雨にも負けず山歩き♪

青空を見上げながらも、しっかり足もとを見つめて歩く自然観察情報!

ヨーロッパアルプス5つの名峰ハイキング12日間(8-2)

2016年09月24日 | ヨーロッパアルプス(スイス)

ユングフラウ3山の夕焼けと、メンリッヘン山頂


ヨーロッパアルプス5つの名峰ハイキング12日間
2016/7/12~23 (スイスインターナショナルエアラインズ 成田→チューリッヒ 往復直行便)


<8日目-2   7/19(火) > シャモニ~グルント~メンリッヘンロッジ(泊)
( 夕方、メンリッヘンロッジ~メンリッヘン山頂往復 ) 
 

午後は移動日…フランスから再びスイスへ

 


シャモニ~グリンデルワイト(グルント)~メンリッヘンロッジGPS軌跡


早い昼食には訳があり、今日も午後は移動日で、いよいよ最後の観光地、ユングフラウ3山が待つグリンデルワイトへ
専用バスは11:45分頃出発!フランスとスイスの国境を越えて、グリンデルワイト近くのグルントまで4時間30分の予定。
シャモニでの朝は涼しかったが移動中に気温がどんどん上がり、昼過ぎの外気温は、一時33℃と表示されていた。

長いバス移動では眺望も楽しめた♪ ・・・レマン湖、ベルン経由、トゥーン湖、一面のぶどう畑などである。


専用バスでグリンデルワイトのグルントへ


 
バス停にてモンブランともお別れ!今日も快晴でパラグライダーが15基くらい舞うシャモニの空


 
直ぐにフランスとスイスの国境               円形交差点のオブジェ


 
日本で言ったら道の駅みたいなところでトイレ休憩・・・大きいアサイズのチーズが大量!


 
黒部のスイカのようなラグビーボール型・・・生ジュースは氷に埋まっていた。


 
フランスとスイスの国境があるレマン湖の湖畔を走る・・・スイス側のモントルーは大きな町のようだった。
有名なミネラルウォーターのエビアン(evian)の水源地(エビアンの泉)は、フランス側のエビアン・レ・バンにあるようだ。
添乗員さんがエビアンのモデルの山とか言うので気になって調べてみたが、どの山なのかは分からなかった。


 
喉かな山間の村を過ぎると、この旅ではほとんど見る事が少なかったビル群!
スイスの首都ベルンである!・・・道路は街の中心を外して大回りをしたので、近くを通り過ぎただけであった。


ユングフラウ3山が車窓に。。。



走り始めて3時間位、バスの車窓にユングフラウ3山らしき白い山が見えてきて、眠気も吹き飛ぶ!
富山で言うと何気に上市町を走っていて、民家の屋根上に剱・立山・大日など、初雪で白い北アルプスを
初めて見た時のような感動(^^♪・・・資料と比較しながら皆で山座同定するのも楽しかった♪


 
アイガーが大きく顔を出した!中央に耳のように見えるのがアイガー、そしてメンヒとユングフラウが並ぶ。
そしてまた左手側にに大きな湖、トゥーン湖の湖畔をしばらく走る!


 
トゥーン湖を過ぎるとバスは迂回し、インタラーゲンとグリンデルワイトを結ぶ登山電車と並行に走る。。。
そんな中で電車の向こうに一瞬見えた白い山・・・後の調べではヴェッターホルンのようだった。 


グルントのメンリッヘンチケット売り場に到着!


 
メンリッヘン駅(逆光で画像イマイチ)とチケット売り場


   
車窓が大きく変わり、グルントロープウェイ駅に着いた!・・・チケット売り場のホルン人形
到着直前バスの運転手さんが勘違いしたようで、グルント登山電車の駅裏辺りでUターンした軌跡が残っていた(^^ゞ


突如現れたアイガー



えっまさかね!これがアイガーとは信じられなかったが、ロープウェイ駅前に聳えていたアイガーである!
遠くに動物の耳のようなアイガーの北壁を見ながら走ってきたので、いきなり現れた違う形でもあり
添乗員さんはチケットを買うのに一人で忙しく、これがアイガーとは思わずに写真だけ撮って、後に気付いたのであった(^^ゞ



アイガーの反対側に見えていた左の白い山は、ヴェッターホルン(3692m)と、
頭は見えないが、もしかしてグルントから見えるシュレックホルン(4078m)ではないかと思える。


ヨーロッパ最長と言われるロープウェイ(約30分)でメンリッヘンへ



グルント~メンリッヘンロッジ~メンリッヘン山頂GPS軌跡
 

グルントからロープウェイでメンリッヘン山頂駅(2239m)へ、直ぐ近くにメンリッヘンロッジがあった。
ベルナー・オーバーラントの名峰、アイガー、メンヒ、ユングフラウが目の前に広がる最高のロケーションが本日の宿泊地である!
お天気は午後も崩れず、ユングフラウ3山がドーンと目の前!お花畑も広がり3山とお花畑が絵になる光景である。

そしてここでも部屋割りの抽選があり、またまた私はくじ運良く、皆さんに申し訳ないくらい良い部屋だった(^^♪
 17時頃に到着したので、18:30分からの夕食まで時間はたっぷりあり、ロッジ周りを散歩。。。
5つの名峰の中の5つ目、最後のユングフラウ3山も期待を裏切らず、いつまでも眺めていたい眺望であった。


メンリッヘン・・・と言うより 「 メルヘン 」



4人乗りの小さなゴンドラが緩やかな角度で進む・・・眼下が美し過ぎてずっと見惚れていた。
いつもなら遠くの山々に目が行くのだが、鮮やかな緑の大地に点在する村や濃い緑の木々の移り変わりが
まるでドローンを飛ばして撮ってきた画像のような感覚で目に入ってきて、新鮮な感動である(^^♪



アルプスの山村



後ろにはヴェッターホルンとシュレックホルン(右肩に小さく山頂が顔を出す)



目についた眼下の家


村が小さくなったら目につくのはアイガー



アイガー・メンヒ・ユングフラウが揃って頭を見せる。



ヴェッターホルンとシュレックホルンも山容が大きく変わってきた。



ガラス越しだが、アイガー北壁とメンヒをアップで撮る!



そして終点間際、ユングフラウ3山の前に黒い山のチェッゲン


メンリッヘン駅(2225m)でしばし撮影会!


 
17:10分位に到着したが、予想以上に素晴らしいロケーションで、リフト降り場から動けなくなった(^^♪
この時間なので宿泊者以外は人がいないと思われ、絶景独り占めとは言えないが、絶景グループ占めであった。
直ぐそこにメンリッヘンロッジが見えており、グーグルアースで一度見に来ていたが、ロッジ前の広い草原は予想以上だった。



ガラス越しではない、アイガー(3970m)北壁と、メンヒ(4099m)


奥に位置するので低く見えていたが、3山の最高峰・・・ユングフラウ(4158m)



パノラマ①・・・お花畑とユングフラウ3山



お花畑とヴェッターホルン・シュレックホルン
 


チェッゲン(2520m)とユングフラウ(4158m)



お花畑とユングフラウ3山



ゴンドラリフト下も一面黄色に染まっていた。


 


パノラマ②・・・メンリッヘンの広い草原



メンリッヘン山頂方面

 
奥にあった展望台より眼下を覗く!



パノラマ③・・・ロッジ前からの眺望、子供用の遊具が沢山(10種類くらい)あった。左の建物はリフト降り場。


33号室は特別室だったかも?



20分位、皆で周りの眺望を楽しんでロッジに着くと、外テラスで夕食の準備中のようだった。
ここから見ると、4階中央の部屋が、私がくじで引いた33号室である。



ロッジで一番大きな窓の部屋で、この部屋だけ専用のトイレとお風呂付だった。
フルアルプ小屋と違って、お風呂は無料だったが、他の階は共同洗面浴室と共同トイレだった。


  
洗面トイレ兼シャワールーム                         両窓からの眺望


 


窓から顔を出すと、常にこの眺望が見られた(^^♪

 
夕食はバーベキューのバイキング 


部屋の抽選に続いて、メンリッヘンロッジでの夕食も、我々グループは運が良かったようである。

ロッジ前の広いテラスでバーベキューのバイキングとなったのだが、ロッジの大きさに反してし不思議と人が多過ぎ(?_?)
実は本日(火曜日)は特別で、リフトが午後9時まで運行され、バーベキューがセットになったイベントがあったらしい。
いつも宿泊者は定番の料理であるが、我々の分だけ別に作れないので、バーベキューの夕食に便乗だったとの事。
後にメンリッヘン山頂で出会った日本人男性に、本日の事情を教えて頂き、なる程豪華で美味しかった訳が分かったのである。



1階レストランは広くてガラス張り、スキーで立ち寄った志賀高原のプリンスホテルのようだった。
何本かリフトが集中していたので、冬場はスキーの一大リゾート地になるのだろう。


 
レストランからの眺望②


 
バイキングの夕食・・・肉も3種類、チーズ、サラダ、デザートも美味しかった。


 
豪快に焼き肉、ドレッシングも色々


 
サラダも選び放題                   外テーブルは人気



暗く映ってしまったが、テラスのテーブルも人でいっぱい。我々は人気のない室内のテーブル席だった。


まだ明るいうちにメンリッヘン山頂に向かう。。。


夕食後も、下調べでメンリッヘンの山頂(2343m)が踏めそうだったので、夕日鑑賞を兼ねて片道20分程の山頂に向かった。
アイガー、メンヒ、ユングフラウはもちろん、ここでも360度の眺望と夕焼けを楽しむことができた。
今回、山小屋2泊と言うのもこのツアーの魅力、山頂には数人いたけど、正に絶景独り占めと言う雰囲気が味わえた!


 
メンリッヘンロッジ~メンリッヘン山頂GPS軌跡                    ズームで山頂の様子



19:50分、テラスの火曜日ツアーの皆さんは、まだまだ食事時間を楽しんでいた。



グーグルアースでも確認済だったが、下から車でも来れる場所などで、ロッジ裏には車が数台止まっていた。



20:00分・・・何度も後ろを振り向く。 
ここで同室のTさんに部屋の鍵を渡し忘れて、一旦ロッジまで引き返して20分程時間ロス(^^ゞ



アイガー北壁7ルート・・・日本人としては、1969年日本隊6名が直登ルートで初登頂している。
こんな情報も、このルート図を見てから後に興味が湧いて調べた物で、ここに来る前に知っていたら良かったと思った。 



パノラマ④・・・20:30分



キャンプファイヤーが準備されていた。いつのイベントなのかは不明。


 
ここからは車の乗り入れ禁止!                山頂の王冠型展望台



20:34分・・・山頂からユングフラウ3山の眺望


長居して夕焼けを満喫!



パノラマ⑤・・・20:55分・・・ちょっぴり焼けてきたユングフラウ3山とメンリッヘン山頂



21:02分・・・ヴェッターホルン・シュレックホルン



21:05分・・・メンリッヘン山頂からの夕日(反射している湖は、もしかしたらトゥーン湖かも知れない)



パノラマ⑥・・・21:06分



パノラマ⑦・・・21:09分



21:12分



21:13分・・・一番赤く焼けたアイガー・メンヒ



21:13分・・・ユングラフ


 
21:13分                         21:17分


 
21:20分                          21:23分
下山途中、着地を見られなくて残念だったが、パラグライダーがここに下りたようで片づけをしていた。



パノラマ⑧・・・21:27分・・・夕日が沈んだ後、ピンク紫に染まった空が、また美しい。



21:31分・・・小屋に戻ってきた頃に、他(外人の方)の皆さんが山頂に向かって行くのと擦れ違った!
今頃から向かうのはキャンプファイヤーと関係があるのだろうかとも思ったが、火がつけられた様子はなかった。 


今日はフランスシャモニでエギーユ・デュ・ミディ展望台の眺望、スイスのグリンデルワイトに移動してメンリッヘンまで
日照時間が長いこともあるが、ハイキングなしでも、とっても充実した長い長い1日だった。
星空も期待できたのだが、お風呂後はぐっすり・・・夜中にも目は冷めず星空は見逃した!(私としたことが…残念)



9日目-1 7/20(水) > 早朝、メンリッヘンロッジ~山頂往復 メンリッヘンロッジ~クライネシャイデック




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