柳原白蓮の歌碑巡りで曽木の滝を訪れたとき、下流にある曽木発電所遺構を訪れたので紹介します。
曽木の滝の下流右岸部にトンネルがあります。曽木の滝から曽木発電所に導水していた水路の跡です。
下は石積みですが、上は素掘りのトンネルです。
曽木の滝から、川内川左岸の道路を下流へ行き、遊歩道を通っていきます。
見学台があります。
川内川右岸にある曽木発電所遺構です。
この発電所は、明治42年に建設された水力発電所で、水俣のチッソに電気を供給していました。
下流に鶴田ダムがあり、ダム湖の水位が上がると発電所遺構は水没しますが、このときは姿を見せていました。
斜面には、発電所に水を落とす管の土台が残っています。
レンガ造り2階建て、一部3階建ての建物でした。
鹿児島県に唯一残る、明治時代のレンガ造り建築物です。
これは、以前撮影した写真ですが、全部姿を現した発電所遺構です。