宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

都の休業要請緩和

2020-05-27 06:36:20 | 茶道


昨日から日本全国で緊急事態宣言が解除されました。
今朝の朝刊に東京都の緩和指針が出ていました。ステップ2に入ると茶道も緩和されるとお墨付き。
ロードマップによると順調にいけばステップ2は来月早々のようです。

昨日茶道の稽古を再開する旨 生徒さんにはメールでお知らせしました。まだ感染が怖いと思われる方は無理されないようとも書き添えました。
今朝は早速生徒さんからの「待ち望んでいた」との嬉しいメールがか何信か来ていました。

来月の稽古は”慣らし運転”で月2回、気を付けながら緩やかにスタートしようと思います。
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いよいよ稽古再開?

2020-05-23 10:09:38 | 茶道

東京都も緊急事態宣言が来週にも解除されるそうです。
感染者数がこのところ減ってきて、経済もそろそろ立て直せねばならないというわけでしょう。我々も3か月もの自粛で限界がきています。
すぐに前のようにとはいきません。段階的に緩めていくようです。都知事が昨日ロードマップを発表しました。
隣の孫たちの学校も6月から始まるようでホッとしています。

さて、我が家の茶道教室はどうしましょうと考えています。

お茶室は戸を開けて空気がこもらないようにします。
三密にならないように茶室(八畳間)にはマスクしたお点前をする方とお客役の方と私だけ入り、お互い離れて座ります。
あとの方は別室で待ちます。もちろんマスクしてお互い間を取って、しかもあまりお喋りせずに。茶道具の載った美術館の本でも見て待っていただきましょう。お濃茶はもちろん一客一亭。
果たしてこれでうまくいくでしょうか?
こんなお稽古をこれからずっと新しい日常にするのでしょうか。

感染が収束するごとに、お稽古も段階的に緩めていけばよろしいのかしらと思っています。

三か月のブランクで「茶道は遠くなりにけり」の生徒さんもいらっしゃるかも・・・・皆さん戻ってきてくださるかしらと思うこの頃です。



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京都ぶらり歴史探訪 @BS朝日

2020-05-21 06:57:20 | 茶道

この番組は毎週楽しんで見ています。
中村橋之助さんの司会ぶりも丁寧でお話まわしもとてもお上手、それに歌舞伎の方らしく品格があります。
住職の方とお話しされる時も「ご説明願いますでしょうか」と言われたり、お寺の中に入るときは必ず「失礼いたします」と、とても礼儀よく感じが良いです。

今回は「利休と二人の天下人」というタイトルです。
「茶聖」を執筆された伊東潤氏と茶道家小澤宗慎氏をゲストに大徳寺など利休にまつわるお寺を巡るものでした。
私も「茶聖」を読んだばかりなので興味深く見ました。

大徳寺の塔頭「瑞峰院」には妙喜庵の写しがあり、実際に入ってみると狭い2畳なのに天井が高く感じられそんなに狭さを感じず、薄暗い中にも窓からの光が亭主の方に当たり 客側に座る人には威圧感をあたえている、つまり秀吉すら利休とここで対峙すると利休が大きく見えたのでしょうと小澤氏。

小澤氏による茶事も行われ橋之助さんと伊東氏がもてなされました。懐石では一汁三菜、当時の再現。
汁  こ芋のからし添え 合わせみそ仕立て
向  アワビの味噌添え
煮物 焼豆腐あんかけショウガと白髪ねぎ
焼物 鱒の木の芽焼き
菓子 ふの焼

黄金の茶室も暗い照明ではそんなにキンキラでないので秀吉の侘びと認めた利休。
利休の考案した黒楽茶碗も秀吉からお墨付きをもらった。
利休の茶が権力者と一緒になって天下の茶になったと、伊東氏。
お互いに最高の点に達したための確執、利休は秀吉を恨むどころか喜んで切腹したというのです。

著者の方、茶道家の方をゲストに巡った京都旅、利休と秀吉の話は出尽くされてはいますが今回はTVで楽しみました。







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COVID19後の茶道

2020-05-18 15:51:42 | 茶道
COVID19(Corona Virus Disease 2019)は米ジョンズ・ホプキンス大学の集計では世界で5/15現在感染者435万0026人 死者9万7521人と発表されています。
日本は5/18現在 感染者1万6358人、死者756人です。

東京はだんだん感染者が減っているようですが、まだまだ油断できない状況です。
減ってきているためか 私の周りの場所でも人が結構出てきているよう感じます。「気を緩めないように」と感染担当の大臣は叫んでいますが確かに油断はいけないと思います。

さて、コロナ後は「新しい生活を New Nomal生活を」と言われています。コロナと共存の世の中では今までのような日常は出来ません。おまけに経済状態がひどく悪化し、財政が緊迫している日本ではどういうことになるか不安がいっぱいです。

TVで各業界が緊急宣言解除後のガイドラインを出していると伝えていました。ちらっと見たのですが”ビールなどの回し飲みをしない””というフリップが出ていました。

私は茶道はどうなるのだろうかと考えました。

お薄は大丈夫ですが、お濃茶は問題になると思います。各服点でするようになるのかもしれません。
我が家ではお稽古の時は一客一亭で各服点ですることもあります。しかし初釜やお茶会の時は各服点では難しいです。
お濃茶は一碗のお濃茶を何人かで飲みまわして味わうところに精神的ポイントがあります。
各服点では一碗一碗 味が異なってしまい一座建立といかなくなるのでは・・・
まあ今は利休の戦国時代とは違って一碗を回し飲みする意味は薄れています。

当代お家元は何かこのことをどう考えていらっしゃるのか知りたいです。
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茶道一人合宿

2020-05-16 11:19:08 | 茶道
60代初めの頃でしょうか、茶友から頼まれて一年間D高校茶道部をご指導させてもらったことがありました。
午後3時半頃から5時位までで、お薄のお点前を主に稽古していました。
女子が多いですが、ベルギーからの交換留学生の男子もいました。
文化祭もあって皆浴衣でお点前をしたこともあり、夏には合宿があって長野でお茶三昧の日を過ごします。残念ながら私はそれには参加できませんでした。
 そんな話を師の稽古場でお話しした時、「私たちも合宿みたいなことして一日中お茶三昧で過ごしたいわね」と60代70代の方々がおっしゃいました。皆お茶が大好きで時間もある方です。
私もそのようなこと出来たらどんなに楽しいことかと思いました。

 今私はそれを自宅で一人合宿のようなことをしています。先日来お薄、お濃茶、四ケ伝の稽古を心置きなく稽古しています。
今日は何のお点前をしましょうかと心楽しくなります。時間がたっぷりあってお点前をするのが大好き!
コロナで自粛生活なればこそ実現したのです。



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