ヤギのメイちゃん&柴犬ルンルン&ソラ君&ランちゃん&小規模老犬ホーム

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うす曇、暑さやや戻る

2012年07月23日 21時47分38秒 | 日記
今日は薄日射す曇り。
昨日までの“三日間の冷夏”は、元に戻りつつあるようです。
当地方は、昨日から明日まで年間の最大イベント“会津田島祇園祭”です。


ところで昨夜、お風呂から上がり、NHKの大河ドラマ『平清盛』を見ながらブログを
書いていたら、ソラ君の“外敵を警戒する吠え方”が聞こえて、網戸を開けて
「どうした~?ソラ君、ネコか?イタチか?」と暗がりの中へ声をかけました。

ソラ君とルンルンはドッグランの暗闇の中を左右へ行ったり来たりしています。
ネコやイタチ(ニワトリを狙って)の場合は、私の声や犬たちの吠え声や動きによって
大体は逃げて行きます。(逃げない場合も時々あるのですが……)

妻「もしかしてネズミじゃないの?」
私「ああ、そうかもな……」

犬舎は、ニワトリたちの小麦(玄麦)貯蔵庫に使っていたのでネズミの住処になっていて、
ルンルン1頭の時は夜な夜な出没していましたがソラ君が我が家へ来て以来、日に日に
俊敏になってきて、2頭協同作業によりここ数週間は駆逐できたと思っていました。
(夏になり、夜も暑くて、犬小屋の中で一緒に寝なくなり、稲藁の上で寝ることも大いに
あったと思います)


ブログをアップして『清盛』も終わり、寝ようとしたら、再びソラ君の同じ吠え方。
やや激しい。
ちょっと心配になり、懐中電灯を持って外へ出ました。

ドッグランに隣接している1号棟鶏舎~3号棟鶏舎まで照らす。
異常なし。
ドッグランの中へ入って(ほんとうはパジャマに着替えていたので入りたくなかったのですが。
太ももやお腹、腰回りに飛びかかられて汚れてしまう)、ソラ君とルンルンを撫でたり
「大丈夫だぞ」などと話したりしながら、何気なく犬舎の中を照らして見たら、稲藁の上に
なんと!

小さな“異物”発見。
懐中電灯の弱い光ながらも、瞬時に“マムシ”であることを察知しました。
犬小屋の50cmほど手前の藁の上でトグロを巻いていました。
そして尻尾を立ててガラガラヘビのように小刻みに振動させて威嚇している。

我が家の周りには(この辺りはどこでも)、青大将、シマヘビ、ヤマカガシはごく普通にいますが、
マムシは私が26歳の時にUターンして帰ってきて以来、ここ30年間一度も見かけませんでした。
(小、中学生の頃は何度か見たような記憶がありますが、定かではありません……)

さすがにマムシは私も怖いです。
(ヤマカガシはマムシよりも強毒らしいですが、私が子どもの頃は毒はないとされていたので、
またあの色合いが気持悪くて、しょっちゅう見かけるヘビでしたが遠ざかっていました)

ちょうど妻が網戸を開けて「どうしたの?」
「マムシだ!棒持ってくるから、懐中電灯持ってて」
妻はヘビが大の苦手ですが、こういう緊急時にはすんなり長靴を履いて出てきました。

私はサンダル履きだったので「長靴に履き替えたほうがいいよ」。
そうだな。

ソラ君は、私の脇でマムシに向かってワンワン吠え続けています。
「ソラ!行くなよ、危ないぞ!」
ソラ君は威嚇して吠えているだけで、行きません。
「よし、えらいぞ!」
この時に、私はソラは勇敢でかつ用心深く賢い犬だ、と感じました。
(その犬固有に備わっている先天的なものだと思います。3月28日の記事、モモとマムシ参照)

ルンルンは、私の後ろでじっと見ています。
妻も怖いので離れて懐中電灯を持って照らしてくれています。

2mの長さの頑丈な棒を振り上げて、頭部を一撃でやっつけました。
(綺麗なアカマムシでした)


つい夢中になり長々と書いてしまいました。

このあと、ソラ君とルンルンをべた褒めに褒めてあげました。
撫で回し、額に鼻を擦り付けて「ソラ君、えらいぞ!ルンルン、いいお婿さんに恵まれてよかったな!」
(ソラ君まだ五ヶ月、ルンルンまだ九ヶ月ですが……)


今日のメイちゃん&ルンルン&ソラ君



メイちゃん、桑の枝を咥えて。



メイちゃん、ベタベタです。


コメント (2)
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