鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

沖の立神

2008-06-05 | 水辺の風景
奄美大島には、島の周りの海上に岩峰がたくさんあり、これを立神と呼んでいます。
海のかなたから幸せをもたらす来福者と考えており、宗教的な意味合いもあります。

歌にもよく歌われます。
 ♪朝は西風 夜は南風 沖の立神ゃ 沖の立神ゃ また片瀬波
  (島育ち)
そんな、沖の立神を集めてみました。


島の北、奄美市笠利町の笠利湾にある立神です。


同じく奄美市笠利町の、奄美パークの少し南にある立神です。
飛行機で奄美空港に降りるときも見えます。


名瀬湾の入り口にある立神。


前の立神のアップ。
灯台があります。


瀬戸内町の伊須湾にあるものですが、このようにある程度大きく、木が生えているものは立神とは呼ばないようです。
崎原島という名前が付いています。

奄美大島に立神が多いのはなぜでしょうか。
奄美大島は沈降してできた島ですので、周りより高くて岩の硬いところが、浸食されずに残って、海上に突き出ているものです。
コメント (2)
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