白雲去来

蜷川正大の日々是口実

彼岸花。

2023-10-02 17:54:08 | 日記

10月2日(月)晴れ。

昨夜早めに寝たにもかかわらず、起きたのは10時過ぎ、それも宅急便のチャイムが目覚ましとなった。ぼんやりと昨夜の酒のことを思い出す。そうか、黒霧島の水割りに「梅酒」を入れて飲んだのか。酒の酒割りだから酔うはずだ。朝食を兼ねた昼食はサンマの塩焼き、竹輪のオイスターソース炒め、茶碗カップヌードル。夜は、愚妻とステーキ、鶏肉と大根の煮物、オイキムチ、キャベツと塩昆布とごま油の和え物、お供は黒霧島の梅酒割り。

先生の菩提寺のある伊勢原の日向は彼岸花の群生地として知られている。その彼岸花は別名「曼珠沙華」とも言い、何か有難い花のようにも感じるが、チョット調べてみたらこんなことが書いてあった。日本では水田の畦や墓地に多く見られるが、人為的に植えられたものと考えられている。その目的は、畦の場合はネズミ、モグラ、虫など田を荒らす動物がその鱗茎の毒を嫌って避ける(忌避)ように、墓地の場合は虫除け及び土葬後、死体が動物によって掘り荒されるのを防ぐためとされる。モグラは肉食のためヒガンバナに無縁という見解もあるが、エサのミミズがヒガンバナを嫌って土中に住まないためにこの草の近くにはモグラが来ないともいう。

異名が多く、死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、剃刀花(かみそりばな)、狐花(きつねばな)、捨子花(すてごばな)、はっかけばばあと呼んで、日本では不吉であると忌み嫌われることもある。(ウイキ)

田中絹代、有馬稲子や久我美子といった美形が共演した小津安二郎の映画「彼岸花」や山口百恵が「マンジュ・シャカ恋する女は、マンジュ・シャカ罪作り。白い花さえ真紅に染める」との歌のイメージがいっぺんに崩れてしまう。いくらなんでも「はっかけばばあ」はねェ-。

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