ボードゲームを始めよう

ボードゲームは知的で楽しく、子供から大人まで楽しめる

ベーオウルフ和訳計画

2005年11月30日 21時30分36秒 | 和訳計画
以前アダム・シュピールで個人輸入したベーオウルフ
しかしドイツ語版・・・イエローサブマリンで英語版が売られている(和訳なし)のを見てちょっとヘコむ。どうしたものか。
とある神が降臨。たけるべ様である。
英語ルールPDFを公開しているサイトさんを教えて下さいました。
イエス!

学生時代、こんだけ気合い入れて英語を訳したことがあったろうか・・・この気分屋がぁー!

ベーオウルフはクニツィアとジョン・ハウの作品。
この作者からロード・オブ・ザ・リング(以下LOTR)を思い出す人も多い らしい。そう彼らのファンタジー小説→ゲームモノ第2弾なのだ。LOTRでは協力型のゲームでしたが、ベーオでは競争型、というべきか。
プレイヤーは伝説の英雄ベーオウルフの部下となり、彼の冒険の手助けをします。物語の最後に彼は死んでしまうのですが、その際に一番、名声(財宝)が高かった部下が彼の遺産と王位を受け継ぐのです。(勝者となるのです)

LOTRは必要とするシンボルをプレイヤーで揃えていくのに対し、ベーオでは他のプレイヤーより多くのシンボルを提示します。

ボードは独特なL字型。
ルールにも「ボードはL字です。これで全部だよ、足らなくないよ」的なことが記されています。ボードにはベーオの冒険を記したエピソードがマスになっており、一本道のスゴロクのように進んでいきます。
エピソードはマイナー(ささいな)エピソードと、メジャー(重要な)エピソード、トレジャー(財宝の)エピソードの3つに分かれています。通常はマイナーとメジャーしか使用されず、トレジャーエピソードは上級ルールで使用されます。

コンポネント
これらはエピソードの報酬として得たり、交換したり、失ったりします。またカードにはシンボルが記されており、そのシンボルの数で競りを行います。

名声チップ:これは勝利に直結するポイントです。
財宝チップ:通常ではこれも、勝利に直結するポイントです
 上級ルールでも重要な役割を果たします。
同盟チップ:(委任状)裏に伏せられています。
 財宝や名声が得られます。何が出るかランダムです。

不幸チップ:報酬といっても、望まないものもあります
 最終的なポイントを-2します。
傷チップ:後述

行動カード:カードには斧、船、拳、キツネ、角笛、兜 のシンボルが描いてあります。訳はちょっと違って、戦い、旅・・・など。エピソードによってこれらのシンボルで競りを行います。特に兜はベオウルフ カードで、オールマイティとして使用できます。

特殊カード:強力な効果を持つカードです。
 傷を癒したり、リスクを回避したりできます。


マイナーエピソード
プレイヤーは参加しなくてもよく、カードの補充や、カードとポイントの交換、リスクを負ってカードを補充できるかも・・・などがあります。

メジャーエピソード
プレイヤーは手札のカードを使い、競りを行います。
「同時公開」 と 「時計回り」の競りがあります。
同時公開は文字通り、それぞれが何枚かのカードを伏せて出し、同時にめくり比べる。というもの
時計回りはスタートプレイヤーから順に、1)最低1枚のカードを出す 2)現在一番大きい数と同じか、より大きい数にするようにする 3)同じか、より大きい数になったら、それより多くのカードを出すことができない
手札から出すことができなくなったら、リスクを冒すこともできます。

このように数を比べ、最も数の多いプレイヤーから順番に、そのエピソードで得られる報酬を選ぶことができます。
同時公開も時計回りも、同点だった場合はスタートプレイヤーにより近いプレイヤーが勝ちます。

トレジャーエピソード
上級ルールにのみ使用されます。
このエピソードが加わることで、全てのマスが使用されます。
基本的には時計回りと同じルールですが、カードではなくそれまでに得た「財宝」を使用します。最終的に全ての財宝を「名声」に変えるため、上級ルールでは「名声」だけで勝者が決まります。

得点計算
最終的に名声(と、財宝)で勝敗を決めるのですが、冒険の途中でプレイヤーは負傷を負ってしまうかもしれません。傷には大きく2種類あり、「かすり傷」 と 「傷」です。かすり傷はさほど心配することはありません、しかしカスリ傷が3つになると「傷」になります。得点計算時に、「傷」が無い→+5点、「傷」が1~2つなら→±0、「傷」が3つ以上なら→「傷」1つにつき、-5点されます!この時「かすり傷」は無視されます。

リスクを負ったり競りで無理をすれば、多くの名声や財宝を得られるかもしれません。しかし傷を負わないようにバランスを取らないといけないのです。

さてさて和訳で大体のルールは分かりました。
しかし難しいのが「名前」である。
たびたび人名や地名がでてくるのだが、カタカナに表すのが難儀。小説の訳に合せるべきか、日本人になじみそうな発音にするのか、悩むところである。このような世界観を大事にするゲームでは、あらすじや背景をゲーム中にポロリと出すのも盛り上がる。是非そのあたりも勉強したいところ。
名前に関しては、たけるべ様にアドバイスを賜ることにします。

ボードや特殊カードに日本語シールをつけるかどうか迷います。カードには付けてもいいかもしれません。でもボードには付けたくありません。基本的には読めなくてもプレイできるからです。でもエピソード(マス)ごとにタイトルが付いているので、世界観が出るかもしれません。別紙にあらすじや各エピソードのタイトルと説明をつけることにします。

私は見栄っ張りなので、ホンモノ(メーカーさんが作るような)っぽいものを作りたいんです。えへへ。


ちょっとカジった世界観
この時代は、上下関係が絶対。また誇りや武勇を大切にするのだそうです。武士っぽいですね。だからヤンチャなベーオウルフがアリエナイ行動をしても、着いていくのだそうです。
参考にさせていただいたサイト様


迷宮コンクエスト 略してマヨコン

2005年11月27日 00時12分00秒 | カードゲーム
国内TRPGで人気の迷宮キングダム略してマヨキン
その派生カードゲームが登場。迷宮コンクエスト。
そのうち公式ページができるであろう。

ボブんちで早速プレイ!
こういっては何ですが、想像してた以上のデキ。
迷キンのプレイ経験があるとより楽しいだろう。
しかーし!連動しているのはイラストとか世界感くらいか、TRPGとだから違うのは当たり前なので、TRPGの方を知らんでもまったく問題ナス

内容は簡単なダイスゲーム。
内容は名古屋EJFさんを見れ
ルールに不明が点があったので、国産ゲームの生き字引→かゆかゆさんに尋ねる。かゆさんは製作者とプレイしたこともあるのだ。←その点を差し引いても、かゆさんには私がボードゲームを始めたての頃からお世話になっています。多謝。

インスト上の注意
■オープンカードを引いても、その分のカードを引くことができない

■「探検」、「侵略」の攻撃側はキャラクターカードを出さなければなりませんが、「侵略」の防御側はキャラクターカードを出さないことも選べます。その場合でもダイスは振り、その目+0という扱いになります。

■アイテムカードの地図を使用し、そのダンジョンを探索しない(できない)場合、場には5枚のダンジョンカードが並ぶ

ダイス運や引き運はいくらかありますが、ルールが簡単なのでけっこう楽しめます。イラストもかわいい(?)、カードの質も良いですね。


さて私はこの日痛感したことがあります。
私はもう初心者ではないのかもしれない ということです。
ゲームをこれからインストする という時に皆が歌を歌いはじめ、私はその歌を知らないのですが「インストするから聞いて~」を3回言ったあと、歌は止まらずプチ切れ・・・。場の空気を壊してしまうという事態を引き起こしました。orz
このブログをお読みの方は、インスト聞かないのはよくない と弁解してくださるかもしれません。でもね、地元仲間のボブんちメンバーでは、ボードゲームはあくまで楽しむための手段。私も「楽しむ為のボードゲーム」 なはずなのですが、いつしかその「初心」はどこかに行ってしまい、「ボードゲームを楽しませる」みたいな気負いというか、フライングというかそんな気になっていたようです。

この気持ちの違いが初心者とそうでない人の線引きか と言うとそうでは無く。なんとなく自分が 黒く なっていくような嫌悪感がありました。なんか色んな人に顔と名前を覚えてもらってるのもあって 「自分はボードゲーム詳しいんだぜ~」、とか「広めてやろう」とか、そういう気持ちがどっかに湧いて出てきていたのかもしれません。簡単に言うと 調子乗ってた のかもしれぬ。

そういった慢心を捨て、「楽しむためのボードゲーム」を心がけていきます。「楽しむためのボードゲーム」を広めていきます。そうそれが、ボードゲームを始めよう のテーマだから!


バネスト中野さんインタビュー 前編

2005年11月26日 00時00分00秒 | TGF2005
テーブルゲームフェスティバル2005におきまして
ゲームストア・バネストの代表であり、名古屋EJFにも参加している、中野さんにお話を聞いてみたいと思います。
中野さんマスクをしていてどうやら体調が悪そうです・・・
■・・・sirou  ・・・中野さん

■出店の理由を教えてください

ゲームを広めるために何が必要かと考えた時に、
私にはサークルがあり、ゲームも普通に買うことはできます。
自分は買えるけれど、他の人は買えません。
では買えるポイントを増やせばいい。買えるポイントを一つでも増やすことによって、手に入れやすくなる・層が広がるのではないか と考えた結果、出店しました。

■お店の名前の由来をお聞かせください。

スペイン信用銀行!

■スペイン信用銀行!?銀行からとったんですか?

スペイン信用銀行という銀行が実際にありまして、それが語呂がよくて使っています。特に別に何も言ってくることは無かったので、そのまま使ってます。
検索してみるとバネスト銀行は自転車チームを持っていたようです。中野さんは自転車レースがお好きなようなので、そこから繋がっているようですね
バネストというのはスペイン信用銀行、の略称です。バンク・エスパニョール・デ・クレジット。バンクのバン、エスパニョールのエス、クレジットはTOを取って、バネスト。
厳密には「バネス」が略称とのことです。しかし皆さんが「バネさん」と言うので、「バネ」で良い、とのこと(笑)

■他のお店と比べてチカラ入れてるところを教えてください

他がやらないことをやる。ということです。

■他のお店が入れてないゲームを入れるってことですか?

そうです。韓国のゲームやシンガポールのゲームなどを入れてます。
今はドイツ至上主義のような流れがありますが、私はドイツだけではなく視野を広げればいろんなモノが見えてくるのではないか と思っています。
有名ゲームは能勢さん(メビウスゲームス)がやるのでいいんです(笑)、小さなメーカーとか、ドイツ以外のメーカーをうまくアプローチできればいいな、と思っています。それが今のバネストのカラーになっています。

■和訳ってどうされてますか?

外注で3~4人の方に頼んでます。
得意・不得意があるので、子供用ゲームだったら、お子さんを持ってるお母さんに訳してもらい、フリークゲームはフリークの方にやってもらってます。テキストや略語が多いものは、大学のサークルにやってもらいます。
できてくる和訳はプレーンな文章なので、訳文ができたら文章を見直したり、イラストを入れたりする必要があります。それは私が行っています。
なのでそれが見にくかったり、読みにくかったら・・・私の責任ですかね。
なので構成の段階で名古屋EJFやアルバイトやお客さんに、構成したものを読んでもらい、直しを行っています。
販売したものに関してはエラッタを出して対応しています。

■和訳の中でも、原ルールをそのまんま訳す場合と、異訳して構成変えて 読みやすさを重視する場合がありますが、バネストさんはどちらですか?

バネストでは原文に忠実な訳です。
もちろん読みにくい場合は変えます。ただし大胆な入れ替えたりはしません。
イラストを入れて、カラーで出力しています。


中野さんインタビュー前半はこれで終了である。全体の1/3の量ですな。中野さんは体調悪いのにもかかわらず、軽快に答えてくれるのでインタビューは非常にスムーズ。後半は同人ゲームに関するご意見や、レビューや評価を書いているHP管理者たちへの意見が、見所である。

まとめるのに時間かかってまして・・・がんばります。


年末イベント☆アンケートゥ

2005年11月25日 00時00分00秒 | アンケート
ひさびさにアンケートやってみたいと思います。
しかも2つ同時に。

クリスマスにサンタさんから貰いたいボードゲーム
高額なゲーム?それとも入手難のゲーム?
クニツィア先生直筆サイン入りゲーム・・・
あ、ゴメンそういったやつは際限ないので不可。欲しいケドね。
※ただし何度か再販されてるものに関しては
 Raのalea版 とかはオッケー。
基本的には1回だけの投票だけど
7日経つとまた投票できるよ。
サンタは優しいのだ。

大晦日にプレイしたいボードゲーム
2005年も残ることあとわずか・・・
そんな今年最後の日に遊びたいゲームは何よ?
締めくくりに有名ゲーム?ほのぼのゲーム?
それともわいわいパーティゲーム?
大晦日に遊べるのは1つじゃないから
いくつも投票もできるよ。
でも同じゲームに何回も投票するのは止めてね。

どちらのアンケートも項目を追加すると1票扱いになります。
もし、1票入れずに項目だけ追加したい時は、この記事にコメント下さいな。たま~に、そうゆうことあるのよね。
「ほらみんな、こんなゲーム忘れてない?俺は入れないケド」
みたいな・・・