物を見るのは目ではなく脳である。
目はレンズであり、情報入力を行う器官である。その情報を認識するのは脳であるということです。近代文明にまったく触れていないアフリカの原住民に少し離れたところから飛行場を見せ、あれは何だと思いますか?と聞いたら、何もない草原しかないと答えたそうです。目が飛行場を捕らえても、脳がそれが何かと認識することができなかった、つまり見えなかったのです。
さきほどのはおおげさな例ですが、私たちも色々なモノを見れていません。夜、家に帰ってきてから今日、目というレンズに移った人の顔を覚えているでしょうか。覚えているか、というわけではなく、そもそも脳に入力されていないのです。それはあたりまえのことで、レンズを通ってきた情報を全てインプットしてしまうと脳のキャパシティを超えてしまうでしょう。瞬間記憶の人だって、1枚の画像のように記憶するということですから、記憶の仕方に工夫があります。
ちょっとくらい視力が悪く、字がボンヤリして見えていても人間はその字を読むことができます。前後の確認できる文字から連想したり、いままでの経験からボンヤリとした文字を創造するのです。私は幸せなことに視力はいい方なのでけっこう遠くまで見えます。たまに友人の度の強いメガネをかけさせてもらうと、すんごいぼやけて見えます。正確ではないかもしれませんが、そのボンヤリが友人の裸眼での視野なのかも・・・と思ったら、人それぞれ見えている世界は異なるのだなぁ・・・と実感として認識しました。
その逆で、意図的に見えないようにする技術が、手品師などが行うミスディレクションです。トランプでよくあるのがセカンドディール。必要なカードを一番上に乗せておき、カードを配るときには上から2枚目のカードを出し、任意のプレイヤーに一番上のカードを渡す技術です。
くわしくはJOJOの奇妙な冒険23巻観たってや
てっきり1枚目を出してると思い込んでいるから、見えないのです。今度手品を見るときの手品師の動きに注目してください、前に出された手に集中させて、逆の手はポケットに伸びていたりします。視線を操っているのですね。他にも話術だけでも手品ができます。手品師がタネを言ってしまうのですが、それが冗談に聞こえる為、それがタネである可能性を消させてしまうのです。あまりにも簡単なタネほど効果がありまっせ。
そのような脳の錯覚を利用した視覚効果の応用に、アニメーションがあります。日本のアニメには効果線と呼ばれるスピードを表す線が入っていたり、振ったバットが曲がって描かれる誇張表現など、現実には見えない線がよりアニメを躍動的に見せることができます。逆に私が嫌いなのが、3DCG。1コマ1コマ作成してゆくので、通常では見過ごす動きが描かれてしまう。また現実的には見えない銃弾の弾道を追うカメラワークなどは迫力あるものの、現実味にかける。3DCGはトイストーリー、ファインディング・ニモのように思いっきりフル3DCGにするか、まったく分からないようなくらい気合入れてつくってほしい。何百分の1秒を撮影できるスーパーカメラだってややボケた映像になるのに、ピントあった銃弾が飛んでいくのは、いささか飽きましたな。
以前「人間思い込みで生きている」という書き込みをしましたが、もしかすると幽霊が見えるor見えない。というのもそういったことにかかわってくるかも知れません。幽霊は存在すると仮定してみます、個人差はありますが多くのの人はその存在をレンズに通すことができるとしましょう。しかし、脳が認識する段階で冒頭の飛行場のように、そんなものは知らない・認識できないとして幽霊を「見ることができない」のかも知れません・・・怖っ
目で捕らえていても見えないものは生活の中でたくさんあります。大切なものは見逃さないようにしましょうね。
きれいにまとめてみましたー。
目はレンズであり、情報入力を行う器官である。その情報を認識するのは脳であるということです。近代文明にまったく触れていないアフリカの原住民に少し離れたところから飛行場を見せ、あれは何だと思いますか?と聞いたら、何もない草原しかないと答えたそうです。目が飛行場を捕らえても、脳がそれが何かと認識することができなかった、つまり見えなかったのです。
さきほどのはおおげさな例ですが、私たちも色々なモノを見れていません。夜、家に帰ってきてから今日、目というレンズに移った人の顔を覚えているでしょうか。覚えているか、というわけではなく、そもそも脳に入力されていないのです。それはあたりまえのことで、レンズを通ってきた情報を全てインプットしてしまうと脳のキャパシティを超えてしまうでしょう。瞬間記憶の人だって、1枚の画像のように記憶するということですから、記憶の仕方に工夫があります。
ちょっとくらい視力が悪く、字がボンヤリして見えていても人間はその字を読むことができます。前後の確認できる文字から連想したり、いままでの経験からボンヤリとした文字を創造するのです。私は幸せなことに視力はいい方なのでけっこう遠くまで見えます。たまに友人の度の強いメガネをかけさせてもらうと、すんごいぼやけて見えます。正確ではないかもしれませんが、そのボンヤリが友人の裸眼での視野なのかも・・・と思ったら、人それぞれ見えている世界は異なるのだなぁ・・・と実感として認識しました。
その逆で、意図的に見えないようにする技術が、手品師などが行うミスディレクションです。トランプでよくあるのがセカンドディール。必要なカードを一番上に乗せておき、カードを配るときには上から2枚目のカードを出し、任意のプレイヤーに一番上のカードを渡す技術です。
くわしくはJOJOの奇妙な冒険23巻観たってや
てっきり1枚目を出してると思い込んでいるから、見えないのです。今度手品を見るときの手品師の動きに注目してください、前に出された手に集中させて、逆の手はポケットに伸びていたりします。視線を操っているのですね。他にも話術だけでも手品ができます。手品師がタネを言ってしまうのですが、それが冗談に聞こえる為、それがタネである可能性を消させてしまうのです。あまりにも簡単なタネほど効果がありまっせ。
そのような脳の錯覚を利用した視覚効果の応用に、アニメーションがあります。日本のアニメには効果線と呼ばれるスピードを表す線が入っていたり、振ったバットが曲がって描かれる誇張表現など、現実には見えない線がよりアニメを躍動的に見せることができます。逆に私が嫌いなのが、3DCG。1コマ1コマ作成してゆくので、通常では見過ごす動きが描かれてしまう。また現実的には見えない銃弾の弾道を追うカメラワークなどは迫力あるものの、現実味にかける。3DCGはトイストーリー、ファインディング・ニモのように思いっきりフル3DCGにするか、まったく分からないようなくらい気合入れてつくってほしい。何百分の1秒を撮影できるスーパーカメラだってややボケた映像になるのに、ピントあった銃弾が飛んでいくのは、いささか飽きましたな。
以前「人間思い込みで生きている」という書き込みをしましたが、もしかすると幽霊が見えるor見えない。というのもそういったことにかかわってくるかも知れません。幽霊は存在すると仮定してみます、個人差はありますが多くのの人はその存在をレンズに通すことができるとしましょう。しかし、脳が認識する段階で冒頭の飛行場のように、そんなものは知らない・認識できないとして幽霊を「見ることができない」のかも知れません・・・怖っ
目で捕らえていても見えないものは生活の中でたくさんあります。大切なものは見逃さないようにしましょうね。
きれいにまとめてみましたー。