宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

中秋の名月

2018-09-24 20:21:25 | 日記
今晩は中秋の名月。
夜ウオーキングの時に皓皓たる名月が見られました。
周りには雲もあり、途中で雲隠れ。しかし帰り途ではまたまん丸い名月を見ることが出来ました。
ウォーキングから帰ると主人が「名月見えた?」と聞き、「見たい」というので寝間着姿の主人とまた外へ。丁度 皓皓たる名月が出ていました。
カメラで写そうかと言っている間に、もう雲に覆われてしまいました。
主人も名月が見られてよかったです。

ところで、茶道の侘び感として村田珠光は”月も雲間のなきはいやに候”と言って隠れた中に慎ましやかに美をひそめている。完全な美より不完全な美に侘びの真義を見出すとしました。

また兼好法師の《徒然草》では”花は盛に月はくまなきを見るものかは、望月のくまなきを、千里の外までながめたるよりも、うちしぐれたる村雲がくれのほど、またなくあわれなり”と書かれています。

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