今日も晴れて真夏日でした。
猛暑日の地域もいまだ多い残暑厳しい今年の夏です。
今日、「明後日8/24からフクシマゲンパツの処理水(汚染水)を海に流す」とニュースが
流れました。
キシダが昨日、形だけのフクシマ訪問をして即座に東京へと帰って行きました。漁業関係者
とは会っていません。県内の漁業関係者は今でも「反対」の立場です。
ゲンパツ処理水は、フクシマの海へ垂れ流すのではなくて、10トントラックタンクローリー
へ毎日10台ずつ積み込んで東京湾へ運んで(福島県沖へ海底トンネルを掘った経費の
1/10の経費で済む)流したほうがいい。また、それよりも霞が関や国会議事堂、
皇居の道路へ、暑さ対策で、ホースで撒いてあげたらどうか。「安全」なのだから。
テレビニュースを見ていると、忖度する県民のコメントが流れている。しかし、実際は
マイクを向けられた人の10人に一人くらいしか、そのような忖度する意見は述べていない
だろう。NHKにせよ、日テレにせよ、フジテレビにせよ、テレビ朝日にせよ、TBSにせよ、
インタビューのマイクを向けて2、30人目くらいに、ようやく国へ忖度する意見を言って
くれる人がいた、と胸を撫で下ろしていたことだろう。しかし、こういうテレビニュース
を見る全国の多くの人たちは「やはり地元の人たちも認めている人が多いんだな……」と
思ってしまうだろう。
沖縄県辺野古の米軍基地埋め立てをいまだに着々と進めていることといい、これから
毎日フクシマゲンパツの汚染水を海へ垂れ流して行くことといい、国への不信感が、
また一段と深まったことです。
マイナカード(悪名高い「マイナンバーカード」をマスコミは嫌味を叩きこんで「マイナ」
とマイナスのイメージを込めて呼んだのを、カンリョウたちも認めました)が、何故
国民から認められないかというと、根本的に「国のやることは信用が置けない」からです。
ずさんな官僚たちの打ち出す方針はほとんどダメです。
なぜかと言うと、国民のためを思うことは全くなく、明治以来の(またその前の江戸時代
から)の上意下達がいまだもって成り立っているから。
今回の放出は、ずっと「地元や地元漁業関係者の了解なしには、海への放出はしない」と
うたっていたにも関わらず、昨年アッという間に「放出する」と言い出し、アッという間に
海底トンネルを掘り、「懇切丁寧な説明をして、漁業関係者や県民の理解を求めてから……」と、
口先とは裏腹に、全く漁業関係者や県民の理解を得ることなく、垂れ流しを始める。
誰だって、小学生だって、中学生だって、日本全国の子どもたちはみんな、「約束を守ること」
や、「ウソをつかないこと」は肌身を持って知っているし、感じています。
しかし、この国のカンリョウたちは、いとも簡単に、約束を守らないで、ウソをついて、
ゲンパツ処理水を放出してしまう。
なんとなさけない、最低な国のやり方だろう。