Skb-RS ~ロードスターはじめました~

北海道でロードスター(NB8C)と
デミオ・スポルト(DE5FS)を放し飼いする日記。

Skb-RSとは・・・

クルマ社会

2009-07-13 01:04:46 | クルマ
今日は、若い大学の教授(正確には助教授とか准教授なんだろうけど)とお話させていただく機会があった。

若い、と言っても自分よりはだいぶ年上なんだけど。


この方の専門の分野が、くわしくは分からないけど、自動車経済だかそんなんで。
自動車会社自体を研究したり、自動車社会を取り巻く環境とか。


言ってみれば、いま正にいちばんタイムリーな分野、かな。




このお話を聞いているのがとても楽しい!!


色々なお話を聞いていくなかで、プリウスは本当にエコか、などというお話もした。
生産時のCO2排出量が多いのは有名なことだけど、例えば他社の生産工場への社員の出勤にはバスや電車が使われているのに比べてトヨタでは全員はマイカー通勤。このときのCO2排出量も無視できないはず。などというもの。

なるほど。面白い。


それでも、初代のプリウスは1台あたり50万円の赤字。
2代目プリウスで数万円/1台の赤字。
ようやく今度の世代で黒字をとれる!という計算なんだとか。

そう考えると、先見の明には脱帽。感動さえしてしまう。

日産にハイブリッドがないことを批判する声が内外から多いけど、ルネッサンス計画とか言ってモガいていた時期の日産に、台あたり50万円級の赤字出してそんなこと、出来るわけがなかったんだよな。



なるほど~、なるほど~。



プリウスを作ったトヨタの、技術力もすごいけど、それ以上にそれを発売に踏み切ったマーケティング力、経営判断、すべてがスゴかったんだと思う。


でも、だからってプリウスが本当にエコか?というと、それはまた別の話。



そういうマクロで見ると、一番いいのは、デミオやヴィッツのFFだよね、ってところに落ち着く。


なんか、色々ダイエット法試したけど、結局は運動するしかないよね、みたいな話に似ている。
けど、長い将来を見据えれば、やっぱりハイブリッドの技術は必要で、それを既に今3世代目のモデルに突入させて、黒字転換させているトヨタはやっぱりスゴい。





とまぁ、こんな風に最近のエコカーについては、モデルごと色々長所短所があって面白いんだけど、


そんなことより、なんつーか


日本人のクルマ選びの基準って、そんなもんなのか?



っていうところが、問題あると思う。



端的に言うと、完全機能重視。


昨年までは「荷物が詰めたほうがいい」ってことで、セレナとかノアが売れ幕って、
一転、エコの流れになるとハイブリッドが売れまくっているわけだけど、

ようはその時重要とされる機能にだけ着目して選んでいる。


クルマとしてのカッコよさとか、走りの面は完全に無視されている気がするんだよなぁ



そいつはどうかな?さんも書いてたんだけど、今の子供にクルマの絵かかせたら、ミニバンを描く子が多いんだそうですね



寂しいけど、そりゃ自分の家にそれがあれば、それを描くでしょうね
俺が子供の頃は、我が家にはジェミニのセダンがあって、隣んちにはクレスタ、そのとなりにはアコード。その向こうの家にシャリオがあって、7人乗りでスゴイスゴイ言ってたなぁ




でも、それよりも寂しいのは、もしかしたら今の子供達って、ミニバンだろうがなんだろうが、クルマそのものに大した魅力を感じていないかもしれないな。
もっと、特撮モノ、戦隊モノで新型のスポーツカーを乗り回すシーンを増やさなきゃだめだな;




書きたいことがわからなくなっちゃった。

そうだな
プリウスのここがこうだ、とか つべこべ言ったって

クルマなんだもん、良いとこ悪いとこ、あるわなぁ

それよりも、時代のコロコロ変わる流れに応じて、その時重要とされるものに流されて、機能だけで選ぶような消費活動がエスカレートして、


自動車メーカーは、マーケティングをうまくやるメーカーはこれをガッチリ掴んで、一時的に台数の稼ぐモデルを乱発するけど、

そういうのって1世代で人気が落ち着いたら消えていくような、消耗戦で、

あー、ダラダラ長くてよくわからん!

とにかくイクナイ!!

なんかイクナイ!!

そんな気分です。


眠いからまとめ切れないので、寝ます。