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カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

天の岩戸の物語

2020-02-04 19:23:46 | おでかけ
 今日は、相方の親戚筋の所用で、宮崎の延岡まで出かけた。

 野球やサッカーなどいろいろなチームが冬季キャンプを張るくらいだから宮崎は温かい。

 もっとも今日は、朝の冷え込みを除けば熊本だって暖かだったが・・・。

 熊本~延岡間を結ぶ九州中央道が、両端から着工されているが、九州山地の厳しい部分はまだまだ先のこと。

 それでも以前に比べれば、完成した無料区間を使えば随分便利にはなった。

 ちょうど中間の高千穂の道の駅で昼食をとった。

 その道の駅の駐車場の横に、岩を山のように積み上げた一角があった。

 食事しながら何気なく眺めたら何となく顔のように見える。

 

 食事が終わって、表に出て近寄ってよくよう見ると、鬼のような風貌の顔だった。

 「天手力男神(あめのたしぢからおのかみ)」という、フリガナが無くても力の強そうな神様。

 裏側に回ると今度は女性の優しそうな顔が。

 

 「天宇受売命(あめのうずめのみこと)」という、受け売りが得意そうな名前の女性の神様。

 二人とも、30年以上も前に読んだ「神々の流竄」という本の中で出てきたので覚えていた。

 フリガナの名前だけ憶えていて、さてブログに書こうとして漢字が分らない。

 なあに、帰ってから画像を見れば横の説明板が映り込んでいるさ、等と安易に考えていたら光線の具合で説明板はどちらも真っ白。

 なあに、神様の名前は分かっているんだからと、この前借りた図書館の本の付録「神々の系譜」のコピーを引っ張り出す。

 

 なんと、伊邪那岐神~伊邪那美神あたりから系譜を辿っても名前がない。

 あの天照大神が復活する名シーンが、当地「高千穂」の「天岩戸」の由来なのだから系譜の同年代に無いのはおかしい。

 別の神の名で登場するのかと思ったが、それらしきものはなさそうだ。

 物語的には、天照大神が天の岩戸に隠れて、世の中真っ暗、善後策を講じるため「思金神(おもいかねのかみ)」のアイディアでのドンちゃん騒ぎ。

 エロチックに踊って受けたのが「天宇受売命」で、何やってんの?と天照大神が岩戸の扉を少し開けて外の様子を伺う。

 すかさず「天手力男神」が手をとって表に引っ張り出し、他の神様が協力して岩屋の口を注連縄で封鎖。

 天照大神が岩屋からお出ましになって、世の中はまたまたパあ~っと明るくなってめでたし目出度し。

 久しぶりに「神々の流竄」を引っ張り出して確認したら、二人の神様が登場した。

 付録の系譜のコピーは神様の人数(にんずう?)が少ない。

 この天の岩戸のエピソードに登場する神様の数は、こんなものではない。

 もし舞台でこのシーンをやるなら、かなり大きな劇場を使わないと大人数の神様を舞台上でそれぞれ活躍させられない。

 しかしまあ、私が牛丼、相方が天ぷらうどん、しめて千ン百円でここまで盛り上げたから・・・良しとするか。

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コメント
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