているのは除草剤としての効果、木酢液の原液をジョロに入れて雑草の

生い茂る所にお見舞いしてやる。陽射しのある暑い日は特に効果的で半日もあれば草

シンナリして、次の日にはご臨終になる。ここでも、薄識のため適切な説明にならない

が効果のない草もある、名前は不明・・・・

除草剤なる便利なものはあるが土への影響から言えば断然、木酢液がいいに決まって

ると思う。ただ、私たちのように大量に手に入る人でないと使えないのが難点。

また、木酢液を希釈して・・・これも薄識が邪魔してしまうが200~300倍に薄めて虫

の予防に使うことが出来る。虫が嫌う、忌避剤としてのものだからどれくらい嫌なのか

は虫に聞いてみないと分からない。以前、どれくらい薄めたら影響が出るかテストして

みたところ、キャベツに20倍に薄めたものをかけたら萎れてきたので、すぐ散水をし

て復活させたことがある。色々な事をしてみたが定量的なデータはなく、大体100倍く

らいが安全なところではないかと思う。

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『副産物、木酢液』

2014年08月26日 12時40分55秒 | 活動報告

木炭を作る過程で副産物として得られるのが木酢液。炭木に火が点き始める頃の煙突

口の温度が80℃くらいから良質の木酢液が出始める。それまでの過程でも木が蒸し

焼き状態になる水分が蒸発し始めるが、最初の頃は木のタール分が多く濃いものはコ

ールタールのようなドロリとしたもので使い道は木の防腐剤くらいに限定される。

窯の煙突から出る煙は煙突の上に吊られている四角の箱状のものを通り建屋外に続く

い煙突を通り外部に出る。その時、冷やされた煙の中の水分、つまり木酢液を集め

る仕掛けがされており、雨樋をつないでドラム缶に溜める。木酢液はポタリポタリではあ

るが1窯でドラム缶に半分くらいでてくる。

炭木に火が通り炭化が進むと煙が水分も減ってくる。煙突温度の具合を見て200℃くら

いになったら木酢液の採取を止める。

   

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