雨にも負けず山歩き♪

青空を見上げながらも、しっかり足もとを見つめて歩く自然観察情報!

燕岳~蝶ヶ岳…表銀座縦走(1日目)

2024年06月15日 | 長野県の山


燕岳のイルカ岩


2015/8/18~21(火水木金) 燕岳~蝶ヶ岳縦走①
                                            中房温泉登山口より

今回の山旅はちょっと迷いが多かった!…と言っても道迷いではなく、登山口までと下山口からの移動の経路などである。

① 2泊3日か3泊4日か?ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
昨年までの縦走ではちょっと無理をして長時間歩いていたが、槍穂のパノラマを見ながらのんびり稜線歩きを選択!
メンバーの意見を纏めると、どうしても泊まりたいのが燕山荘と蝶ヶ岳ヒュッテだった事もあり、山小屋3泊とした。

② 下山口~登山口への移動手段はどうするか?車は1台である。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
しゃくなげ荘を起点に公共のバスで中房温泉まで、下山口の三股~しゃくなげ荘までタクシー移動が一番良いと考えたが
1番バス(発5:20-6:05着)に乗る為には、前日夜発で車中仮眠か前泊が必要であり、2番バスは3時間後だったので
待ち時間など中途半端!…結論は、到着して自由に出発でき、時間に無駄がない中房温泉Pに車を止めることになった。
帰りは時間に余裕ができそうなので、三股~しゃくなげ荘はタクシー、しゃくなげ荘~中房温泉はバス移動とした。

③ 大型台風が二つ迫っていて出発日は?ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
当初の予定17日出発を18日に変更したが、エスケープルートの案も計画し、1日くらいの雨は覚悟である (^^ゞ



燕岳~蝶ヶ岳縦走ルート予定図(歩いたGPSではなく、歩く予定の自筆です)

(8/18 火) 金沢~中房温泉~燕岳(2763m)~燕山荘(泊)
(8/19 水)燕山荘~大天井岳(2922m)~常念小屋(泊)
(8/20 木)  常念小屋~常念岳(2857m)~蝶ヶ岳(2679m)~蝶ヶ岳ヒュッテ(泊) 
(8/21 金)
蝶ヶ岳ヒュッテ~三股~中房温泉~金沢


金沢~
中房温泉~燕岳(2763m)~燕山荘(泊)

<1日目>金沢東IC(3:15)→糸魚川IC(4:40)→中房温泉P(7:20~50)→登山口(8:10)→第一ベンチ(8:50)→
第二ベンチ(9:30)→第三ベンチ(10:15)→富士見ベンチ(11:00)→合戦小屋(11:40~昼休憩~12:50)→
三角点(13:10)→燕山荘(14:00~宿泊手続き~35)→燕岳山頂(15:15~40)→燕山荘(16:25)泊



中房温泉~燕岳(実際に歩いたGPS軌跡)


6年ぶりにイルカに会いにやってきた (^^♪ 燕岳初登頂は2009/8月


町営Pに車を止めて、懐かしい中房温泉(標高1462m)ここから出発!  


 
第二ベンチ手前で滑車発見!多分スイカの運搬だ 


マザサの道を過ぎると、しっかり踏み固められた広い登山道が続くが、なかなか急登である。
第一ベンチ(水場案内あり)第二、第三、富士見ベンチと名前通り長~いベンチがあり、ちょっと休憩には有難い!
第一ベンチから燕山荘まで4.5km、第二から3.8km・・全てに案内があり、全行程5.5km中の位置が把握できた。


合戦小屋でいつもの2倍のんびり昼休憩!


 
北アルプス3大急登の一つと言われる合戦尾根を登り切って、他の皆さんもここで大休憩のようだった。
合戦小屋は(2350m)燕山荘まで約1.7km、1時間30分!・・・この看板と美味しいスイカで活力戻った (^^♪



 
食前のデザート (^^ゞ 到着直ぐに「16/1個」頂いて、合戦小屋と記念撮影も (^^♪


合戦の頭に三角点あり!


 
三角点

トウヤクリンドウやアザミ、初秋の花を愛でながら合戦小屋から20分弱で、砂山のような広場に三角点があった。
ここでの案内版は、燕岳まで2.3kmと言うものだった!つまり、燕山荘から燕岳山頂まで約1kmなのである。
ここにも長いベンチがあり、ゆっくりして行ってね!と言う雰囲気だったが、小屋で十二分に休んだので、タッチして通り過ぎる。


花崗岩と砂地のような登山道


 
この後、右手に見える山の山頂に、燕山荘が小さく見えていた。



山荘直下は階段で整備されていた。正面にテン場が見えたら左手が燕山荘だ!


14時に燕山荘に到着した!


 
まず目が行くのは燕岳と槍ヶ岳!



古代の神殿跡地のような雰囲気の階段を上がって行く!


なかなか宿泊手続きが出来ない (^^ゞ



ここは雲上のテラス。。。テラスでしばし眺望を楽しむ♪



テラスからの槍ヶ岳!



テラスからのテン場と燕岳

北アルプスの女王、燕岳山頂へ。。。



東側は終始ガスが迫っていた。



高山植物の女王「コマクサ」がポツポツ咲いていた。



イルカとのツーショット実現 (^^♪

前回は青空(快晴)だったこともあり、花崗岩の白い砂浜に波間からイルカが飛び出してきたように見えていて感動!
以来6年間、私のPCのデスクトップ画像はお気に入りのイルカ岩が独占 一度も浮気無し (*^^*)

ちなみに、文章だけ書いて長い間ブログアップをほったらかしだったから、今は2024年6月である。

古いPCは既に壊れたけど、新しいPCにも画像を引き継ぎ、デスクトップは今もイルカ岩!(何と!15年一途な私である)



王宮への階段のような岩!これ、穴二つだからメガネ岩だった!



美しい。。。



山頂手前にも「コマクサ」



花崗岩の階段を登ると山頂!



燕岳頂上(2763m)より北方面

奥は国土地理院地図に表記はないが、巷では北燕岳と言われるようだ!



山頂から燕山荘と大天井岳のアップ!


 
北アルプスの女王燕岳山頂で、女王の椅子を見つけた!            雲上に立つクラーク像 (^^ゞ

いつもの例会では皆さんの後姿などをひたすら撮って、クラブのHPを担当しているのだが、
今回は個人山行であり、時間設定を余裕で組んだ事もあり、記念となる自分の画像をいっぱい撮って貰えた (^^♪


そしてそして、山荘に戻る途中でブロッケン現象現る!!



背中に太陽!前方にガス・・・太陽が西に傾き始めたことにより好条件となった!


花を愛でながら優雅に散策!


    

    



イルカ岩とコマクサ


女王気分で王宮に戻る (^^♪


 
白い窓枠にえんじ系の色合いが高級感!


 
ビール・ワイン・おつまみ・おでん、メニュー豊富!                    小屋の夕食


尾根の東側に迫っていたガスが、とうとう燕山荘の頭上を越えて、本日の夕日は見られずだった (+o+)

今回2度目に会えたイルカ岩は、曇り空で槍も半分見え隠れ、コマクサも沢山咲いていたが、見頃を過ぎてやや終盤!
代わりに山頂付近で見頃だったのは、トリカブトやトウヤクリンドウなど、お盆を過ぎたら秋の雰囲気漂う燕岳であった。

合戦小屋のスイカを今回も楽しみにしていて、値段は変わらず「8/1切れ800円」思わず計算…丸1個は6400円だ (^^ゞ
甘くて水分が多くてとても美味しく、帰りには下原スイカに拘って本物を求め、松本の波多集落まで行き、産直買い!
それそれが丸ごと1個買って帰った!( 優2Lの大きさで1800円だったが、遠回りした甲斐ありで美味しかった!)



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