宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

お茶会 @大橋茶寮

2017-11-13 12:53:56 | 茶道


寒いですが好天気にめぐまれた昨日、大橋茶寮でお茶会をしました。
私は薄茶席を受け待ちました。
《茶是長寿友》の軸を掛けました。これからも茶道を道連れに歳を重ねていきたいという私の今の心境からこの文言が気に入ったのです。
香合は志野、そして竹の一重切の花入れに西王母と万作の葉を入れました。

淡々斎のご由緒のあるこの茶席ですから淡々斎好みの《清和棚》
これは地板が長方形で、天板・中棚が三角の三本柱のお棚です。珍しいお棚であったので皆様関心を寄せてくださいました。

お点前をする方と半東役は予め決めてあり、皆様きちんとお点前をしてくださいました。とかく正客が決まるまで大変なところ、今回は毎回すんなりと決まり、お客様は素晴らしかったですし、有難かったです。

お茶会は本当に多くの方の協力がなければできません。裏では一生懸命薄茶を点ててくださり、初心者もお運び役をしてお茶会デビュー。
お点前をされていた方のご主人がお正客になるという思いがけない偶然の席となり、微笑ましいひと幕もありました。

最後の回には濃茶席の席主になられた方をお正客に、大橋宗乃先生をご次客にお迎えしての茶席となりました。

皆様が一致団結してそれぞれのお役をしていただいたおかげで無事茶会を終えられ、本当に感謝感謝です。

11月は茶の世界では正月・・畳も障子も、炉檀、壁など新しくなったすがすがしいお席で、とても気の引き締まる、気持ちの良い茶会ができました。

コメント (4)
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