宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

「部屋のみる夢」展 @ポーラ美術館

2023-03-22 18:09:08 | 美術


ボナールから現代の作家までの室内画の企画展。

家から3時間半近くかかって箱根のこの美術館にたどり着きました。JRと箱根登山鉄道やバスと乗り換えを何回かして無事着きました。
山を削って建てられたような地下2階の建物で、あたりには何にもない本当に山の中腹にポツンとある立派な美術館です。

まず驚くのは展示してある絵画すべて写真を撮ってよいのです。シャカシャカ取っている方が何人かいらしたので、私も一応係に方に聞きましたら「良いのですよ」との返事。

マチス、モリゾー、ボナール、ヴイヤール、ハマスホイの室内画に続き、現代日本の作家の佐藤翠、森山友一朗の室内画が展示されていました。室内画はその家に入らせてもらった感じです。
家でリラックスしてたり、考え事をしていたリ、ピアノを弾いていたリ、本を窓辺で読んでいたリ、子供とバルコニーから外を眺めていたリ、音楽を奏でていたリ・・・どれも本当に日常の一コマで楽しい絵です。

高田安規子・政子の双子の方のインスタレーションというのでしょうか? 
「OPEN & CLOSE」は鍵を小さいのから順々に大きな鍵をならべてる・・・CLOSE
そして小さないろいろの窓を壁いっぱいに作って窓が開けられるようになっているものもあり・・・OPEN  面白い発想と思いました。

草間彌生の華やかなドットのベッドもありました。
この美術館所蔵の印象派などのコレクションも幅広く素晴らしい絵画が多く、私好みの展覧会でした。




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お花見

2023-03-20 17:38:34 | 日記


まだ3,4分咲きのようですが、天気が良いうちにと娘と目黒川沿いの桜お花見をしてきました。

池尻側から歩き始めましたがここの桜は1分咲き、まったく花が見られない木もあります。「やはりお花見には早すぎたわね」と話しながらそれでも雲一つない快晴で散歩するのも快適です。

山手通りに近づくにつれ4,5分咲きの木が増えてきました。山手通りを過ぎ中目黒方面に進むにつれ花見客も増えて、5分咲きしている木がどんどん増えてきます。来た甲斐がありました。
川沿い三階建てのスタバには長蛇の行列が。三階からみる桜はさぞ見事でしょう。
ちょっと足が疲れたので中目黒の少し手前で引き返しました。 幹の途中からかわいく芽を出し花を咲かせているものも・・・・サクラ独特でしょう、生命力があふれている感じがしました。

バスで三茶に戻り、一度は行ってみたかったホットケーキやさんに入り、ふわふわのホットケーキを頂き、コメダでお茶しました。
3月生まれの娘と一緒にお花見が出来て よい時間を過ごしました。
スマホの歩数を見ると7913歩でした。
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失ったものを数えず…

2023-03-16 09:59:37 | 日記
今日のNHKラジオ深夜便午前4時からの番組で、建築家の吉田紗栄子氏のお話に感じ入るところがありました。
それはパラリンピックの提唱者のルードヴィッヒ・グッドマン博士の言葉です。

”失ったものを数えないで、残っているものを最大限に生かせ”

これは障碍者に向けた言葉ですが、最近老化が目立ってきた私にも響く言葉です。
歳をとると耳も遠くなり、歯も抜け、頭髪も減り、黒髪も白髪に、体力も衰え、容色も衰え、記憶力も悪くなり、勘違い等・・失うものが多いです。このようなことで私も参っていました。
自然の摂理ですからこういうことは仕方ありません。悪あがきしてもどうしようもありません。

残っているものを考えると、まだしっかり歩ける、家事も出来る、庭仕事も出来る、出かける意欲も大である、読書も好き、書道も好き、筆まめである、PCやブログも出来る、茶道もお教えできる・・・・

まだまだ残っていること沢山ありました。失ったものはスパッと気にしないことにします!
コメント (2)
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佐伯祐三展 @東京ステーションギャラリー

2023-03-12 14:09:46 | 美術

1月から4月初めまで開催されているというのに今日はすごく行列が出来ていました。
入場券を持っていましたがその列も長かったです。
”自画像としての風景画”という副題がついています。

自画像が10枚ほど展示されてますが「立てる自画像」は戸外でパレットを持って佇んでいますが何故か顔の部分が青い風?でかすんでます。

東京に移り住んでからは下落合の風景何枚か書いています。中でもテニスをしている風景は印象深かったです。
静物画もありました。

パリに行ってからはヴラマンクに影響されたか初期のパリ風景画は暗い色調です。
しかし、彼独自の視点を描くようになります。
パリの町角の建物の外壁に貼られたポスターや、看板を描き、そこに埋め尽くすように文字が並びます。そして人物を線のように一人入れ込みます。
重厚な石壁の表現も見事。

結核にかかり外に出掛けられなくなった佐伯は、毎日訪れる郵便配達人の顔が気に入って何枚か描いています。上のチラシに絵です。これが絶筆に近い作品です。
30歳という若さで亡くなりました。
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予習

2023-03-07 11:05:16 | 茶道
稽古日の前に必ずではありませんが予習をします。
今週は長板総荘と長板一つ置きの稽古をすることになっています。

久しぶりなので予習をしました。
濃茶と薄茶ではお釜の蓋の開け方に違いがありますし、火箸の扱いもあるので教則本で確認して予習をしました。
長板一つ置きもついでに稽古をしようとそのお点前も確認。

何十年も茶道をお教えしていますが、予習は大事。先日は思い込みで間違ってお教えしてしまったことで大反省。
予習は大事!!

ある生徒さんからお軸の巻き方も教えてもらいたいとのことでそれも今回稽古しようと・・・


予習すること、勉強することがあり幸せ感じます。勉強は楽しい!!
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