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海にロマンをシリーズ!ピラニアペドロ編

2005年05月05日 23時59分00秒 | 海にロマンをシリーズ
前回のカリブから海ネタが続いたので
それ以降あるか分からないシリーズを慣行。

海はボードゲームネタの宝庫!
今日はピラニア・ペドロでレッツプレイ!
The table game which plays happily
名古屋EJF
メビウスゲームス
プレイスペース広島

ペドロは孤島にとりのこされました。
ペドロを誘導して海に落ちないようにしましょう。

がしかし、ペドロが助かることはございません・・・
誰かがペドロを海に落とすまであっちへフラフラこっちへフラフラ・・・あてもなく彷徨うのです。だってそういうルールだから・・・すっごいかわいいコンポーネントなのにとってもブラックな感じが裏に潜んでて、ギャップがあって好き。すっごいおとなしそうな娘が黒の下着着てるみたいで好き・・・バカだなぁ

さてルール
プレイヤーは東西南北を表すカード(滝とか森とか)を持っていますそれぞれ1歩、2歩、3歩があります。滝に3歩カードとか森に1歩カードとかです。全員が同じカードを持っています。さらにこのゲームには本物の石が入っていて、それを4つ持ちます。
スタートプレイヤーを決めます。
プレイヤーは全員カードを選んで伏せて置きます。
せ~ので表にして、スタートプレイヤーから処理していきます。
スタートプレイヤ→森(仮に東)に3歩
次のプレイヤ→滝(仮に西)に2歩
その次のプレイヤ→太陽(仮に南)に1歩・・・
陸や前に置いた石ならいいけれど、ペドロが海へ足を踏み入れたら・・・危ない!
プレイヤーは石を置いてペドロを助けなければなりません。
プレイヤーが石が足りなくて置けずにペドロが海に落ちる
or
ペドロがヒヨってピラニアに突っ込んだら失敗。
ペドロはピラニアに骨の髄まで食い尽くされ・・・というのはウソでなぜか一回は食われてもOKです。
しかも他のプレイヤーならまた食われても平気です。
なぜかペドロは食われ食われても何度でもフラフラフラフラ歩き続けるのです。この行為がとっても、う~んサディスティック。
脱線しましたが、誰かのカードで移動したペドロが食われる(海に落ちる)と石補充のチャンス!
手札に残っているカードによって石が補充されます。
これを繰り返し、2回ペドロをピラニアに食われてしまったプレイヤーの負け。このゲームは負けを一人だけだすゲームです。

つ・ま・り、前のプレイヤーが何のカードを選ぶのか、前の前のプレイヤーが何のカードを選ぶのか、前の前の前の・・・と想像しながらカードをチョイスするわけですね。
この想像が楽しい。
次のプレイヤーを陥れようとぶっこむのです。
つまりありえない方向へ移動するカードを出すのです。
ただし前のプレイヤーもぶっこんでるかも知れません
などと想像しつつペドロの愛らしいコマがピラニアに喰われる様を見て楽しむ(?)ゲームです。

ひとーつ
ペドロはどうやってあの島にたどり着いたんだー

ひとーつ
なんでボードの外へ出るとダメなんだー石置かせろー

ひとーつ
方向を表すカードを見る限り、
けっこう陸地は近いんじゃないのかー

などなどツッコミ所は満載ですが、ルールブック(マンガ風になっている)を読めればきっと謎が解けるに違いない。
でも読めないのドイツ語・・・。

なんかとってもギャップをうけたゲームでした。かわ怖い感じ。
2Fって会社がこのゲーム作ったらテーマが違ってたろうなぁ・・・