宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

稽古後の自服

2022-06-04 15:26:18 | 茶道

今日の稽古は四ケ伝で、台天目・盆点・和巾の稽古をそれぞれの方がなさいました。あと包帛紗の稽古もしました。
皆様、腕が上がってきたのでお昼過ぎには終わりました。

お釜のお煮えも良かったので私は着物のままでちょっとお点前をしたくなりました。
お菓子も余っているのでまずお菓子から頂き、お薄の準備を。スマホをセットして自撮りの準備もしました。

お道具を運び込むところから始め、お薄を点てました。実際にしてみるとたとえお薄のお点前でも学ぶところがあります。自服して拝見は省略してすべて水屋に返すところまでしました。

後で写真を見ると背中が丸くなっていることを反省。
血管が浮き立った手はしょうがないと思いつつ、背中は頑張れば少しは良くなりそうなので次の反省材料にしました。

亡き主人にもお菓子とお薄を供えました。
久しぶりに独服を楽しみました。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「古筆の美」展 @出光美術館

2022-06-03 09:59:58 | 美術


国宝手鑑「見努世の友」(みぬよのとも)を見に行ってきました。
手鑑というのは昔の有名人たちが書かれた古筆の一部を切り取ってそれを張り付けた冊子の事です。

「見努世の友」の外、手鑑三冊が展示されていました。
天皇の書かれたものや歌人や能筆家、僧侶…などの古筆が貼られています。
ガラス越しですから細かくは見えませんでしたが、仮名は美しいです!
10cm四方の紙に針金のような細い仮名でびっしり書かれたものや、濃い薄いを際立たせた仮名、内容も古今和歌集の和歌や万葉集の和歌、経文もあります。
美しい仮名は読めませんが立派なアートです。絵画を見るように鑑賞します。
昔の人は目がとても良かったのだと、細かく書かれた仮名を見て思いました。

あと古筆を軸にしたものが沢山展示されていました。西行や小野道風、紀貫のものが鑑賞できました。

出光所蔵の茶道具もいろいろ展示されていました。
茶入や茶碗など小ぶりのものが多く、利休と少庵の茶杓は飴色で華奢なものでした。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする