宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

朗読の追記

2020-04-29 07:47:36 | 日記

昨日「画家の妻たち」を朗読し終えた時、何気なく裏表紙を見たら ”5-4-93 To Tsun " と主人の字で書かれていました。
主人は美術のカタログに買った日付など裏に書くのが癖でした。読本にはあまり書きません。
Tsunと言うのは私のあだ名・・どういう気持ちでこれを書いたのか??
何か ガーンと雷に打たれたような感情が走りました。黙って書いていたのです。
この本を読んだらと勧められたこともありません。
私が今日これを見つけなければ 永遠にわからなかったことでしょう。
主人がこれを書いたときの気持ち…この文字に出会えたことに嬉しく、有難く、懐かしく、胸の奥が熱くなりました。
この本は19人の画家の妻について書かれています。まだ4人目しか読んでいませんが、19人の妻をすべて読むと
もしかしたら主人の気持ちがわかるかもしれません。
ゆっくり朗読していきます。
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朗読

2020-04-27 07:24:05 | 日記

過去のことを言っては何ですが、コロナインフル蔓延の前は週2回茶道の稽古で、メリハリのある日々を送っていました。
稽古前日は掃除して道具をそろえお菓子を買いに行き、そしてあの方にはあのお点前の稽古を等々考えたりして茶道中心に回っていました。
この2ケ月その中心がなくなり、曜日感覚も疎くなりました。

人と会話することもぐっと減り、LINEでの交流はありますが声を出すことが急激に減りました。
使わないとその器官がどんどん退化(特に年寄りは)…と思い毎日朗読を始めています。

主人の本棚にあった本を日に20ページほど朗読しています。村上春樹「風の歌を聴く」、澤田暉子「若冲」を終え、今は澤地久恵「画家の妻たち」に入ったところです。
「若冲」は358ページもあるので何日もかかりましたが、声を出して読むと案外理解しやすいことに気が付き、話の筋を楽しみながら朗読しました。

今は「画家の妻たち」、昨日はレンブラントの妻サスキア、今日はミレーの妻カトリーヌです。
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ひじきの煮物

2020-04-26 07:46:15 | 日記

隣の孫がひじきの煮物を持って来てくれました。
孫は姉妹いつも二人できます。4歳違いの姉妹で、下の孫が煮物を渡してくれ、お姉さんがお母さんからの伝言を。
お姉さんと話していると、下の孫は嬉しそうにぴょんぴょん跳ねたりします。まだまだ無邪気でかわいいです。

お嫁さんは折を見て色々手作りのおかずをくれます。
ひじきの煮つけも私のとは違って小さなちくわが入っていたり、材料も大きさをそろえてとても良い仕上がり。味も上等です。
こういう煮物は一人暮らしだとなかなか面倒で作らないので有難く、美味しくいただきました。

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負けん木

2020-04-23 15:29:35 | 日記


緊急宣言以来、隣の孫たちともお出かけは勿論、お話もしていない日々です。
用があって行く時も、玄関先でソーシャルディスタンスで物を渡したり、息子やお嫁さんと話したりする程度。
お嫁さんとはLINEで時々交流を。

私はお節介かもしれませんが、自粛している孫たちに何か手助けをしてやりたいのです。
お嫁さんが仕事の時は二人で留守番をしているので手料理を持っていったり、たい焼きなどおやつを買って持って行ったり、
本をわたしたり・・・。そしてお手紙を書いたりしています。

そして今日、チャイムが。孫たちです。
「お手紙を書いたので」と手渡してくれました。お嫁さんも一緒に。玄関先でお互いちょっと離れた位置で短くおしゃべり。

帰ってからお手紙を見ましたら上のようなかわいいお手紙が。
そして「負けん木」という小さなハート形に折ったものがびっしり張り付けられたカードがありました。コロナインフルに「負けない!」という「負けん木」。
小さい孫からは折り紙で作ったクローバーが入っていました。
「これはお守りで ババちゃんを守ってくれます」と書かれていました。

「負けん木」は玄関に飾って、出かける時は「コロナなんかに負けないっ!」と気合を入れて、バッグにはクローバーを入れて出かけようと思います。


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収束・終息

2020-04-22 08:40:37 | 日記

新型コロナが依然猛威を振るっています。
4月8日に緊急宣言が出されて2週間が経ちましたが、東京都では毎日100人以上の感染者が出ています。
本当に我々一人一人が今 自粛を真剣にしないと、つらい自粛状態をもっともっと長く続けねばならなくなります。

私は初めのころはこの新型コロナウィルスが早く「終息」してほしいと書いていました。「収束」と言う漢字にあまり馴染みがなかったのです。
「終息」と「収束」・・・音は同じですが意味は違うようです。

家にある「大辞林」で調べました。
「終息」は物事が終わってやむこと。”辞典に例題として”蔓延していた疫病が終息する”とありました。
「収束」は①分裂・混乱していたものがまとまって収まりがつくこと ②数学で、ある値に限りなく近づく事

こうしてみると蔓延のただなかにある今は「収束」と書くのが良いように思いました。
「収束」していって「終息」になる。

早く「終息」と書ける日が来ることを心から願います。

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