桑炭会 島根県伝統の炭焼き 

松江市八雲町で伝統的な八名窯を継承し炭焼き、販売をしています。
メインテーマは自然環境保全。

門松立て

2016年12月29日 12時32分53秒 | 活動報告

恒例になったすこやか会館に門松を寄贈する、桑炭会の最終行事が今日行われ

た。暖冬気味に鈍った身体に活を入れるような寒さの中、各自が準備した材料を

持ち寄り、足らずは即調達に走る。門松の桶の中に入れる真砂土の調達は近くの

土取り場に行き、男松がなければ『どこどこの山裾にある』と動きは早い。手慣れた

作業であっという間に完成する。冷えた身体は会長準備の熱いお茶が労う。

お茶を飲みながら『今年の最高エピソードは例の樫の一件』と出れば、それにつら

れて花が咲く。来年こそはもっといい炭ができますよう、と願うのは・・・先輩の想い

であり私のような見習いの想いに違いはない。

 

   『今年も一年間ご苦労様でした。いいお年をお迎えください』



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12月24日、新聞折り込みのチラシ

2016年12月21日 17時59分34秒 | 活動報告

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夕方の窯籠め、6日目

2016年12月21日 17時30分37秒 | 活動報告

ガスで霞み遠くの山々はその形さえ判別つかないかと思えば反対側は陽が当たる

妙な光景。見た目には冷え冷えとしたようだが案外に寒さを感じることのない6日目

の朝。8時の時点で284℃になっており今日の決着を確信させる。その後、何度か

様子を見に出かけるが最後の窯籠め作業まで誰にも会わなかった。どなたかが先

に温度を測定、記入され、その後に出かけることになった。

この段階になると温度調節は煙突の上にある置木を外していき温度を上げること

になる。17時、362℃になったのを籠めのタイミングと判断、当然のことながら煙突内

部は白くなり煙突から煙は見えない。通風孔を閉鎖すると窯内部のガスが燃焼する

ため煙突から薄い煙が出てくる。その野地に煙突を外し閉鎖して今日の作業を終

了。

焚口、通風孔は泥で閉鎖してあるが少しでも穴が開いていると窯が息継ぎをして中

の炭の火が消えないこともあるので明日、目塗り作業をして全工程の終了となる。

                 9時過ぎ

                  13時

                  15時

                  16時

                 通風孔の閉鎖

                煙突の閉鎖

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枝炭、割り木が完売

2016年12月20日 17時36分29秒 | 活動報告

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5日目の様子

2016年12月20日 17時24分50秒 | 活動報告

今年に入ってから窯の様子が変わってきた。昨年までは数えで5日かかって1窯完了

となっていたのに前回は6日、前々回は旅行を挟んだので7日かかっている。何がどう

なったのかさっぱり分からないが1日長くなった。仕上がった炭に異常はないし量も減

っていないから窯に異常がありそうでもない。3班に分かれて担当しているから焼き加

減の違いでもなさそう。

今日は温度がグングン上がる。8時、145℃から17時、204℃となり明日が決戦の籠めに

なる予定。

             17時ころは煙が下に流れる

          木酢液が少なくなり煙臭も薄い

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