宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

色紙点

2020-09-23 16:20:12 | 茶道


今日の稽古で「色紙点」をしました。
御所籠にお道具をすべて入れておきます。茶碗・棗・茶杓はもちろん仕覆に入っていますが、振り出しも網の仕覆が、また茶巾も木箱に入っていて仕覆に入れられています。
お茶碗は2個重ねて二服点。そしてこのお点前の特徴は小帛紗を4枚使います。
写真↑のよう色紙が散っているように配置していてとても雅な感じ。

13代円能斎の好まれた御所籠を使って14代淡々斎が考案されたお点前です。
雪月花の茶箱点前を習得していれば出来るお点前です。
茶箱点前はどれもお客様にとっても 拝見するのが楽しいお点前です。

その後「茶箱付き花月」をしました。久しぶりの花月でしたが楽しく出来ました。
私も花が当たり点前をしました。
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敬老の日

2020-09-22 07:16:24 | 日記

昨日21日が敬老の日でした。誕生日も兼ねて隣の息子の家に呼ばれました。また”おめかし“して出かけました。

お嫁さんは部屋中いろいろ”Happy Birthday”の飾りつけをして迎えてくれました。行事を盛り上げるのが得意な明るいお嫁さん!! 嬉しいです。
孫のピアノ演奏に合わせて♬Happy Birthday to you ♬を歌ってくれケーキ頂きました。

なかなかゆっくり皆と話せなかったので孫といろいろ話しました。漢字が苦手だったという下の孫もきれいな字でしっかり書いて賞状をもらえるように。また上の孫の書にはびっくり!行書で私より上手く書いていました。
下の孫のピアノ演奏もあり、孫たちのすごい成長ぶりに驚くやら嬉しいやらでした。10代の頃って成長がすごいです。
上の孫には背の高さも抜かれ、段々いろいろなこと抜かれていくのですね。

娘や息子それぞれにこんなに良くしてもらって、こんなに幸せで良いのかしら?と・・・・
私もせいぜい日々感謝をもって誠実に生きなければと主人の遺影に誓いました。
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私製 茶箱

2020-09-21 09:54:38 | 茶道


9月は一年ぶりの茶箱稽古です。雪月花それぞれのお点前、本当にコンパクトに茶道具を詰めてよく考えられた点前と思います。
11世玄々斎が考案されたとのことですが、素晴らしいアイディアをお持ちの方だったと、今この稽古を楽しめることに感謝です。

お薄一服のお点前ですが仕覆扱いがあるため 平手前のお薄よりやや時間がかかります。拝見まですると相当です。
しかし雪月花それぞれ茶箱の扱い、道具の並べ方など変化に富んでいるのでお客様としては楽しいものと思います。

だいぶ前、書の稽古で今は亡き先生が、「木製の空き箱があったらそこに字や絵をかいてみましょう」と言われました。
メロンを頂いたときの箱がありましたので私は茶箱を作ることにしました。
先生は水墨画もされるのでいろいろお手本を書いて下さり、私は葛の葉にしました。
半紙で下書きをしてから描きました。茶箱にすると申しましたら、先生も張り切って手伝ってくださり、側面にも図が繋がるようにして下さり先生のおかげで素敵に仕上がりました。7割ほど先生に手伝っていただいたので、せめて蓋裏ぐらいに自分で何か認めなければと思い虚子の俳句を書きました。

卯の花や和敬点に時々使っています。
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孫の手料理

2020-09-20 07:40:08 | 日記


シルバーウィークだそうです。この間に私の誕生日もあるので娘の家に呼ばれました。
ワンピースを着てちょっと”おめかし”をして出かけました。

孫の手作りの昼食!です。台所で母親と共に料理をする孫の姿は素敵なシーンです。
食物についての学科を勉強している大学3年生の孫です。料理に目覚めたようで昼食はハンバーグ・ポテトサラダ、カルパッチョ、それにリゾットです。それを適量お皿に盛って出してくれました。ハンバーグ・ポテトサラダと言っても味つけが今風。カルパッチョは大皿にきれいに並べられていました。そして絶品だったのがリゾット!

今までに作った料理の写真をスマホに入れてありそれも見せてくれました。いろいろな食材を使って一食一食の献立がバランスよく彩りもきれい。
野菜の切り方も細かく丁寧な仕上がりです。黄色のゴーヤ・白ナスなども使っています。雷こんにゃくというのは裏表細かく細かく切れ込みを入れてダシで煮しめるのだそうです。ぶり大根もありました。

そして娘が作ったチーズケーキを頂きました。紅茶の淹れ方がとびきり上手な孫の入れた紅茶は美味しかったです。
娘と孫と私で大いにしゃべり幸せな時を過ごしました。
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美術書の感謝離

2020-09-17 09:18:26 | 日記



亡き主人は美術展鑑賞が趣味でした。内外相当数の美術館に行きました。チラシは高さ全部で30cmにもなります。
研究心旺盛でしたのでほとんどの展覧会でカタログを買いました。そのカタログが高さ180cmの本箱4つにぎっしり入っていました。1000冊以上あります。
美術カタログは上質の紙で作られていることが多いので1冊が重いです。

それを少しづつ断捨離ならぬ感謝離しています。
大体私と一緒に行った展覧会なので、私も一冊ずつぱらぱらとめくって、「そうそうこの絵 素晴らしかった」など思い出しながら、処分するかしないかを判断しています。処分するものを5,6冊づつ束ねて資源ごみの日に4束ほど出します。
個人に注目した、例えばルノアール展・ゴッホ展・北斎展などのカタログはキープします。海外に行った時のカタログは捨てがたいです。

この作業をしていて気づくのは如何に主人が研究熱心であったかです。
学者的であったのでとことん読んで長ーいブログを書いていたりしていました。カタログにはポストイットが挟まっていたり、赤鉛筆で線を引いたりしています。
私は展覧会に行く度にカタログを買う主人に「本の重みで家がつぶれるから・・・」と難色を示していましたが、主人はこれで一生懸命楽しんでいたのだったと思うと心から「よかったな」と思います。
ですから主人に幸せ感を与えてくれた本たちに感謝!!!そして「ゴメンナサイ」。
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