ボードゲームを始めよう

ボードゲームは知的で楽しく、子供から大人まで楽しめる

2005年を振り返るフリ

2005年12月27日 23時59分00秒 | 日記・エッセイ・コラム
さて今年もお終いですな。なんで12月になると忙しくなるのやら・・・

今年はゲームを作ろうと奮闘するもカタチになりませんでした。口だけになっちまったぜ・・・mixiで「ボードゲームを作ろう」というコミュを作ったのにこれじゃーアカンわ。しっかりしたいと思います。
んでーゲームマーケット2005でインタビュー三昧。この時はまだICレコーダーがありませんでした。記憶でやってましたねぇ・・・来年もゲームデザイナーさんにインタビューしますんでそこんとこヨロシク!
そいでボードゲームのサイトを考える集いってのがありました。
mixiも始めました。これでかなり交友関係が広がった気がします。
そしてフリント船長の財宝に出会います。
おぅ、そうそうプエルとリコなんていう4コマも描き始めましたね。
それからゲーム理論をかじりました。
フリントを輸入して和訳をつくったりしました。
テーブルゲームフェスティバル2005でもインタビュー三昧。
今に至る・・・

1、あまりゲームできなかったなー
2、インタビューばっかりやなー
3、ゲーム作ろうよ・・・

ってな感想です。インタビューばっかりを象徴するアイテムとしてICレコーダー。これはなかなか良かったです。次はブログに写真載せるべくデジカメ(コンパクト)を買うことにしよう。4コマも忘れたころにまた描こう。
何にしてもゲームを1つもキチンとカタチにしてないのは低評価です。がんばりましょう。

今年はまぁボードゲーム以外でも多忙な一年でした。
いろいろあったなぁーおい。振り返ってもつまらないので
来年の目標でも唄いますか。

来年はもっとゲームがしたいです!
ジョイフルハイパーの長谷川さんがよく勘違いされてらっしゃって心配なので言っておくと、私はゲームをそれほど持ってないし、プレイ数も少ないんです。有名どころで言うと 汝は人狼なりや Ra ティカル ラ・チッタ 電力会社 宝石商 頭脳絶好調 レーベンヘルツなどなど未プレイは数知れず・・・。プエルトリコ ルイ14世 アクワイヤなど1度きりのゲームも数知れず。
だもんでゲームをバッシバシやってきたいです。
土日が休めればなぁ・・・

インタビューはチカラ落とすわけにはいきません。
もう少しフランクにマイク(ICレコ)を意識させないトークを展開していくよう努力します。イエス!これからも突撃するぜ!

あと誤字を無くしたいですねー
タイピングがヘタっくそでよく間違います。
たまに狙って言葉遊びっぽいことしても、打ち間違ってる!って思われないようにします。母音の「a」を早く押しすぎるっ!

一番の目標は「ゲームを作る」こと。
やるなら 箱付き です。ちょっと身銭を削ってみたいと思います。
って実はこんな↑目標を言い訳に、いつも挫折してるので、
そんなことは言わず、キチンと段階をふんでいきます。
その為にもゲームをいっぱいプレイしていきたいっ!

んで最後にブログの内容。
初心に返って 始めたての人向き にシフトします。
そして月日が経つにつれ、どんどんマニアックになるという流れなんだろうなぁ・・・でも年が変わるという節目がないと気持ちをリセットできないもんですな。そうして繰り返し繰り返しやっていきたいと思います。

笑っていいとも で子供の賞品にボードゲームのブロックスが出ました。もうすぐ波が来るのかもしれませんぜダンナ。


メディアのチカラ

2005年12月23日 23時59分00秒 | 日記・エッセイ・コラム
TGF2005で販売店さんにインタビューをした項目の中に ボードゲームの評価やレビューをするサイトさんについて というのがありました。今回はそれに関するお話です。

記事にしたのはメビウスさんとバネストさん。(実は後日ジョイフル・ハイパーさんにもインタビューをしました)お互いに共通する意見としては、サイトの影響力は大きい ということです。

声の大きい人が「面白い」と言えば
それは面白くなってしまう


悲観的ですがそうかもしれません。よく読まれている→アクセス数 が多いサイトで好評であれば、そのゲームの評価→売れ行き が上がるというもの。そうかもしれません・・・。
私もフリント船長の財宝というゲームをかなり押していますが、妙に手ごたえを感じます。もちろんゲームが実際に面白くなくてはいけません。それに加え、話題性もあり(作り)ました。タイミングもよかったのでしょう。地道にゲーム会に持ち込みプレイしてもらい、各サイトさんでレビューを書いてもらう(のを願う) という超地味な作戦。和訳ルールも作成し、おのさんの粋な計らいによって公開することもできました。
私のサイトは有名ボードゲームサイトさんに比べると、アクセス数は少ないのですが、たまに「いつも読んでますよ」 とか 「昔から読んでます」って声を聞くと本気でウレシイ。と共に責任も感じるようにもなりました。

サイト管理者の責任とは
自分のサイトの影響力を自覚することだと思います。これはゲームの悪い(低い)評価を書く・書かない とはちょっと違って、自覚という点だと思います。低い評価でも「私はこう思う」という個人的な好き嫌いによるものならば、いいのでしょう。

サイト観覧者の課題とは
サイトの評価は、その管理者の好き嫌いは少なからず入っているというもの。私がmoon師によく言われることの一つに 「それは~さんのサイトで言ってることでしょ?」 と言われます。いくつかのサイトを観ただけでゲームの評価を決めてしまい→それを一般評価かのように口にしてしまうのです。
観る側としては、そこに書かれているものは個人的な評価なのだと認識する必要があります。それを前提として観るできなのです。

記事にしやすいゲーム
しにくいゲーム


重め(プレイ時間が長い・運の要素が少ない)のゲームの方が記事にしやすい、たしかに。逆に軽めのゲームは語ることが少ないのかもしれない。これはメビウスさんの言葉です。確かに。
一見、偏りはないように思えるのですが、総記事数で比べると重めのゲームの記事の方が多いと思われます。多分。私のサイトの記事を考えると最近重めのゲームの割合が増えている気もします。それは記事を書く人間のボードゲーマー度が上がったからかもしれません。これは気をつけねば。

今後のボードゲームを始めよう
私は面白い・好きと思ったゲームしか記事にしません。プレイ前の想像もあるので絶対とはいえませんが・・・。その辺を参考にして記事を読んでみてください。
年も変わるので、初心に返る予定です。ボードゲーム初心者・初体験者に対し、やってみてぇーなぁ と思われるような記事を書けたらいいな と思います。

できることをする
最近よく聞くことのできた言葉です。自分のできることをする。自分のできることの最上級を行いなさい、というわけではなく 無理すんなや、自分のできることしたったらええねん そんな大阪弁に聞こえます。
ウェブサイトというメディアは実にチカラを持っています。ちょっとの努力でそのチカラを活かすことができます。私は画像を入れる努力をします・・・。


名古屋バネストへ行こう!

2005年12月17日 23時59分00秒 | 通販・買い物
お仕事の関係で名古屋へ出張になりました。
名古屋、広島方面で仕事があれば優先的に回すよう
頼んでおいたのが幸をそうしました。まさに計画的ぃぃ!
土日仕事なのですが、前日入り、後日帰りなので金~月!

名古屋駅の第一印象→東京駅並みに人がいっぱい。
茶髪が少ない。かわいい子が多い?名古屋弁のせいか?
エスカレーターの右側から歩き降りる人が皆無に等しい。

名古屋に行ったらまず「栄」(歓楽街?)に行け。
と言われましたが夜7時 バネストへ向かいます。
日曜は雪が降るらしいく月曜は無理かもしれないので
金曜に強行しました。
最寄り駅は黒川。3番出口を出て・・・迷う。
郵便局を見つけ、バネスさんに電話。
「場所を教えて下さいなーいま郵便局ですー」
中野さんが店の外まで迎えに来てくださいました。

ネットで事前に分かっていましたが・・・
お店は小さいです。
中野さんが例えるに、一昔前の模型屋、
スキューバのお店、バイクのパーツ屋、といった感じ。
実際そこに居ると、妙に納得できました。

お店の棚にはゲームがビッシリ。私の好みの陳列。
3~4日経つと内容が変わるらしいので、端から端まで
なめるように何度もチェックするのが好きです。
あれれ・・・
通販で売れ切れのものが置いてある・・・
中野さんは通販より店舗を優先しているとのこと。
現場主義の片鱗を垣間見ます。

そうそう、今回の目的はフリント船長をプレイしてもらい、名古屋EJFにレビューを載せてもらうという もくろみ があります。最悪の場合、金曜日にフリントをあずけ、月曜日に回収でもいいと思っていました。
否、中野さんの口から驚愕の事実が・・・!

「フリント入れてみたんです。明日(土曜)来る予定です」
な・・・なにー!マジっすかー!
一気にテンションの上がる私。
しかし年末なので納品書で確認できず商品が来るので、実際には土曜にならないと分からないとのことである。しかも問屋からの仕入れのため価格に問題があるかもしれない。とのこと。

一気に最終目標まで達成です。
フリントを様々な場に持ち込みプレイしてもらい、皆にレビューを書いてもらう。フリントの話題が高まれば国内にも入れやすいのでは?・・・という長いスパンでの半分希望的観測な計画。ずーあーさんが輸入したフリント・・・ついにここまで来ましたぜ!キラーン☆

兎にも角にもプレイ→いい感触です。
フリントの良さは3つ。
1、さっくりプレイできる。15分くらい。
2、考えるポイントは多い。
3、いままでにない不思議なシステム
これらは、伝わったと思われますっ!

さてこぼれ話をもう一つ。
最近バネストは相手からのアプローチがあるという。
1、東急ハンズから商品要請→すばらすぃ
2、汝は人狼なりや?の日本語版要請!
おうっスッゲーじゃないですか!
今後のバネストさんに目が離せませんね。

さて夜9時、夜もふけたよ。
森の影の旧版を文字通り「掘り出し」て購入。
人狼なりや?が日本語版で出ると知るも、ミラーズホロウの人狼(同じ系統のゲーム)を購入。さらに知る人ぞ知る、ポイントカードGET!
中野さんともインタビュー時にはないフランクな感じでお話できました。その内容はまた後日。

日曜は大雪の予定、20cm積もるとさ・・・


メビウス能勢さんにインタビュー後半

2005年12月16日 23時59分00秒 | TGF2005
インタビュー後半です。
■・・・sirou  ・・・能勢さん

■当時とくらべてこの業界は大きくなったと思いますが
まだまだ小さい業界だと思いますが・・・

流行っては欲しいですが、爆発はしてブームにはなってほしくないです。地道に育って欲しいと思ってます。
去年はこの会場の1/3くらいでしたが、今年はこれだけ大きくなりましたし、自作ゲームをやる人も増えましたし、底辺から盛り上がっています。こうゆう状態で伸びていくのが一番だと思います。

■ゆうもあさんも同じ考えをお持ちでした。
ボードゲームを文化にする というのと同じでしょうか?

そういうことですね。
例えばドイツ人がどれだけゲームをしてるかっと言うと
恐らくですが10%もしてないかもしれません。でも人口の10%が楽しむと言ったらかなり大きいです。
例えば、趣味なんですか?→ボードゲームです
と言ってもおかしくないようになってくれればいいと思います。

■私はみんなが意識してがんばっていけば
5年10年でいいところまでイケる気がするのですが・・・

どうなるかは分かりませんが、やはり
自分のやれることやるしかないですね。
暗中模索で何が良いのか、何をやっていいかわからない部分はありますが、邪魔にならないことを少しずつやっていくしかないですね。


■同人ゲームに対してはどうでしょう?

やはり同人というか国産のゲームに対して、まだまだ評価が厳しいです。同人というより国産という壁があって、ドイツ至上主義があり、それが強いので苦労されてると思います。
ゲームっていうのはカードのデザイン、箱のデザイン、形・大きさ、そういったもののトータルでシステムだけではない、そういった部分がもう少し気を入れてみたらどうだろうか と思いますね。
頑張って欲しいと思います。ドイツのメーカーに買ってもらうのもいいかもしれませんが、ドイツもたくさんゲームが出てますし・・・ドイツでもそうですが佳作じゃダメなんです。佳作は見向きもされません、「お!」っと言わせるような何か光るモノがないとダメだと思います。


■サイトで ゲームに悪い評価をされることがありますが
どう思われますか?

それは仕方ないと思います。
私自身のことを言うと店ですら、このゲームは面白くないと言うことがあります。ゲームって感性だと思います、音楽と一緒で自分の感性に合わないものを批判して何が悪い と思います。しかし同時にそれはその人の感性で、私の感性とは違うわけです。
例えばおのさんが面白いと書いているゲームをやってみて、どれも自分は面白かった。それならばおのさんと感性が近いから合うのだな という判断材料の1つだと思います。
ゲームを売り始めた時は何でも売れる時期がありました。でも今は売れるものはものすごく売れるけども、売れないものはまったく売れない。そういう時代になってきたのだと思います。

別の視点から言うと、比較的に軽いゲームに関して語ることが少ないことはちょっと可哀想だと思います。重いゲームには語ることがいっぱいありますが、軽いゲームは話題にしにくいというのがありますね。初めての人にプエルトリコはちょっと大変かな、と思うけどサイトを観て面白いなと感じてしまうのかな と思うことがあります。


■■能勢さんのご意見は、理想形に近いと思います。
私もボードゲームを始めたころは右も左もわからず迷子状態でした。ぶっちゃけメビウスさんのサイトは後のほうに知りましたし、一部のサイトしか見なかったので大分買う物に影響されました。
感性の合ったサイト運営者を見つける というのは私にはまだできません。なぜなら自分の好き嫌いもよく分からないほどプレイ数が少ないからなのです。
といっても少しずつ自分の好みが分かってくる過程で、自分は偏食家であることに気づきました。他の人が面白いと言うゲームが面白く無いわけではありません。ラーメンを例にすると、雑誌によく出るとこのラーメンってまぁ無難に美味しいです。でも時々無名でも自分にメガヒットするラーメンに出会うことがあるのです。ドキューン!って。
ボードゲームも同じで、有名な賞いっぱい取ってるゲームってそりゃ面白いさ。無難さ。でもハートのど真ん中をブチ抜くゲームってのがたまにあって、それは一般の評価ではそれほど高くなかったり、あまり知られてなかったりするのです。
だもんで自分の感性に合った人を探すのは難しい。

よって私は1度プレイしてゲームを判断するようにしてます。なので有名ゲームはあまり持ってなかったりします。有名ゲームは定番すぎて例会に登場しない(登場していてもプレイし損なっている)からです。
自分に近い感性のサイトを見つけることのできる人はその方法がベターだと思います。そうでない人・まだそれが見つからない人は自分なりにサイトを判断しなければならない。
レビュー・レポートを書く側は責任を持つべきだし、見るほうも自分の感性(好み)と違うかもしれない と意識する必要があります。

ちなみに私はサイトの意見に流されまくりです。
私のサイトは私の意見出まくりなので気をつけて下さい。


メビウス能勢さんにインタビュー前半

2005年12月15日 23時59分00秒 | TGF2005
テーブルゲームフェスティバル2005におきまして
メビウスゲームスの能勢さんにお話を聞いてみたいと思います。
時間がおしてましたが能勢さんはナチュラルな関西弁で快く答えていただきました。

■・・・sirou  ・・・能勢さん

■それでは宜しくお願いします。
ボードゲームのお店を出すきっかけを教えて下さい

あまり劇的な話でなくて申し訳ないんだけれども、
私が40歳を過ぎたときに脱サラしました、しかしボードゲームのお店を出そうと脱サラしたわけでは決して無いんです。正直思いつきで始めました。逆にあまりにも(ボードゲームを)知らなかったから出せたのだと思います。
当時・・・今でもそうですが、ボードゲームのお店をやって食べていけるなんて絶対ないんです。それを分からなかったからやれた、ということです。

実はボードゲームだけではなくて、
パズルとボードゲームの店をしようと思っていました。
それはなぜかと言うと・・・
ちょうど今から15年くらい前でバブルは終わっていました、
流行言葉で「暗い・明るい」というのがありました。
何かを真面目に考えることは「暗い」ことで、
おちゃらけることは「明るい」ことだ。
真面目に話したり、真面目に取り組むことは「暗い」、
もっとノリでやろうよ みたいなのがものすごく嫌でした。
ボードゲームはものすごく頭使うわけではないですけども
知的な遊びって絶対面白いし、暗いわけでも何でもない。
そういうのをやってみたいな という思いつきなんです。

ボードゲームのお店を出すことにで色々あたってみました。
たまたま知ってるところがあってお店を始めました。
ボードゲームを置きました。売れません。
まったく売れません。
どうして売れないかというと人気がありません。
ここに居る方の先輩たち(コアな方達)が持っているようなゲームしか置いてなかったんです。


■メビウスの名前の由来を教えて下さい。

パズルとゲームの店だったから、パズルをイメージできる名前です。これも思いつきですね。
その後ドイツから輸入する時に、能勢商店よりはるかに覚えてもらいやすかったです。


■お店のカラーを教えて下さい。

まだまだドイツから仕入れしてるお店は少ないです、
メビウスの使命としては日本に色んなゲームを紹介するということです、小売をするというよりは 小売屋さんに卸す、メビウス便などで、少しでもなるべくたくさんのゲームを紹介したい。ということです。


■ルールの和訳はどのようにやっていますか?

友人でずっとやってくれる方がいてくれて、
図を入れたり構成などは私がやります。
ゲームの訳っていうのはドイツ語ができるから訳せるってわけではなくて、ゲーム全体の構成が頭に入って、日本語として出力しないとゲームの訳にはならないので、そういう意味ではその方はすばらしい方だと思います。


■お店をやってきた中で大変なことは何ですか?

気楽にはやってますが、ある程度売れるようになるまで苦労しました。今ではゲームしか置いていませんけども長い間クリーニング屋兼業してたりしました。割合としてはそっちの方が収入がありました。クリーニング屋の副業でゲームを置いてると思ってる方は多かったと思います。私はそうは思いたくなかったんですけど(笑)