宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

井の頭公園へ

2022-04-30 18:26:00 | 日記

久しぶりの快晴です。
午前中はいろいろと家事に励みましたが、こんなに良い天気を無駄には出来ないと出かけました。

井の頭線に乗って井の頭公園駅下車し そこから散策しました。

改札口を出るともうすぐそこが入り口です。天気も良いし連休なので沢山の人が散策していました。
お池にはボートや足漕ぎ船が20台以上近く浮いています。
家族連れや、グループ、カップル、私のように一人で歩いている人等、とにかくすごい人出です。マスクは皆していますが、コロナなど忘れた感があります。
大道芸人の方も出ていて、銅像になり切ってずっと立っている人や、唐傘の上で升や茶碗を回している人もいます。似顔絵を描く人や、自作の小物を売ったり、子供が喜びそうなものを売っている人もいます。

途中橋を渡って、引き返しました。豊かな樹木に囲まれて木漏れ日の中、爽やかな散策を楽しみました。気分も上々です!
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豪徳寺の牡丹

2022-04-24 14:58:47 | 日記

午後から雨ということでしたので早目に家を出て豪徳寺に行きました。
そろそろ牡丹が咲いている頃なので。
見事に咲いていました!

”立てば芍薬、坐れば牡丹、歩く姿は百合の花”

薄紙のような花びらが幾重にも、そして中心は黄色いめしべがぎっしりと 色は濃い紅色や薄紅色、白…黄色もありました。
本当に美しい!どうしてこのような美しい花がこの世にあるのかと思われるほど素晴らしいです。見入ってしまいました。
正にお花の女王!

境内のはずれには藤棚もあり藤も咲いていました。
境内は早朝なので人も少なく新緑に満ちて、とても気持ちの良い散策が出来ました。
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花月で炉の最後の稽古を

2022-04-23 16:41:11 | 茶道
今月で炉の季は終わりです。
そこで花月を3種類稽古しました。
まず結び帛紗花月、そして投げ込み花月と無言花月です。
投げ込み花月は替え札を取らずにします。花や月が続けて2回当たることもあります。
投げ込み花月は「月」「花」と声を出さずに無言でします。
4客の方はお薄が点てられるごとに折据をお点前さんのところに運ばねばなりません。お点前さんも札を取るので。





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大宗匠の献茶式

2022-04-20 16:57:20 | 茶道
スマホのYahooニュースを見ましたら、大宗匠が西宮神社でご献茶をされたとのことです。
4月19日になんと99歳になられました。おめでたいこととお喜び申し上げます。
ABCニュースの動画も見ましたが、立礼でお濃茶とお薄をご献茶されました。
茶筅を振るわれる手もしっかりされていらっしゃいます。
点てられた天目茶碗を神前にお運びされる足取りもしっかりされていらっしゃいます。

コロナ過前にはお誕生日には必ずこの神社でご献茶をされていらしたとのことです。今年は2年ぶりにされました。

99歳には思われないようなしっかりしたお姿を拝見し、感激しました。
毎月淡交タイムスにお書きになる随筆もとてもためになり楽しみに拝読しています。

お元気なお姿を拝見して何か力強く、元気を与えられたよう感じました。
これからも私たち門下を導いていただき、お元気に過ごされますよう心からお祈りいたします。
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空也上人と六波羅蜜寺展 @東博

2022-04-12 15:58:35 | 美術
半世紀ぶりに東京で公開された「空也上人像」を見てきました。
久しぶりの上野でしたが、上野駅公園口がすっかり変わり、また東博を見通す道も噴水の場所が少なくなって、ただっ広い空間になってしまったのには驚きました。
途中黄桜が数本たわわに八重の花をつけていたので写真に撮りました↓。

空也上人は平安時代、京都で疫病が流行った時、市中を「南無阿弥陀仏」と念仏しながら歩かれた方です。その念仏「南無阿弥陀仏」がお口から六体の仏様の形として立体的に出ています。鉦を打ちながら、鹿の杖を持ち、鹿皮の衣を着て市中を歩かれたそうです。草履を履いた足の指もくいこむようリアルに彫られています。造ったのは運慶の息子の康勝(けいしょう)です。
大変素晴らしい作品で一度見たら絶対に忘れられない作品です。 像の周りを何周も回ってじっくり鑑賞しました。

疫病が収まるよう西光寺が建てられ、それがのちに六波羅蜜寺と改称され、そこに伝わった像です。
このお寺に伝わる平安 鎌倉時代の貴重な彫刻も展示されてます。
定朝作「地蔵菩薩立像」・・・・定朝は寄木造りの祖と言われる方で宇治平等院の「阿弥陀如来像」も造りました。
               お顔が小さく、なで方でスッと細身の菩薩様です。
運慶の「地蔵菩薩坐像」・・・・きりっとした人間的なお顔で、身近に感じます。

今回の展覧会は東博本館の特別室で行われ、出品像も少ないですがどれも貴重なものばかりでじっくり丁寧に拝見することが出来ました。

本館2階の国宝室では、菱川師宣の「見返り美人」が見られました。切手の図案で有名ですが本物が見られてラッキーでした。

追伸;今日4/19の朝日新聞夕刊にこの絵のことが載っていました。この絵は国宝どころか重文でもないそうです。
国宝室にあったのでてっきり国宝と思っていました。記事によると「未来の国宝作品」をしばらくの間国宝室に展示するのだそうです。
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