桑炭会 島根県伝統の炭焼き 

松江市八雲町で伝統的な八名窯を継承し炭焼き、販売をしています。
メインテーマは自然環境保全。

我が家の焼き肉

2015年07月26日 17時00分00秒 | 日記

炭焼きクラブの一員だから焼肉、バーベキューをするときは当然ながら木炭を使う。炭焼きを

するから木炭の特性を熟知していて・・・・・と思われがちであるが本当の所は無頓着だった。

ある本を読んで『木炭はすべてに火が回った後から使う。この頃から遠赤外線が活発に出る』

とあった。木炭に火がついて炎が上がりだすと温度は上昇する一方なので、この頃に野菜を

乗せると直ぐに焦げてしまう。肉を乗せると脂が落ちて着火、火に油を注ぐことになる。

ところが、素人集団は炭に火がついたとばかりに、ここで一斉に焼肉を始める。直ぐに火がま

わるから『早く食べて・・・』と忙しい焼肉になってしまう。

ゆったりと火を落ち着かせてから始めると、野菜も肉もゆっくりと頂けるし、焼肉が終わった後

に焼きおにぎりを作るのにも最適である。


暑い毎日

2015年07月24日 18時52分41秒 | 日記

TVでは毎日、真夏日だとか猛暑日故に熱中症にはくれぐれもご注意と喚起を促している。

熱中症は喉が渇いてなくても水分が不足しているから、特に高齢者は十分な水分補給が必

要とされている。桑炭会のメンバーの平均年齢は70数歳だが、山を分け入り木の伐採、

搬出など炭焼きの一連の作業でも凄い馬力、元気だ。

ここのところ作業がないので余り顔を合わせないが、『暑い』と言いながらも相変わらず

の馬力で頑張っていると思う。

久しぶりに炭焼きの拠点の前を通ったら、車の動きが少ない駐車場は草が蔓延りだして

いた。暑さにも負けず、草にも負けず・・・頑張りましょう。

                 緑の駐車場

             稲は穂が出てきた


炭出しとシイタケ原木の本伏せ

2015年07月05日 18時18分54秒 | 活動報告

過日、焼いた炭は窯から取り出していなかったので昨日、窯から出して

袋詰め作業を行った。先月の4日以来の作業。

今回は窯の補修後、初めての炭焼きだったので、その効果はどのような

ものか関心を持たれていた。樫炭10kgが30袋、枝炭が25kgで合計325kg

と近年にない量の木炭が出来上がった。窯の補修は内壁に新たな泥を塗り

外気と通じていると思われる部分を遮断したもので、結果はどうやら成功

だったようだ。

この日は春先に植菌したシイタケの原木を本伏せにするため、置き場の

草刈りをしてから原木を移動させる作業も行った。

          拠点の前にシイタケ置き場を作る

             本伏せしたシイタケ原木