宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

夏越しの祓い

2019-06-30 20:48:41 | 日記

今日は6月30日、今年も半分終わりました。
この半年は私にとってはいろいろあって無事に終えたわけではありませんでした。
しかしそんな中でも私は健康に過ごせたことを感謝、次の半年を無事に過ごせますようにとお祓いに出かけました。
地元の神社で午後5時から行われました。小雨の中60人ほどがすでに集まっていて、白装束の神主さんのお祓いの式が行われています。私はまず、入り口にある茅の輪を正しくくぐって、傘を差しながら参加。参加者で祝詞?を唱和することもありました。その冊子をどこでもらえるのかわからず私はただ聞いていました。
地元の神社での茅輪くぐりは初めてでしたが、やはり地元の鎮守神社を大切にしなくては・・・
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「・・・すぎる」という言葉

2019-06-29 11:21:03 | 日記
昼間ラジオをつけっぱなしで聴きながら家事をしています。
NHKやTBS が私のお気に入り。先日どっちの局か忘れましたが【言葉の使い方】について話されていました。
上皇様がご退位された時、「ご苦労様でした」とか、「お疲れ様でした」などの言葉がありましたがそれは如何なものかというのが話題でした。
やはり目上というか、皇族の方に向かって「ご苦労様でした」はないでしょう。「お疲れさま」の方はまあまあ許せる・・・などとラジオでは言っていました。
私も目上の方には「有難うございました」とか「お疲れになりましたことでしょう」等 言うと思います。
またこの頃よく耳にする「・・・すぎる」という言葉についても言及がありました。
確かに「美味しすぎる」「楽しすぎる」「可愛すぎる」などTVでタレントが発しています。
少し前でしたか「美人すぎる政治家」という話もありましたね。ここが「・・・すぎる」と言葉が出てきた原点かもしれません。
また「超・・・」という言葉も流行りました。「超うれしい」「超おいしい」等々。
番組を聞いていて、言葉って変化し、いっとき流行するものだと頷けました。
私は流行り言葉には違和感があって「とても美味しい」「とても嬉しい」・・・等と言います。
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クリムト展 @都美術館

2019-06-28 17:37:46 | 美術

このところ家にこもって遺品整理で感謝離ばかりしていましたので、少し文化的なこともしなければと上野に出かけました。

4月から始まったクリムト展もあと12日ほどで終了・・・ということで大変混んでいました。入る前にテロ対策の一環として荷物検査がありました。中に入ると長蛇の行列です。入場制限しているため20分ほど待ちました。

2007年にオーストリアへ旅行していろいろクリムトの絵を見てはいますが、「ベートーベンフリース」も出品されているとのことで楽しみでした。

この絵はウィーン分離派会館のコの字形の部屋に、床から3m位の高さに飾られていて、絵はコの字の壁ぐるりに2mほどもある大きなものです。今回の展覧会でもそのようなしつらえで展示されていました。
大きな作品をよく日本まで貸し出されたと思うと、しっかり見なくては・・・
ベートーベンの第9交響曲からイメージして強者、苦しむ人間、幸福を求める人々、精霊、天使、歓喜などですが解釈は難しいです。
しかし、絵の中に金や色石が嵌め込められていてキラッと輝くのです。大作ですが本当に不可思議な絵。

後、印象に残ったのは「女の3代」という絵。赤ちゃんを抱いている若い女性の横には下腹の出た血管が浮き出ている細い腕の老女・・・この絵の中では私はもちろん老女。人間の一生を目の当たりにした絵でした。
クリムトはきらびやかな色彩で女性をたくさん書いています。また風景画も描いていますが私は風景画が結構好きです。
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「断捨離」ならぬ「感謝離」

2019-06-27 06:52:33 | 日記

今朝の朝日新聞に上記の記事が載っていました。
私も主人が亡くなって4ケ月ほど経ったので、遺品の整理を始めています。

学者のような人だったので専門書・学会雑誌・論文の冊子や書類の入ったファイル何十冊・スライド等々。このほかに趣味の美術館巡りのチラシや展示品目録のファイル何十冊・・・これらで書斎は足の踏み場もないほどです。
ゆっくり時間をかけて一つ一つファイルからぬいて始末しました。
大変な勉強をしたのだと沢山の手書きの原稿を見てつくづく感心したり、手術の後の図、手技図?などのコピーも沢山あって、ただ手術をしただけでなく後でちゃんと図や文を書いて記録していたこと知り、それで論文をたくさん書いて学会等で発表していたこと分かり心が熱くなったりしました。

整理をしていると如何に主人が仕事に一生懸命であったことを目の当たりにし、これでは家庭を顧みる時間がなかったことであろうと、家のことは全て私に任せっぱなしであったことも仕方がなかったと寛大な気持ちになってしまいました。
手書きの物は大事にとっておいて、その他の書類を一つ一つ捨てながら、「えらかったのね」「頑張ったのね」「ありがとう」「ごめんなさい」の言葉が心から出てしまいます。

そこで今朝の新聞、「断捨離」でなく「感謝離」というワードが私の気持ちにピッタリと来ました。
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淡交会支部総会&講演会

2019-06-23 14:15:51 | 茶道
初めて支部の総会に行ってきました。今までは委任状を出しただけでした。会場は明治記念館。
朝 着物で行くか洋服で行くかで迷いました。しかし総会なら気楽にいっても大丈夫と判断して、洋服で行きましたが正解だったようです。支部の係の方以外はほとんどの方が洋装でした。

まずお菓子とお薄を頂いて席に着きます。
総会はいろいろの幹部の方の挨拶・・・支部長は言わずと知れた政治家の方。世襲議員で祖父・父から引き継いでおられます。副支部長も区議の方。
昨年の行事・会計報告等があって45分位で終了。この支部は1177人いるそうですが、今日、出席したのは267人、委任状も625あったので無事了承ということで終わりました。


続いて講演会  黒田和哉氏の「異色の芸術家 北大路魯山人」

魯山人は絵画・書・篆刻・作陶・漆芸・料理などマルチに才能を発揮された方です。
千字文を同じ書体で書かれたスライドや、作陶された作品をたくさんスライドで見せていただきました。

ベンガラ赤に金泥で字や絵を描かれたもの、陶器の板をたたいてお皿にして絵付けしたもの、脚付きの大きな俎板皿、手桶花入れ、とっくり、壺、湯飲み、抹茶茶碗、菓子器、鉢・・・等々

土は主に信楽の土を使っているそうです。器に描かれている絵もデフォルメされた蟹や椿、鳥、草花など様々です。


福の字をいろいろな字体で書かれた角皿・まる皿・・・これらの皿にのせるべく料理のイラストなどもありました。
魯山人の皿は上にのせるお料理を意識したものです。陶器なのでずっしりと重いと思いますが料理も
映えるお皿だと思います

コメント (2)
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