恒例になったすこやか会館に門松を寄贈する、桑炭会の最終行事が今日行われ
た。暖冬気味に鈍った身体に活を入れるような寒さの中、各自が準備した材料を
持ち寄り、足らずは即調達に走る。門松の桶の中に入れる真砂土の調達は近くの
土取り場に行き、男松がなければ『どこどこの山裾にある』と動きは早い。手慣れた
作業であっという間に完成する。冷えた身体は会長準備の熱いお茶が労う。
お茶を飲みながら『今年の最高エピソードは例の樫の一件』と出れば、それにつら
れて花が咲く。来年こそはもっといい炭ができますよう、と願うのは・・・先輩の想い
であり私のような見習いの想いに違いはない。
『今年も一年間ご苦労様でした。いいお年をお迎えください』