宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

お花見

2019-03-26 15:09:43 | 日記

主人は2005年から5年日記を書いていました。3冊目で続きは私が書いています。
去年の3月26日に二人で目黒川沿いの桜を花見をしたと書かれていました。
去年
そこで今日26日に主人を偲んで目黒川の桜を見に行くことにしました。
国道246からの入口の桜は3分咲き位、しかしどんどん進んでいくと5分咲き・8分咲きの木があります。場所によって咲き具合が違うのです。

天空庭園にも上がってみました。端から端まで巡りましたら途中、去年主人と休んだベンチが日を浴びてあります。今年は私一人で座りました・・・ちょっと感傷的になりましたが、カバンの中に写真を入れているので、今日はちゃんと二人で花見散歩したのだと自分に言い聞かせました。
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孫の卒業式

2019-03-25 12:41:31 | 日記


孫が小学校を卒業しました。
この頃は小学校でも女子は袴姿で行く人が多いそうです。びっくりしましたが、テレビでもそのことをニュースで取り扱っていました。
貸衣装を使う方が多いとのことですが、孫はお嫁さんのお母様から調達して頂き、朝早く近所の美容院で着付けしてもらって出かけました。草履は私が貸しました。
背も私と同じになり、袴姿もナカナカでした。
写真で、私と孫の間にあるまだ小さい桜の木には花が咲いています。
4月から中学生!
元気で素直に明るく成長していけるよう、心から「幸あれ」と願っています。
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墓参り

2019-03-24 11:47:42 | 日記


彼岸の最後の日に父母の墓参りに行きました。
都心にある青山墓地です。うっかりお墓の住所をメモしてこなかったので迷いました。
青山墓地もこの頃はいろいろ整理されているようで空地もたくさん出来ています。
そんなわけで様子が変わったところがあり、お花とバケツ、ほうきを持ちながらぐるぐる廻りようやく見つけました。
お隣のお墓に椿の樹があり、赤い花びらが沢山落ちているのを掃除して、水でお墓を清め、花を入れ、お線香をたいてお参りしました。
父母に今回の悲しいことを報告、そちらの世界で宜しく迎えてあげてねとお祈り。

雲一つない青空に 桜は2分咲き位でしょうか…
北風が吹いてちょっと肌寒い日でした。

♪千の風になって♪の歌詞のように 父・母・夫もこの風になって吹き渡っているのかもしれません。

参考:彼岸は春分を中日としてその前後3日間をいう
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The 備前展 @東京国立近代美術工芸館

2019-03-21 17:36:45 | 茶道


桜の開花宣言の出たとても暖かい日に出かけました。

備前焼は茶道具では花入れや水指、茶入れ等によく見かけます。我が家にも花入れ・水指があります。ちょっと原始的でゴツイ感じの陶器なので、茶碗はあまり見かけません。

桃山時代の備前焼は大ぶりでどっしりとして、厚みのあるものです。形はちょっといびつで轆轤目があったり耳が付いていたり桧垣の筋目がついていたりします。わざとシンメトリにせず耳も左右で高さを微妙に変えたり織部的デザインを感じました。

土と炎の造形…火襷や胡麻、牡丹文などがあらわれます。
 
現代の備前焼は大型のオブジェ的なものが多いです。伊勢崎淳の《角花生》↓は花生という題ですが足が少しあってトルソーを想像させます。

また一方細工物もあらわれています。
島村光氏は小さな十二支を備前で焼いています。《ネズミのカップル》↓や陶器とも思えないような作品もありました。


現代の若い作家達のいろいろな挑戦を感じる作品が沢山出ていました。
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読書

2019-03-18 19:46:42 | 日記

悲しみから早や一ヶ月が経とうとしています。お寺様から頂いた《四十九日日めくりカレンダー》があり、とても心にしみる言葉が書かれていて毎朝めくって、その言葉と説明を読み、過ぎ行く日とともに変わっていく自分の心と響き合う言葉に触れています。

15日目の言葉は「亡き人をしのべば おろそかにできぬきょう一日」でした。
この言葉が頭にすみついて、ぼんやり一日を送っては申し訳ないような気になっています。

いろいろと事務手続きなどあって、電話をかけたり区役所等に行ったりお礼に行ったり忙しい日々でしたが、ちょっと一段落しました。
少し疲労もあるのですが、上の言葉を思い出して、奮い立たせています。

今日は天気も良く暖かかったので久しぶりに図書館に行き、茶道の本や好きな推理小説も混ぜて6冊借りてきました。
早速さだまさしの「眉山」、映画になったことは知っていましたが読みやすくあっという間に読み終えました。
本は全く違う世界に誘ってくれ、日常を忘れさせてくれます。
悲しみはまだまだ癒えませんが、ほんのしばらくの間別の世界に連れて行ってもらえるのです。



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