宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

清澄庭園散策

2020-10-26 17:59:07 | 日記

ようやく安定的な秋空がやってきました。気温も20度くらいで快適な気候です。


そこで午後に江東区の「清澄庭園」に行ってきました。都の指定名勝になっています。
岩崎弥太郎以下岩崎3代が造園した素晴らしい庭園です。
広いお池があり、ぐるりと廻れます。各地から集めた名石が各所にあり、青みがかったのや、赤っぽいのや、礫岩のようなものなどが池にかかる橋に使われていたりします。お池には亀が何匹も、石の上に仲良く日向ぼっこしているのや、泳いでいるもの等とにかく何十匹も住んでいます。

またお池のふちには低木の松が植えられこれも珍しい景色。

芭蕉の有名な句碑もあります。”古池や 蛙飛び込む水の音”

ベンチが所々にあって、また、園内とてもきれいに手入れされていて、長閑に快適に散策を楽しみました。

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風炉最後の稽古

2020-10-21 15:32:38 | 茶道

10月は中置の稽古をしていました。我が家には大板がないので今日は長板で中置をしました。
これはあまり見かけない形ですが、長板でもできるのではないかというお点前。
柄杓の位置が風炉正面一文字に置くこと(↑)あと柄杓を飾り残す形が濃茶と薄茶では違ってユニークということです。
中置の稽古の後、長板二つ置の稽古もしました。
この時は蓋置を長板上角おいて柄杓を斜めに引きます。水指の蓋は三手で、最後は湯返しがあります。柄杓の飾り残しはありません。
長板では皆具を使ってすることが多いですが、今回のように皆具でない設えでもちょっとあらたまったお点前になります。
お菓子は時期のハロウィンです。銘は "jack-o'-lantern" 製は川上屋


日本でもだいぶ前からハロウィンを祝い始め、10月31日には渋谷など繁華街を仮装して若者が大騒ぎして歩く姿が見られます。
いわれをネットで見てみると以下のように書いてありました。

ケルト人の1年の終わりは10月31日で、この夜は秋の終わりを意味し、冬の始まりでもあり、死者の霊が家族を訪ねてくると信じられていた[要出典]。時期を同じくして出てくる有害な精霊や魔女から身を守るために仮面を被り、魔除けの焚き火を焚いていた[要出典]。これに因み、31日の夜、カボチャ(アメリカ大陸の発見以前はカブが用いられた。スコットランドではカブの一種ルタバガを用いる[2]。)をくりぬいた中に蝋燭を立てて「ジャック・オー・ランタン (Jack-o'-lantern)」を作り、魔女やお化けに仮装した子供たちが近くの家を1軒ずつ訪ねては「トリック・オア・トリート(Trick or treat. 「お菓子をくれないと悪戯するよ」と言って廻る (Wikipediaより)


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電気使用量

2020-10-16 10:19:42 | 日記
電気使用量の知らせが昨日来ました。
10月分請求額として何と9081円使用料353kwhと書いてあります。先月9月分は4920円で170kwhでした。
なんで倍近くも使用したのかしら?9月は雨が多く肌寒い日があり、エアコン(暖房)を数時間だけ使ったことは使ったけれども。
電灯はいらないときはすぐ消しているし、PCもTVも毎月同じくらいの使用時間。なぜ?
昨夜は明日電話で確かめてみなくてはと思い休みました。

今朝になって今までの10月分の使用量を見てみました。(ずっと表にしているのです)9月分よりどれも多いです。
再び使用量のお知らせをよく見てみました。
検針日9月2日 ご使用期間8月2日ー9月1日……と書いてあります。
なんだ、猛暑の8月分が10月に請求されるということ分かりました。納得です。
早まって電話で問い合わせしないでよかったです。
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お家元の声

2020-10-10 17:52:07 | 茶道
「各服点」のビデオをお家元が公開されています。

今日稽古で、「各服点のビデオご覧になりましたか?」と生徒さんにたづねました。
ビデオを見た方は「お家元の声を初めて聴きました。「淡交タイムス」などお書きになられた文は読んでいますが、肉声はビデオで初めて聞きました」と言われました。
私はずいぶん前にNHK2chで”気楽に茶道を””という番組に出られた時、初めてお声をTVを通じてですが聞きました。その後も趣味の時間などでTV出演されたことがありました。
お家元の肉声を聞く機会はそうあるものではありません。若い生徒さんはあのビデオで初めて聞いたと言われ、そういうものだと改めて納得しました。その意味でもビデオ公開はよかったと思います。

コロナ禍になり濃茶稽古は「一客一亭」ですることになりました。
濃茶付花月等はどうしたものかと…。
当代お家元に新しいやり方を考案していただきたいものです。

先日,敬史様の若宗匠格式披露行事が執り行われたというニュースがTVでがでたそうです。
生徒さんのお一人が見られたそうです。
そういえば淡交タイムス10月号に巻頭言でお家元がそのことを書かれていました。
若宗匠と言えば将来17代宗匠になられるということです。
おめでとうございます!!
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各服点

2020-10-07 15:55:00 | 茶道

corona禍で濃茶の飲みまわしは良くないということで「各服点」をするように家元から提案されています。
この「各服点」は今から100年も前に13代円能斎が考案されたものです。ちょうどその頃1920年ごろは外国との交流もあつたので考案されたのだと思います。

裏千家のHPで「各服点」の流れがビデオで見られるようになっており、予習しておき、中置の設えでしたが今日の稽古でやってみることにしました。
正客分のお濃茶は今まで通りに点てて、「お服加減いかがですか?」と伺ったところで水屋に戻り、次客以下のお茶碗の載ったお盆を持ち込み点てるのです。

実際にしてみて思ったことは、お点前さんは手早く練り返しなしで人数分お濃茶を練るのが大変ということと、水屋で次客以下のお茶碗を温めて抹茶をいれるタイミングが結構神経を使うということです。
一人分の濃茶を練り返しをして(湯を2度に分けていれる)で練ることには慣れていますが、半杓分のお湯で練り返しなしでそのまま練って仕上げるのは、しかも3碗4碗分を手早く練るのはちょっと大変です。
半杓分のお湯ですから抹茶の量も考えなければなりません。緩めのお濃茶が無難です。

試行錯誤でしましたがうまく出来、美味しいお濃茶を頂くことが出来ました。
やはりビデオを見ているだけではだめです。実際にやってみてよかったです。
当分この形が続くのでしょうか?

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