ボードゲームを始めよう

ボードゲームは知的で楽しく、子供から大人まで楽しめる

こういうゲームが好き キャメロットを覆う影

2006年05月21日 23時59分00秒 | ボードゲーム

キャメロットを覆う影Shadows over Camelot
名古屋EJF http://ejf.cside.ne.jp/review/shadowsovercamelot.html

プレイヤ同士で同盟を組んでクエストを達成していくゲームです。
系統としては指輪物語のような感じです。

プレイヤ同士が「仲間」なので、通常のボードゲームのようにプレイヤ同士で競い合うことはありません。シナリオが組まれたRPGをプレイヤ全員で攻略するのでTRPGに近い感覚です。

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全員で仲間になった場合、敵側(悪の軍勢)をどう処理するか?というと、プレイヤは自分の手番の始めに敵側の行動をしなければなりません。
・敵側のカードを引く(基本的に悪いことしか起きない)
・自分のライフを1点減らす(初期ライフは4)
・カタパルトを1つ置く(カタパルトが一定個数置かれると敗北)

よって敵は非常に強力です。
ボード上各地でクエストが行われ、プレイヤはキャラクタを各地に送りクエストを攻略していかなければならないのです。しかも移動だけで1ターンを消費します。

このゲームの面白いところ は
1、敵が強大なので勝つか負けるか、
ギリギリのゲームを楽しむことができる。

2、プレイを重ねる度に、コツがつかめてくる。
効率や状況を判断することができる。
何度も楽しめる

3、プレイヤが会話を重ね、クエストを攻略する過程

です。回数を重ねるにつれ、悪の軍勢に対し「弱ぇなコイツら・・・」と思えるようになったら、次のステップ。難易度を上げることはどんどんできるのです。

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このゲームで忘れてならないのは・・・
裏切り者の存在です。このゲームのスパイス。
ゲームを始める前に、ランダム(秘密裏)に裏切り者を決めます。

裏切り者は、そうと知られないように行動する必要があります。
ゲーム序盤からあからさまな行動をしてもかまいませんが、中盤~終盤にかけて訪れるであろう→勝ち負けを決定付ける瞬間 に裏切ることが最も効果的であると言えるでしょう。

プレイヤは1行動を消費して裏切り者を告発することもできます。
裏切り者であった場合、正体を隠す必要はありません。
そうなった場合、裏切り者は
・毎ターン誰かの手札からカードをランダムに抜く
ことができ、さらに敵側の行動を行うことができます!

ゲーム終了時に裏切り者の正体が明かされてない場合、
勝利に必要なポイント(白い剣)2点分が、敵側のポイント(黒い剣)に変わってしまいます。
裏切り者を告発するタイミングも難しいのです。
(裏切り者が自分から正体を明かすには特殊なカードが必要)

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その他に、プレイヤが扱うキャラクタの特殊能力があったり、
クエストを攻略することによって得られるアイテムがあったりと
ゲームを何度もプレイしたくなる要素が多いですね。

最後にプレイ中の逸話を1つ・・・
このゲームは自分の手札内容を明かしてはいけません。
例えば、
1→2→3→4→5 と順番に1ターンずつ出していかなければいけないクエストがあるとします。
私の手札には1、2、4、5しかありませんでした。3が無いのでカードを補充するために移動するか、誰かが来てくれて3を出してくれるか、特殊な能力で誰かから3を得るか、しかありません。

ボード上に描かれた1、2を指しながら
「いや~2トップは居るんですがねぇ、
高原と柳沢はいるんです・・・・」

3を指して・・・
「小野がいればなぁ~
中盤の小野がいればいいのになぁ~」

コレはダメなんで皆さん気をつけてください。
スッゲー言いたくなっちゃいます。


いとこのこどもにボードゲーム

2006年05月04日 22時58分14秒 | インスト

GWでいとこの子供どもが集まっていると聞きつけ
スティッキー、オバケだぞ~、ネコとねずみの大レースを
持って行っていくことに。どんな反応なんだろう・・・

子ども達は あと1週間で5歳の女の子、
4歳と3歳の男の子です。女の子と3歳の子が兄弟。
4歳男子はもうすぐ1歳の妹がいます。
3人ともボードゲームは初めて。。。

スティッキー Zitternix
色ごとに点をつけずに、崩したら負け方式を採用。
サイコロはぶっ飛ぶ、棒は返さない・・・
なかなかのヤンチャッぷりです。
なるべく私から「○○しちゃダメだよ」とは言わず、
子どもたちに任せることに。

すると弟のいる女の子は、順番決める時に
「最後でいいよ」という。
4歳の男の子は非常に負けず嫌い。さらに
全然違うゲームにしようとする。
女の子はそれがイヤなようでごきげんななめ。

負けを一人だす方式にしたので
負けた子に「やーい負けたぁ~」とやじる。
さすがに可愛そうなので
「青ばっかりだから難しかったね」とフォロー。

女の子の負けが続き、険悪なムードになる前に
次のゲームへ。

ねことねずみの大レース Viva Toppo !
ちょっと難しいかな?と思ったら案の定、飽きた。
真ん中の男の子が「ネコやりたい!」と言うと、
一番下の男の子も「ネコやりたい!」と言う、
「僕が先に言ったんだよ」真ん中の男の子が引かない・・・
これはもう何年か経ったらまたやろう。

オバケだぞ~ Geister Treppe
少し時間をおいてやってみました。
しかし、男の子二人にはルールを聞くことがまだできず、
女の子と私で二人で遊ぶことになっちゃいました。

夕飯の時間なので女の子もちょっと大変そう、
すると女の子の方から、「ここに来たら終わり~」
と時間短縮ルールを考案する。

私がわざと女の子のコマを動かして、
記憶することの面白さを味わってもらいました。
ちゃんと接待(?)できたと思います。

このゲームはもっと簡単に、
自分の色のコマを覚えてオバケをかぶせて
シャッフルして、自分の色はど~れだ?
って遊んでも良い。手品師がやるようなやつ。


まだまだちょっと早かったかもしれないけど、
テーマとかコマとかボードに興味もってくれたから、
また遊ぼうと思う~。