以前アダム・シュピールで個人輸入したベーオウルフ
しかしドイツ語版・・・イエローサブマリンで英語版が売られている(和訳なし)のを見てちょっとヘコむ。どうしたものか。
とある神が降臨。たけるべ様である。
英語ルールPDFを公開しているサイトさんを教えて下さいました。
イエス!
学生時代、こんだけ気合い入れて英語を訳したことがあったろうか・・・この気分屋がぁー!
ベーオウルフはクニツィアとジョン・ハウの作品。
この作者からロード・オブ・ザ・リング(以下LOTR)を思い出す人も多い らしい。そう彼らのファンタジー小説→ゲームモノ第2弾なのだ。LOTRでは協力型のゲームでしたが、ベーオでは競争型、というべきか。
プレイヤーは伝説の英雄ベーオウルフの部下となり、彼の冒険の手助けをします。物語の最後に彼は死んでしまうのですが、その際に一番、名声(財宝)が高かった部下が彼の遺産と王位を受け継ぐのです。(勝者となるのです)
LOTRは必要とするシンボルをプレイヤーで揃えていくのに対し、ベーオでは他のプレイヤーより多くのシンボルを提示します。
ボードは独特なL字型。
ルールにも「ボードはL字です。これで全部だよ、足らなくないよ」的なことが記されています。ボードにはベーオの冒険を記したエピソードがマスになっており、一本道のスゴロクのように進んでいきます。
エピソードはマイナー(ささいな)エピソードと、メジャー(重要な)エピソード、トレジャー(財宝の)エピソードの3つに分かれています。通常はマイナーとメジャーしか使用されず、トレジャーエピソードは上級ルールで使用されます。
コンポネント
これらはエピソードの報酬として得たり、交換したり、失ったりします。またカードにはシンボルが記されており、そのシンボルの数で競りを行います。
名声チップ:これは勝利に直結するポイントです。
財宝チップ:通常ではこれも、勝利に直結するポイントです
上級ルールでも重要な役割を果たします。
同盟チップ:(委任状)裏に伏せられています。
財宝や名声が得られます。何が出るかランダムです。
不幸チップ:報酬といっても、望まないものもあります
最終的なポイントを-2します。
傷チップ:後述
行動カード:カードには斧、船、拳、キツネ、角笛、兜 のシンボルが描いてあります。訳はちょっと違って、戦い、旅・・・など。エピソードによってこれらのシンボルで競りを行います。特に兜はベオウルフ カードで、オールマイティとして使用できます。
特殊カード:強力な効果を持つカードです。
傷を癒したり、リスクを回避したりできます。
マイナーエピソード
プレイヤーは参加しなくてもよく、カードの補充や、カードとポイントの交換、リスクを負ってカードを補充できるかも・・・などがあります。
メジャーエピソード
プレイヤーは手札のカードを使い、競りを行います。
「同時公開」 と 「時計回り」の競りがあります。
同時公開は文字通り、それぞれが何枚かのカードを伏せて出し、同時にめくり比べる。というもの
時計回りはスタートプレイヤーから順に、1)最低1枚のカードを出す 2)現在一番大きい数と同じか、より大きい数にするようにする 3)同じか、より大きい数になったら、それより多くのカードを出すことができない
手札から出すことができなくなったら、リスクを冒すこともできます。
↓
このように数を比べ、最も数の多いプレイヤーから順番に、そのエピソードで得られる報酬を選ぶことができます。
同時公開も時計回りも、同点だった場合はスタートプレイヤーにより近いプレイヤーが勝ちます。
トレジャーエピソード
上級ルールにのみ使用されます。
このエピソードが加わることで、全てのマスが使用されます。
基本的には時計回りと同じルールですが、カードではなくそれまでに得た「財宝」を使用します。最終的に全ての財宝を「名声」に変えるため、上級ルールでは「名声」だけで勝者が決まります。
得点計算
最終的に名声(と、財宝)で勝敗を決めるのですが、冒険の途中でプレイヤーは負傷を負ってしまうかもしれません。傷には大きく2種類あり、「かすり傷」 と 「傷」です。かすり傷はさほど心配することはありません、しかしカスリ傷が3つになると「傷」になります。得点計算時に、「傷」が無い→+5点、「傷」が1~2つなら→±0、「傷」が3つ以上なら→「傷」1つにつき、-5点されます!この時「かすり傷」は無視されます。
リスクを負ったり競りで無理をすれば、多くの名声や財宝を得られるかもしれません。しかし傷を負わないようにバランスを取らないといけないのです。
さてさて和訳で大体のルールは分かりました。
しかし難しいのが「名前」である。
たびたび人名や地名がでてくるのだが、カタカナに表すのが難儀。小説の訳に合せるべきか、日本人になじみそうな発音にするのか、悩むところである。このような世界観を大事にするゲームでは、あらすじや背景をゲーム中にポロリと出すのも盛り上がる。是非そのあたりも勉強したいところ。
名前に関しては、たけるべ様にアドバイスを賜ることにします。
ボードや特殊カードに日本語シールをつけるかどうか迷います。カードには付けてもいいかもしれません。でもボードには付けたくありません。基本的には読めなくてもプレイできるからです。でもエピソード(マス)ごとにタイトルが付いているので、世界観が出るかもしれません。別紙にあらすじや各エピソードのタイトルと説明をつけることにします。
私は見栄っ張りなので、ホンモノ(メーカーさんが作るような)っぽいものを作りたいんです。えへへ。
ちょっとカジった世界観
この時代は、上下関係が絶対。また誇りや武勇を大切にするのだそうです。武士っぽいですね。だからヤンチャなベーオウルフがアリエナイ行動をしても、着いていくのだそうです。
参考にさせていただいたサイト様
しかしドイツ語版・・・イエローサブマリンで英語版が売られている(和訳なし)のを見てちょっとヘコむ。どうしたものか。
とある神が降臨。たけるべ様である。
英語ルールPDFを公開しているサイトさんを教えて下さいました。
イエス!
学生時代、こんだけ気合い入れて英語を訳したことがあったろうか・・・この気分屋がぁー!
ベーオウルフはクニツィアとジョン・ハウの作品。
この作者からロード・オブ・ザ・リング(以下LOTR)を思い出す人も多い らしい。そう彼らのファンタジー小説→ゲームモノ第2弾なのだ。LOTRでは協力型のゲームでしたが、ベーオでは競争型、というべきか。
プレイヤーは伝説の英雄ベーオウルフの部下となり、彼の冒険の手助けをします。物語の最後に彼は死んでしまうのですが、その際に一番、名声(財宝)が高かった部下が彼の遺産と王位を受け継ぐのです。(勝者となるのです)
LOTRは必要とするシンボルをプレイヤーで揃えていくのに対し、ベーオでは他のプレイヤーより多くのシンボルを提示します。
ボードは独特なL字型。
ルールにも「ボードはL字です。これで全部だよ、足らなくないよ」的なことが記されています。ボードにはベーオの冒険を記したエピソードがマスになっており、一本道のスゴロクのように進んでいきます。
エピソードはマイナー(ささいな)エピソードと、メジャー(重要な)エピソード、トレジャー(財宝の)エピソードの3つに分かれています。通常はマイナーとメジャーしか使用されず、トレジャーエピソードは上級ルールで使用されます。
コンポネント
これらはエピソードの報酬として得たり、交換したり、失ったりします。またカードにはシンボルが記されており、そのシンボルの数で競りを行います。
名声チップ:これは勝利に直結するポイントです。
財宝チップ:通常ではこれも、勝利に直結するポイントです
上級ルールでも重要な役割を果たします。
同盟チップ:(委任状)裏に伏せられています。
財宝や名声が得られます。何が出るかランダムです。
不幸チップ:報酬といっても、望まないものもあります
最終的なポイントを-2します。
傷チップ:後述
行動カード:カードには斧、船、拳、キツネ、角笛、兜 のシンボルが描いてあります。訳はちょっと違って、戦い、旅・・・など。エピソードによってこれらのシンボルで競りを行います。特に兜はベオウルフ カードで、オールマイティとして使用できます。
特殊カード:強力な効果を持つカードです。
傷を癒したり、リスクを回避したりできます。
マイナーエピソード
プレイヤーは参加しなくてもよく、カードの補充や、カードとポイントの交換、リスクを負ってカードを補充できるかも・・・などがあります。
メジャーエピソード
プレイヤーは手札のカードを使い、競りを行います。
「同時公開」 と 「時計回り」の競りがあります。
同時公開は文字通り、それぞれが何枚かのカードを伏せて出し、同時にめくり比べる。というもの
時計回りはスタートプレイヤーから順に、1)最低1枚のカードを出す 2)現在一番大きい数と同じか、より大きい数にするようにする 3)同じか、より大きい数になったら、それより多くのカードを出すことができない
手札から出すことができなくなったら、リスクを冒すこともできます。
↓
このように数を比べ、最も数の多いプレイヤーから順番に、そのエピソードで得られる報酬を選ぶことができます。
同時公開も時計回りも、同点だった場合はスタートプレイヤーにより近いプレイヤーが勝ちます。
トレジャーエピソード
上級ルールにのみ使用されます。
このエピソードが加わることで、全てのマスが使用されます。
基本的には時計回りと同じルールですが、カードではなくそれまでに得た「財宝」を使用します。最終的に全ての財宝を「名声」に変えるため、上級ルールでは「名声」だけで勝者が決まります。
得点計算
最終的に名声(と、財宝)で勝敗を決めるのですが、冒険の途中でプレイヤーは負傷を負ってしまうかもしれません。傷には大きく2種類あり、「かすり傷」 と 「傷」です。かすり傷はさほど心配することはありません、しかしカスリ傷が3つになると「傷」になります。得点計算時に、「傷」が無い→+5点、「傷」が1~2つなら→±0、「傷」が3つ以上なら→「傷」1つにつき、-5点されます!この時「かすり傷」は無視されます。
リスクを負ったり競りで無理をすれば、多くの名声や財宝を得られるかもしれません。しかし傷を負わないようにバランスを取らないといけないのです。
さてさて和訳で大体のルールは分かりました。
しかし難しいのが「名前」である。
たびたび人名や地名がでてくるのだが、カタカナに表すのが難儀。小説の訳に合せるべきか、日本人になじみそうな発音にするのか、悩むところである。このような世界観を大事にするゲームでは、あらすじや背景をゲーム中にポロリと出すのも盛り上がる。是非そのあたりも勉強したいところ。
名前に関しては、たけるべ様にアドバイスを賜ることにします。
ボードや特殊カードに日本語シールをつけるかどうか迷います。カードには付けてもいいかもしれません。でもボードには付けたくありません。基本的には読めなくてもプレイできるからです。でもエピソード(マス)ごとにタイトルが付いているので、世界観が出るかもしれません。別紙にあらすじや各エピソードのタイトルと説明をつけることにします。
私は見栄っ張りなので、ホンモノ(メーカーさんが作るような)っぽいものを作りたいんです。えへへ。
ちょっとカジった世界観
この時代は、上下関係が絶対。また誇りや武勇を大切にするのだそうです。武士っぽいですね。だからヤンチャなベーオウルフがアリエナイ行動をしても、着いていくのだそうです。
参考にさせていただいたサイト様