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カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

雅楽演奏会

2017-03-27 22:39:57 | おでかけ
 益城町文化会館で熊本地震復興祈願祭という催しで雅楽演奏会があった。

 復興への祈りということで、単独に開催が予定されていたのだが、伝統文化に触れるよい機会だというので町の文化協会として共催とすることになった。

 いずれにしても、テレビ等の映像では時々見ることもあったが、目の前で生の演奏など聞いたことはない。

 趣味の仲間の皆さんへ声かけしたら、仮設からも隣町からも参加して頂けた。

 
 
 
 管楽器、打楽器、弦楽器の合奏で、確かに1300年前からの世界最古のオーケストラだといえる。

 これに舞楽や、日本古来の歌舞などが加わればまさに日本版オペラだ。

 1時間半の演奏・演舞だったがあっと言う間の楽しい一時だった。

 「伝統文化にふれる」という文化協会の目的は立派に達成できたというわけだ。

 途中で特別出演された元宮内庁式部職楽部首席楽長であった3名の方達の対談が挟んであったが、興味深い話も聞けた。

 皆、西洋の楽器も演奏するそうで、明治以降は国賓の接遇晩餐会などで出身国の音楽も演奏したりするそうだ。

 特に興味の湧く説明を加えながらの演奏会だったので、とても理解しやすく楽しめた。

 八多良(やたら)拍子というのがあるそうだが、2拍子と3拍子の混合拍子で未熟の者は演奏がバラバラになってしまいがちで、このことから秩序のない様を「やたら(むやみ、むちゃくちゃ)」という語源になったとか。

 古来から曲も演奏法も変わっていないので、清少納言なども同じ曲を聴いていたかもなどと想像するだけでワクワクする。

 伝統音楽・・・すごい。

 
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コメント
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