松の内が明け、いよいよ炭作業も本格的な雰囲気になってきた。先日来の雪は日陰
となる谷間は轍が残り,南向きの道は溶け去っており車を走らせる時は、思わぬスリッ
プを招きかねない。よく冷え残った雪は凍りガリガリとなっていた。炭小屋の駐車場に
行くと野兎が遊びに来た痕跡を残している。初顔合わせの人も含め軽く年頭の挨拶を
して会館に寄贈した門松の撤去、炭出し作業にかかる。
いつもの通り淡々と作業を進める。総重量約300Kgとまずまずの成果。作業は11時頃
に終わり今宵の新年会の案内でお開きとなった。次の炭材を調達する必要があり天気
を見ながらのことになる。
チェーンソーの調整も初仕事のうち
各地域で行われるとんど行事も終わり完全に正月モードから切り替わった。暖冬傾
向は相変わらずだが週末にかけて強い寒気が入り大雪と予報している。桑炭会の仕
事始めは天候の良しあしに関わらず18日となった。12月に焼き上げた炭出し、あわよ
くば木出しとなるのだがこれは天気次第。
シーズン始まりから結構一生懸命に炭焼きをしているのに直に売れてしまい在庫は僅
か1袋となってしまった。炭出し、即売は嬉しいが在庫のない状態は寂しい限り。
果てしない炭焼きの技術に追いつくことは難しいが少しでも腕があがるよう精進し、張り
切っていい炭を焼けるよう頑張ろう