幸せの深呼吸

幸せは自分の中にある。
幸せは自分が決める。

いままで見たリズム譜の覚え方の中で最強。

2017-11-26 | Music

ツイートから

いままで見たリズム譜の覚え方の中で最強。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

元気な高齢者ほど「入浴死」に注意! 冬場の安全対策とは?

2017-11-26 | 医療、健康

こんなに多いのですね。参考にして気をつけてください。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171122-00000081-sasahi-life

 厚生労働省の推計によると、入浴中の事故死は年間約1万9千人。これは2016年の交通事故の死者数3904人の5倍近い数字だ。一日の疲れを癒やすリラックスタイムのはずなのに、なぜお年寄りらは湯船につかったまま命を落とすのか。

 東京都健康長寿医療センター研究所前副所長で、「多摩平の森の病院」院長の高橋龍太郎医師は、入浴中の死亡事故についてこう解説する。

「入浴中に亡くなったお年寄りの多くは、亡くなる前に意識を失っていると考えられます」

 高橋医師によると、入浴中の死亡事故は家庭内での溺死として扱われるほか、心不全や心筋梗塞などによる病死とされることもある。

 不審死として病理解剖されるケースでは、多少水を飲んでいるものの、海や川での溺死ほどの量ではない。助かろうと必死にもがくなどの様子がないまま、命を落としたことが推測される。死に至る引き金は日本法医学会でもはっきりとわかっていないが、浴槽の中で意識を失ってしまうことが、その後の悲劇につながるという。

 なぜ、お風呂の中で意識を失ってしまうのか。

 入浴前に脱衣室で服を脱ぐと、体は寒い環境にさらされる。その後、熱いお風呂に入ると短時間で体表面が激しい温度差に見舞われる。脱衣室は真冬に暖房していなければ10度ぐらいで、40度を超える浴槽につかれば、温度差は30度を超えてしまう。

「血圧が変動しやすい高齢者にとっては、激しい温度差が大きな負担です。血圧が上と下の両方向に急激に変動し、意識障害につながると考えられます」(高橋医師)

 入浴前に裸になると、寒さで血管が収縮し、血圧が上昇する。その後、熱い浴槽に入ると、さらに急上昇する。ところが、体が温まってくると、今度は血管が拡張して、上がった血圧が急激に下がってくるのだ。短時間で血圧が急変動すると、脳の血液循環が悪くなり、意識障害に陥ることが考えられるという。

「血圧が急変動しても、安全な環境下なら一時的な意識障害ですむ可能性もあるでしょう。しかし、お湯を張った浴槽だとそのまま溺れてしまうことになります。あるいは、意識を失ったままでお湯につかり続けることで体温が上がり、熱中症と同じ高体温症で亡くなるケースも考えられます」(同)

 入浴時に介助を要する人ならば、万一意識を失ってもすぐに対応してもらえるため、事故はほぼ起こらない。一人で入浴できる元気なお年寄りが犠牲になりやすいのが、ヒートショックの特徴だという。

「最近の住宅では気密性や断熱性が重視されていますが、地方に多くみられる木造の広くて古い家は、部分的にしか暖められません。脱衣室や浴室も寒い傾向にあり、入浴中の事故が起こりやすい環境です」

 鈴木教授が行った都道府県別の調査によると、入浴中の死亡率が高いのは北陸地方や東北地方という大まかな傾向が見て取れる。注目すべきは、沖縄県と北海道で発生率が低いことだ。

「沖縄は冬も暖かいうえ、そもそも浴槽につかる習慣があまりありません。北海道は外気温が低くても全館暖房が発達しており、浴室や脱衣室を含め家の中は暖かく保たれています。このため、比較的安全に入浴できると考えられます」

 重要なのは外気温ではなく、室温なのである。

 なかには、「入浴中にフラつくようなことがあったら、すぐに出るから大丈夫」と考える人がいるかもしれないが、その考えは改めたほうが良さそうだ。高橋医師によると意識を失うときは突然で、自分で気づけるような前兆はないとか。また、同居家族がいる人も過信は禁物だという。

「入浴中の急死では突然意識を失い、5分以内には死亡していると考えられます。たとえ家族が時々声かけしていても、それこそ1分おきに様子を見るぐらいでないと防げません」(高橋医師)

 冬を迎えるこれからの時期は、入浴死が増える危険な季節だ。悲劇を防ぐにはどうしたらよいのか。

 高橋医師はまず、脱衣室と浴室を十分に暖めることを勧める。備え付けの暖房がなくても、脱衣室やトイレでの使用も意識した小型で電気式のセラミックファンヒーターやパネルヒーターといった暖房器具も数多く販売されている。入浴前にシャワーからお湯を数分出しておくと、蒸気で室温を上げることもできる。

 さらに、湯温を41度以下のぬるめに設定し、長湯は控えよう。寒い時期は熱いお風呂に入りたいという人は多いだろうが、命には代えられない。給湯器の中には、設定温度より2度低くお湯を張り、入浴を検知してからゆっくり沸き上げて体への負担を抑える機能を持つものもある。

 高橋医師は、冬場だけでも銭湯や日帰り温泉など公衆浴場を利用することも勧める。

「こうした場所では脱衣室が十分に暖房されていますし、人目もあるので万一意識を失ったときにも気づいてもらえる可能性が高い。日の高いうちに出かけておくのがおすすめです」

 万一、入浴中の家族の異常に気づいたら、表を参考にして落ち着いて対処しよう。


■ヒートショック危険度 簡易チェックシート
□ メタボ、肥満、糖尿病、高血圧、高脂血症、心臓・肺や気管が悪いなどと言われたことがある
□ 自宅の浴室に暖房設備がない
□ 自宅の脱衣室に暖房設備がない
□ 一番風呂に入ることが多いほうだ
□ 42度以上の熱い風呂が大好きだ
□ 飲酒後に入浴することがある
□ 浴槽に入る前のかけ湯をしない、または簡単にすませるほうだ
□ シャワーやかけ湯は肩や体の中心からかける
□ 入浴前に水やお茶など水分をとらない
□ 一人暮らしである、または家族に何も言わずにお風呂に入る
該当項目が5個以上あれば、ヒートショック予備軍
多ければ多いほど、ヒートショックの危険度が高い
(リンナイ「熱と暮らし通信」から作成、入浴科学者・早坂信哉医師監修)

■入浴者の異常に気づいたときの対処法
1.まず浴槽の栓を抜く。大声で助けを呼び、人を集める。
2.浴槽から入浴者を出せれば救出する。すぐに救急車を呼ぶ。出せなければ、風呂のふたに入浴者の上半身をのせ、沈まないようにする。
3.浴槽から出せた場合、肩をたたきながら声をかけ、反応があるかを確認する。
4.反応がない場合、呼吸を確認する。
5.呼吸がない場合、胸骨圧迫を始める。
6.人工呼吸ができれば、胸骨圧迫30回、人工呼吸2回を繰り返す。できなければ、胸骨圧迫のみ続ける。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ぽちっと宜しくお願いします。


人気ブログランキングへありがとうございました。