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海にロマンをシリーズ!マニラ編

2005年06月29日 23時56分00秒 | 海にロマンをシリーズ
海にロマンをシリーズ第3弾!
今回はマニラでっす。
海っていっても、前回ピラニアペドロは河でしょ?ってツッコミが入りました。マニラも運河なので海じゃあないんですが、海(運河・河川)にロマンを・・・ってしちゃうと語呂が悪いので、その辺は察してください。

実はコレはわんこさんからHP改良のコストとしていただいたもの。やっとプレイできました。

KIF_0111
これは上から見た感じ。ちょっとわかりにくいか・・・

KIF_0112
船の上に傘をかぶったコマが乗ってます。
基本的には港までたどりつく船を予想する感じです。

プレイ時間60分って書いてあるから重めのゲームなのかな?と思ったらそうでもなかったですね。あ、否。ちゃんと時間計っていたわけではないので、時間の経過が早く感じただけかもしれない。
後から分かったこと。初期配置でコマを闇市(株の価格表)に置く際、0に置いていた。本来は0より手前の部分におかなければならない。これによって実プレイ時間が短縮されていたようです。

基本的には3つの船それぞれダイスの目で進んでいくわけです。3回ダイスを振って13を超えるか超えないかを予想していくってのが基本です。どの船が港に着くか(13を超えるか)、着かないか、何隻の船が港に着くか、着かないか、ちょうど13のマスに止まるかどうか・・・賭け方はいろいろあります。

「保険」という多くの船が港に着けば被害ないけど、
船が港に着かないときは保険金を支払うシステムや、

「案内人」といって船を
ちょっぴり前後させることのできるシステム、

「株」というゲーム全体を通して競ってゆくシステムがあります。

なんだか色々ルールが複雑そうですが、そーでもないです。インストはけっこう楽かも。ただし、奥はけっこう深い。港湾(こうわん)管理人(ディーラー?)はかなり強力な役割なのですが、始めに誰が管理人をやるかオークションを行って決めるのです。あと株がけっこう難しい。何回かプレイすれば自分なりのスタイルができるに違いない。

思っていたほど思い感じはしませんでした。ダイスを振るときなんかはけっこうドキドキもんです。1なんか出た日にゃー絶叫もんですよ、「着かねー!」って。

けっこうワイワイ楽しめるゲームですね、お金が似たような色で分かりにくいと評判ですが、誰かが銀行役やったり所持金額を宣言してけばそんなに問題ないかな・・・?パーティゲームっぽいわりに価格6000円という破壊力がタマにキズか。


海にロマンをシリーズ!ピラニアペドロ編

2005年05月05日 23時59分00秒 | 海にロマンをシリーズ
前回のカリブから海ネタが続いたので
それ以降あるか分からないシリーズを慣行。

海はボードゲームネタの宝庫!
今日はピラニア・ペドロでレッツプレイ!
The table game which plays happily
名古屋EJF
メビウスゲームス
プレイスペース広島

ペドロは孤島にとりのこされました。
ペドロを誘導して海に落ちないようにしましょう。

がしかし、ペドロが助かることはございません・・・
誰かがペドロを海に落とすまであっちへフラフラこっちへフラフラ・・・あてもなく彷徨うのです。だってそういうルールだから・・・すっごいかわいいコンポーネントなのにとってもブラックな感じが裏に潜んでて、ギャップがあって好き。すっごいおとなしそうな娘が黒の下着着てるみたいで好き・・・バカだなぁ

さてルール
プレイヤーは東西南北を表すカード(滝とか森とか)を持っていますそれぞれ1歩、2歩、3歩があります。滝に3歩カードとか森に1歩カードとかです。全員が同じカードを持っています。さらにこのゲームには本物の石が入っていて、それを4つ持ちます。
スタートプレイヤーを決めます。
プレイヤーは全員カードを選んで伏せて置きます。
せ~ので表にして、スタートプレイヤーから処理していきます。
スタートプレイヤ→森(仮に東)に3歩
次のプレイヤ→滝(仮に西)に2歩
その次のプレイヤ→太陽(仮に南)に1歩・・・
陸や前に置いた石ならいいけれど、ペドロが海へ足を踏み入れたら・・・危ない!
プレイヤーは石を置いてペドロを助けなければなりません。
プレイヤーが石が足りなくて置けずにペドロが海に落ちる
or
ペドロがヒヨってピラニアに突っ込んだら失敗。
ペドロはピラニアに骨の髄まで食い尽くされ・・・というのはウソでなぜか一回は食われてもOKです。
しかも他のプレイヤーならまた食われても平気です。
なぜかペドロは食われ食われても何度でもフラフラフラフラ歩き続けるのです。この行為がとっても、う~んサディスティック。
脱線しましたが、誰かのカードで移動したペドロが食われる(海に落ちる)と石補充のチャンス!
手札に残っているカードによって石が補充されます。
これを繰り返し、2回ペドロをピラニアに食われてしまったプレイヤーの負け。このゲームは負けを一人だけだすゲームです。

つ・ま・り、前のプレイヤーが何のカードを選ぶのか、前の前のプレイヤーが何のカードを選ぶのか、前の前の前の・・・と想像しながらカードをチョイスするわけですね。
この想像が楽しい。
次のプレイヤーを陥れようとぶっこむのです。
つまりありえない方向へ移動するカードを出すのです。
ただし前のプレイヤーもぶっこんでるかも知れません
などと想像しつつペドロの愛らしいコマがピラニアに喰われる様を見て楽しむ(?)ゲームです。

ひとーつ
ペドロはどうやってあの島にたどり着いたんだー

ひとーつ
なんでボードの外へ出るとダメなんだー石置かせろー

ひとーつ
方向を表すカードを見る限り、
けっこう陸地は近いんじゃないのかー

などなどツッコミ所は満載ですが、ルールブック(マンガ風になっている)を読めればきっと謎が解けるに違いない。
でも読めないのドイツ語・・・。

なんかとってもギャップをうけたゲームでした。かわ怖い感じ。
2Fって会社がこのゲーム作ったらテーマが違ってたろうなぁ・・・


思いのほかカリブ海

2005年05月01日 23時17分10秒 | 海にロマンをシリーズ
5月1日はボードゲーム祭りでした。
10種類くらいゲームをやりました。それをまたツラツラと書くとアレなので、今日はその中でも「え、これ以外に面白いじゃん!」と思ったゲーム→カリブを紹介します。

KIF_0096
パイレーツ・オブ・カリビアン!
海賊船はA、B、C、D、E、Fの6つがあります。
各プレイヤーは買収タイルと呼ばれる-1、0、1、2、3、4、5が書かれたタイルを持っています。他のプレイヤーに見えないように6つの海賊船に買収タイルを割り当てます。
そしたらAの海賊船から。
せ~ので各プレイヤーはAに割り当てた買収タイルを公開します。一番数が大きいプレイヤーがAの海賊船を(その買収タイルの数)移動できる権利を得るのです!しかし他のプレイヤーが-1の買収タイルを出していたら移動できる数が1減ってしまいます。2人のプレイヤーが-1のタイルを出したら2減ってしまいます。
一番大きい数字を2人以上が出した場合、残ったタイル(買収タイルは7枚あるので1枚残る)で再勝負。それも同じだったら誰も移動させる権利をもてません。
これをA~Fまで順に行います。これで1ラウンド

ここまでだとバッティング系ゲームですが、海賊船の動かし方が面白い。海賊船は宝箱のある街へ着くと宝をGETできます。宝をGETできタカラといって安心はできません。プレイヤーは宝を自分の隠れ家まで持ち帰らないといけないのです。海賊船は移動の最中、隣の海賊船から宝を奪うことができるのです。逆に宝を譲渡する、交換することができます。
これがカリブのミソ
Dの海賊船が高額の宝を積んでいます。Dにばかり気をとられていると、近くにいたAの海賊船に宝を奪われそのまま隠れ家まで持ち去られるかもしれないのです。

街を襲うと2000(シリング?)もらえます。宝箱は5000~8000のがあって、隠れ家に持ち去るとその金額をもらえます。全部で6ラウンドの間に31000以上のお金を稼げたプレイヤー勝ち。

どの海賊船を狙うかという心理戦
相手の思考をズラすバッティング系ゲーム要素
どのように移動させるかという戦略
が見事にマッチしたゲーム。
とっても泥くさくて海賊というテーマに合ってると思います。

キャプテン・ジャック・スパロウきどりでレッツプレイ!