今日は曇りのち薄日射すで、暖かい暑いくらい(22℃)の一日でした。
メイちゃん、柵の外でむしゃむしゃパクパクです。
戻って来るところです。
ソラ君、ここでお昼寝です。
ランちゃんはここで寛いでいます。
今日の毎日新聞ニュースメールに「「なんとかなると思ったら大間違いだ」規制委員長 テロ対策
遅れの原発認めず」という記事がありました。
フクシマゲンパツ爆発の2年後、2013年に「新規制基準施行」から一律で5年以内を期限として、
テロなどで原子炉が冷却不能になった場合、遠隔操作で冷却を継続する施設を作らなければな
らないと決めていたそうだ。私は、そのようなテロ対策拠点として義務づけられている「特定
重大事故等対処施設」(特定施設)という言葉は今回初めて耳にした。
テロ対策、というのだから、テロリストが原発を破壊しようと原発に近づいたときに、それを
阻止するための防衛隊のようなものを電力会社に義務付けるものかと思ったら、そうではなくて
テロリストに原発を破壊された時に、遠隔操作で冷却を継続する施設だそうだ。
なんと茶番劇ではないか。
原発は一旦破壊されたら、フクシマゲンパツで分かるように、平和である場合でも冷却等は不可能
なのだ。現在でも当県では、放射能汚染は続いている。モリ、カケやその他のダニカンリョウに
よる基礎データ隠ぺい捏造と同じく、マスコミへも報道規制されているだけである。「報道の自由」
が、なくなりつつある。
テロリストは自爆装置を身につけて、アメリカでは毎年毎年起きている「学校の襲撃」事件の
ように銃を乱射しながら、原子炉冷却用の(或いは膨大な使用済み燃料保管プールの)金属製の
配管を爆破すれば、それで事足りてしまう。広島、長崎に投下された原爆のような速攻性はないが、
核分裂反応による放射能汚染による被害は莫大なものになってしまう。
全国の原発施設には、使用済み核燃料が巨大プールの中で冷却水により核分裂反応を起こさずに
眠っているが、一旦冷却水が途切れれば核分裂反応を加速し、原爆1個の何十倍何百倍の被害を
もたらす。
テロリストとはなんだろうと考えると、それは「貧困」から生み出されるものではないだろうか。
今から18年前のアメリカでの同時多発テロ(2001年9月11日)は、私は夜10時頃テレビニュース
を見ていてもう眠いから寝ようと思っていた時に、不思議な映像が映し出されたのを思い出す。
この事件から「テロ」という言葉や「テロリスト」という言葉が生まれたように感ずる。
アメリカは自国だけの利益を生み出すために、世界からテロリストを生み出した。
現在の日本もコイズミによる構造改革やこれを受け継ぐアベにより、格差社会が広がり「貧困」
になって行ったら(なりつつある)、テロリストが生まれるだろう。コイズミやアベを裏で
操っているのは霞が関のダニカンリョウたちである。
しかし、その前に「戦争」に突入するかもしれない。アベは、この夏の参議院選挙で勝つことは
目に見えているので、憲法法改正へ突き進むだろう。
今の私たち国民には、選挙しかない。こういう制度もおかしい。
投票率が過半数に満たなくても決まってしまうような。
(魅力的な候補者や政党がないから投票へは行かない)
官僚制度自体を変えていかなくては。
5日前の朝日新聞「RONZA(論座)」では、琉球朝日放送記者、島袋夏子記者による「母親ジュ
ゴンBの死は忘却されるのか」という読み応えのある記事が掲載されていました。
私は、ジュゴンという生きものは名称や姿かたちはある程度知ってはいましたが、天然記念物で
あることや沖縄にはこの3頭しか確認されていなかったことは知りませんでした。それも辺野古
周辺(沖縄本島北部の東と西の海域)を餌場(藻)としていたらしいです。
ジュゴンBの死骸が、3/18夕方、港に浮いていたのを地元の漁師が見つけたニュースは読んでい
ました。その港は、辺野古とは反対側の沖縄本島の西側の海域でした。
このジュゴンBはジュゴンCの母親であり、17年ほど前にCを出産し、並んで泳いでいる姿は見ら
れていた。その後ジュゴンCは自分の縄張りを求めて、沖縄本島の北側を回り約100Km離れた
辺野古へ来た。そこはジュゴンAの餌場(縄張り)でもあり、共存していた。ジュゴンAは♂と
いうことで、もしかしたらジュゴンBの父親だったのではないか……。(記事では触れられて
いませんでした)
しかし、ジュゴンBは2014年、辺野古基地の埋め立て工事を前に、巨大コンクリートブロックが
海に投入されると、翌年の7月以降、この辺りで見られなくなり、忽然と姿を消した。
そして、大浦湾のサンゴ礁内の海草藻場を餌場にしていたもう一頭Aも、去年10月以降、行方不
明になっていることがわかった。
つまり辺野古・大浦湾にいた2頭ともが、工事が加速する中で、いなくなっていたのである。
そんな生きものよりも我々人間が生き延びるほうが大切に決まっているじゃないか!という意見
もある。
しかし、他の生きものと共存できない我々人間はいずれ滅びる。ダニカンリョウやアベはそんな
ことも分からない。ジュゴンが居なくなったのだから、現在も埋め立てを進めている工事が、
よりすすめやすくなった、そうだ。
(ここにも「忖度」が働いたのではないか……。つまりジュゴンが居なければ環境問題の上では、
埋め立てしやすくなる)