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カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

馬見原の古い建物など・・。

2020-02-22 17:29:54 | おでかけ
 宿場町であり関所でもあった頃の「馬見原」は、多分現在より活気があって栄えていたのだろうという印象を受けた。

 何度か大火にみわれたことで、数少ない現存する昔のままの建物は貴重なものになっている。

 全般説明などは、町の文化協会長が自ら実施し案内もして頂いた。

 

 造り酒屋は廃業していて、現在は古い建物を利用改修した形で、別の目的のために使われている。

 

 醤油屋であったそうだが、現在は廃業しており一般には公開していない。

 が、当地の文化協会長の好意で見せて貰えることになった。

 外観は2階建てかなと思ったら、5階まであるそうで驚いた。

 かなり高齢の男性が一人でお住まいで、掃除もままならないので通常の見学は2階まで。

 

 かなり広くて、床の間も広くて立派。

 一部は展示して見せようという意欲はあるものの、屏風などは無造作にいくつも畳まれたままの物もあった。

 襖絵を含め全般に管理・補修等はあまり良好な状態ではない。

 まったく掃除もしていない3階部分より上も特別に見せて貰った。

 床が埃で覆われているので、各人スリッパを履いて階段を昇る。

 

 3階部分にも、長持ち等が埃をかぶって置かれていて、隅の方には何やらお宝が入っていそうな箱類が沢山。

 4階部分からは更に上部へ昇る階段が見えたが、覗き見ただけで昇ることは断念した。

 男性には身寄りもなく、この建物を含めた後継については見通しが立っていないとのこと。

 折角町をあげて古い町並みを蘇らせようという過程なので、貴重な建物や資料の温存活用が図られるよう祈りたい。

 

 その後、天井画を見て欲しいということで、浄土真宗本願寺派のお寺に向かった。

 西南の役で田原坂の戦いに敗れた薩軍は、九州の山地を敗走するわけだが、その際にこの寺の本堂が薩軍の病院として使用されたらしい。

 境内には記念碑が建てられている。

 手当を受ける傷病者も、この天井画を見たに違いない。

 さて、町を去るに当たり、お土産は「馬肉のコロッケ」や魚のコロッケ(ギョッロッケ)が人気。

 私としては、ブルーベリージャムということで。

 とまあ、ここまでが馬見原の町編で、以後そよ風パークから阿蘇~菊陽町へと向かう。

 以下、そんなこんなのいろいろは明日の話だぁ~。

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