ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

きものお出かけは、結構な運動量だなあ

2017-11-18 08:47:45 | きものと身体

 

この頃感じることの一つに

着物を着てのお出かけは、

結構な運動量だなあ、と実感することです。

まず着付け。

腕を上げたり下げたりの一連の動き。

帯を結んで開いて♬


そしてお出かけ。

これが結構歩く。


洋服のときには、効率重視で、

できるだけ最短距離での動きをしているのですが、

これが着物となると、

寄り道をしたりとあっちこっち

アッ、あそこに面白そうなところが~。


美術館にしても、

駅から距離のあるところが多く、

また内部でも結構歩く~~。



きもの仲間とのお出かけにしても、

あっちにいったり、こっちに行ったり。


 

 

先日故あって、三階までの階段を何度も

上り下り。

「次の日には足腰が痛くなっているかも」

と心配したのですが、

なんと、これがまったく平気。

前の日に上り下りしたことも忘れていた。


いや、物忘れが激しくなったからじゃない、

との意見も~~。

身体の痛みも忘れるほどのもの忘れ??



むしろ、きものお出かけの次の日のほうが

身体動かしたことよのう」と実感することが。

引っ越ししてからは、

ジム通いもやめてしまったのですが、

その分、一週間に一度くらいは着物お出かけ

するようにしている。


着物お出かけ、ジム以上の効果ある~~??

第一楽しいし。


美術館のなかにも階段結構あるよね。


というわけで、

着物お出かけ、どんどんいたしましょう


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見せる着付け、動く着付け」


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日本人になりたかった・ゴッホ・巡りゆく日本の夢。久米島紬

2017-11-17 11:27:18 | アート・美術展


 

少し前ですが、

上野都美術館でやっている

ゴッホ・巡りゆく日本の夢」展に行きました。


 

 

「怖い夢」展のほうにしようかなと思ったのですが、

こちらは書籍に読んでいる上、

説明主体、疲れるなと思って、

何度か見慣れているゴッホにしました。

この人の色彩パワーもらいたくて。


 

久留米絣に絞りのしゃれ袋帯です。

道明がずれている~~。

帯揚げには反対色を持ってきました。



ゴッホが日本の浮世絵から受けた影響は

あまりに有名です。

私たち日本人は、そこに大いなる誇りを抱くせいか、

会場は人、人、人でいっぱい。

 

今回の見どころ?は、ゴッホの絵の復元。


「恋人たちのいるサングロワの橋」

 

この作品は、ゴッホが「水夫と恋人」として

一部だけを描いたものを、手紙やスケッチから

「こんな構図で描きたかったのではないか」と

想像したものです。

ゴッホをテーマに、全編を油絵で描いた

アニメーション映画に、

日本人として唯一参加した古賀陽子さんが

描きました。

 

 

復元した作品の前は人がいっぱいで、

 ゴッホの作品より人気?

 やはり「唯一の日本人」ということで、

 誇りと親近感を感じるのでしょうね。

会場は、浮世絵とゴッホの作品の両方が

塩梅よく並べられていました。

同じような展覧会、何度か行きました。


ゴッホ・ゴーギャン展に行きました」

華麗なるジャポニーズ展に・琉球絣」



後ろです。


一時、ジャポンに夢中になったゴッホ。

そのときのゴッホは、日本を理想化して、

日本人になりたかったんでしょうね。

理想化」することは、すごいパワーを人に

与えるもんです。

どこかで現実とは違うと

わかっていても、パワーに

引きずられていく。

遠い夢になってしまったけど、

恋もしかり。

あまり現実的過ぎるのもパワーを削ぐかも。

考えモンだなと思ってしまいます


 


 

上野公園、国立西洋美術館では

同じような企画をやっています。

 こちらもついでに拝見するつもりでしたが、

 時間がなくてパス。


ちょっと肌寒い日で、

いつもの大好きな自作羽織モノ。

 

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軽い会食・季節を楽しむ・ぶどう線描き小紋・すずめ帯

2017-11-16 10:50:44 | きものコーディネイト

 

友人にいきなり食事に誘われました。

急なお誘いだったので、洋服で行くつもりでしたが、

やはりここは着物でしょう、と

急きょ変更。

最初は練習を兼ねて袋帯を。

全体に葡萄模様に、いわゆる

線描き小紋、というのでしょうか。

そこに鳳凰の袋帯を。

自撮り写真でチェックすると、

後ろが気に食わない!!

 

お太鼓のお山がなだらかになっていない!!


自撮りの効果」



そこで、急きょ、雀の作り帯を。

絞りの生地から自分で作りました

 

道明帯締めがゆがんでいる!

夜だし、軽いお誘いということで。

アップするのも躊躇いましたが、

枯れ木も山の賑わい??と

いうことで。


いつもそうだって?

そうでした!。


葡萄柄小紋に

雀帯。

秋を楽しむ着物になりました。

 

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シニア格差~~こんなに違ってくるんだ50、60

2017-11-15 09:34:29 | シニア


先日行ったお祝い事、

50代、60代の人が多かったのですが、

 

同じ年齢でも、

こんなに違うものかと実感。

ある大活躍の、別の言葉でいうと、

身を粉にして働いている50代後半の男性、

この間お目にかかったときには

まだ若々しかったのに、

どうしたの?というほど~~。

何気なくお聞きすれば、

「軽い糖尿病なんだよ。まいったよ」

とかっかと哄笑。

いや、笑っている場合ではないでしょう、

と思うのですが、

「~幸田露伴も糖尿病だったんだよ」

「はあ」


聞いたことがあります。

露伴は庭におしっこをすると、

アリが寄ってくるほどだったとか。

つまりそれほど尿に糖質が多い。

早く治療したほうがいいんじゃないですか、

とつい

おせっかいなことを言いたくなって~~。




それに引き換え、女性は若い

お金をかけてお手入れしている方も

いるけど、自分を大事にすることを

知っているのかな?


 

 

 

50、60代となると、

話はつい健康のほうに?

 

よく同窓会で、あんなに変わった、

いや変わらないと話題になるけど、

年齢格差って、年を重ねるほどに

 差がついてくる。当たり前だけど。


少し前に、バスの停留場で

男性シニアと一緒になって、

「バス、なかなか来ないね」ということから、

つい話を。

耳が遠いらしくて、

何度も「えっ?」「えっ?」。

で、おいくつですかと聞いたら、

「84だよ」

歯はところどころ抜けているけど、

全体的に若い。

「あと20年くらい経っても、

このくらいだったらいいよね」と

一緒にいた人と。



 フリーイラスト、です。

 

このところ、

集まりに参加したとき、見るところが

違ってくるようになりました。

 

これまであまり考えたことも、

そんな風に見たこともなかったのですが

華やかさの裏側にある大変さを

ひしひしと感じます。

少し前には、見えなかったことが

見ないようにしてた?)

少し見えるようになった。

世界がこれまでとは少し、違って見える。

近辺に地殻変動が起きているせいかな。

先の見えない50代~~結局はこれ」


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着物のいろはー刺繍半襟を襦袢に付ける

2017-11-14 10:23:53 | 着物のいろは・おさらい

 

先にアップした鹿小紋、

刺繍半襟の付け方です。

 

襟は、着物の基本中の基本で、

どの着付け教室に通っても、最初に習います。

でも、その付け方、

裏表とも両端から縫っていく方法、

中心から左右に縫っていく方法、

先に襟芯を入れる、入れないなど様々です。

 

半襟を付けるとき、一番大切なのは、

中心から衿肩あきまでのカープです。

そこにゆるみがなくできると、

着物をきたとききれい。

これからご紹介するのは、もっとも丁寧、

言葉を変えればメンドウな方法です。

慣れたら、省くところもあります。

 

① 半襟の片方の端をアイロンでかけておきます。

ここは慣れたら省いても。


アイロンをかけたほうを、長じゅばんの表側

当てます。

刺繍半襟の場合、刺繍がちょうどいい具合に

表に出るところにアイロンを。

 

 

この菊の刺繍の場合、2センチです。

無地の半襟も、このくらいがいいと思います。

なれたら、アイロンがけは省略。

 

② 半襟の中心と襦袢の背中心をあわせて、

こちらは、端から3、4センチ間隔で

ざっと縫っていきます。

表側写真は省略。

撮り忘れた。

すみません。

 

③ さて、肝心の襦袢の内側です。


襦袢を裏返して、襟幅に合わせて半襟を折ります。

このとき、私は先に襟芯を入れておきます

その理由は、襟芯に添って折ればいいので、

出来上がったときに、ぶかぶかしない、ゆるみが

少なくなるからです。

 

④ 中央に待ち針をうち、次に襟あきに待ち針を。


 

 

襟あきは背中心からおおよそ

左右13~15センチの場所です。

 背中心からは左右ともども8センチくらいの箇所。


このとき、肩あきにつけた左右の待ち針を、

おおよそ、5ミリくらい外側に付け直します

少しツレ気味にするわけです。

このツレがきれいなカープのポイントですね。

肩あきから5ミリずらした部分に待ち針を付け、

写真では、そのツレを固定するため、

その半分のところ待ち針を打っています。

 

⑤ しかし、このままできれいにならないので、

私は、待ち針を5ミリくらい外側に打つとき、

半襟全体を、半襟の外側に力を加え気味にして

つまり半襟の上側(待ち針を打っていない方)も一緒に、

芯に添わせるように少しひっぱります。

 

⑥ その上で、中心からではなく、

右側の肩あきのところから、5ミリくらいの細かい

針目で縫っていきます。

背中心からおおよそ15センチくらいの場所を

しっかり縫い付けるためです。

縫い方は、針目の見えないくけ縫いが多いのですが、

私は、襟芯にそって針目は出したまま縫います

中に入った襟芯がぶかぶかしないしないように。


 

⑦このとき半襟を少し広げながら縫います。

刺繍半襟の場合、こうすることで、着物を着たとき、

刺繍が見えやすくなります。

 

端に行くにつれ、襦袢の襟幅が広くなるわけです。

 

⑧肩あきの部分をしっかり縫ったら、

あとは3~4センチ間隔でざくざく縫っていきます。

出来上がった刺繍半襟。

幅が少しずつ広くなっています。

⑤の外側を少しひっぱる作業をしなかった場合は、

やはりゆるみが出ていますね。

 

次は、ちゃんと半襟の上を少しひっぱって

付けた場合。

こうなります。

内側にしわが少ない。

 

最初はメンドウかもしれませんが、

慣れるとカンタン。

半襟がきれいにつくと、

気持ちいいです。


書くのもメンドウだったけど、

初心者には読んでもいまひとつ理解できない

ところがあるかもしれません(笑)

勉強のためアップしています。

よろしくお願いします。

 

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お祝い事・鹿小紋&レース袋帯

2017-11-13 17:08:45 | きものコーディネイト

 

お祝い事がありました。

久しぶりに柔らかモノ。

柔らかモノ&袋帯、

苦手を克服したかったので、

練習をかねて、きちんと着てみました。


 

鹿小紋です。


ここにどんな袋帯を合わせようか悩みましたが、

正当な白レースの袋帯にしました。

写真ではハレーション起こして、袋帯の

レースの繊細さが出ていないのですが、

いつから家にあるのかわからないくらいの

古いものです。

母のものだと思う。

着物を着ないときから、きれいだああ、と

見惚れるくらいでした。

袋帯、締める技術が未熟でずっと

締めることができませんでした。

日の目をみるようになった、

母も草葉の陰で喜んでいる

ことでしょう??

時間かかり過ぎだよと、

怒っているかもしれないけど。


袋帯苦手なのに、好きで結構

持ってる。

もっと練習します。





寂しいので、帯揚げに暗朱を持ってきましたが、

それでもまだ寂しい。

そこで、



メノウのフクロウに助けてもらいました。

「不苦労」「見通しがきく」「福老」と

縁起のいいモチーフだからね。


帯締めは道明ですが、帯どめの部分は

三部紐で二重にしております。


半襟は、この日のためにつけた菊刺繍。


袋帯も、少し丸みを持たせた

いつもの締め方です。


このくらい丸みがあるのが好み。

外で撮ってもらいました。



こんな紅葉の帯どめもいいわね、

といったところをパチリ。

ボケているのがちょうどいいね。


というわけで、

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着物のいろは・おさらい・刺繍半襟を洗う

2017-11-11 18:55:51 | 着物のいろは・おさらい

 

思うところあって、

「着物のいろは」基本から

おさらいしています。


 半襟関係の順番からいえば、

半襟付けなのでしょうが、

使いたい刺繍半襟を洗ったので、

それから始めます。



 

刺繍半襟は、洗うとダメになるような気がして

なかなか洗えませんが、

実際に洗ってみると

なんらダメージがでません。私の場合。


まず、菊刺繍の半襟。

真ん中に汚れがくっきり見えます。

これは

シャツの襟などの汚れを取るときの

商品を使用。


まずまず汚れが落ちました。

 

次は大好きなバラ刺繍です。

 

こちらは結構汚れがひどいまま購入して、

何度も使ったものの洗うのは初めて。

洋服用のエリ・ソデ洗いで汚れをこすりましたが、

落ちない。

そこで、絹洗い用のオブリージュ。


 

こちらの液に溶かして一時間くらい

浸けておきました。

エリ・ソデ洗い洗剤とのダブル使いです。


 

汚れは残っていますが、すっきりしたので

よし、とします。


 

刺繍の上に薄い布をかけ、

その上から蒸気アイロンをかけます。

アイロンを布に強く押し付けないように

気を付けます。




刺繍半襟、菊のほうを襦袢に付けました。


 

地味目な話題が続いています。

半襟付けなど、着物のいろは、

基本からおさらいしております。

 

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ささっと着るために、半襟と襦袢まとめて付けておく

2017-11-10 20:08:02 | おしゃれのルール

 

パソコン、ルーターを再起動したら

あっさり治った。

病気もこんな風にあっさり治るといいね。

 


何かあると

着物を着たがるワタシとしては、

その都度半襟を付けるのはメンドウ。

で、いつも同じような半襟になってしまうのも

面白くない。


これは先のブロ友さんとご一緒したときの

浅葱ドット半襟。


そこで、襦袢にマイカラーの半襟を先に

付けておくことにしました。



普段用には半襦袢、少しおしゃれしたいときには

長襦袢と、何枚も出して、

そこに好みの半襟を付けておきます。

ネクタイ、矢羽根、ドット、刺繍二点。


ネクタイ半襟や刺繍半襟など、

とりあえず襦袢5枚分。

もう一つベースの、無難なベージュ半襟が

スタンバイ。


当分は、この6通りで楽しみます。


というのは、

お出かけようにコーディして、

襦袢に半襟付けたものの、

いざつけてみると、どうも合わないとか、


あっ、

 

継ぎ目が見えているなどなど。

そのときに慌てることがあって、

そんなときに、着物だけ脱いで

さっと襦袢を変えることができる。


襦袢は、コーリンベルトを使ったやり方で

ささと着られるようになったから、

お着かえも楽なのです。

三原佳子さんの着付けを試してみる」

→袷はワタシ、胸紐付けます。



その日の天気や光の加減によって、

着物の色や半襟って似合ったり、

似合わなかったり。

パーソナル・カラーでも、です。


グレーの生紬にドット帯。


写真はお出かけ用にコーディしたもの。

先のネクタイ半襟のピンクを

帯揚げに持ってきたものの、

理論的?には合うはずだけど、

継ぎ目以前になんだかピンと来ない。


たぶん、全体的にピンクが強すぎるか、

半襟と帯の両方のピンクが主張しあって、

目にうるさいんだと思う。


そんなときのためにね

襦袢に半襟付けておく。

このグレー紬だったら、

浅葱のドットかな~~?

というわけで、当分半襟付けから解放。

さあ、あとは着るだけ。


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知人、家族のために腎移植~~私だったらどうする?

2017-11-10 11:01:32 | 健康・病気

 

いつも検査に行っている病院の、とても信頼している

医療関係者の方が、

「次の予約はちょっと先になるのですが~~」

と仰るので、旅行にでも行くのかとおもったら、

「実は弟の腎臓がよくないでの、腎移植をする」とのこと。

びっくりする私に、

「~~年の離れた弟で~~。

私のほうの(腎臓は)とても機能がいいんです」と

にっこり。

その方は40代で、独身。

とても信頼できる人で、その人がいるから、

その病院に行くほど。

いつも優しく親身で気遣ってくれる。


クリックすると新しいウィンドウで開きます

 

弟はA型、彼女はAB型、

「弟、誰からももらえるんですね」


ご自分の腎臓機能がいいとはいえ、

二つある腎臓が一つになるのは、

これからの人生、リスクを背負って生きることに

なるのは確か。


調べてみると、

腎臓提供したドナーの腎機能は70%から75%になる。

「摘出によって、透析や移植が必要な

腎不全となることはまれだが、

高血圧や蛋白尿認められることもあり、

わずかでも悪化しただけで、心臓病や慢性腎臓病に

進む可能性がある」とのこと。


自分の命を弟に分け与えるようなものですね。



その話を聞いてから、ずっと、

私だったら、家族のためにそれできるか?」

問い続けています。


子供のためなら~~、

できる??~~かもしれない??

本当か??

でも、移植しなければ命がないとなれば~~。


では、

兄弟、姉妹のためにできるか??



この話を聞いて、ドナー移植のために生まれた

ノーベル賞を受賞した、カズオ・イシグロ氏の

「私を離さないで」という作品を思い出しました。

もし30までに死ぬことがわかっていたら」


かつて福祉関係にも携わっていた彼は、

ドナーの悲しみや葛藤を見て、

この作品を書いたのかもしれません。

あくまで推測ですが。

 


移植を決意したその方に、

いたずらに感情移入することは避けますが、

無事を祈って、二か月先の予約をしました。

「~~何かあるかもしれませんから、その前に

電話いれてくださいね」という彼女の言葉に

覚悟と複雑な感情を感じました。


無事な手術と退院を祈るばかりです。

健康であることのありがたさを

つくづく感じます。


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老いへの自覚と覚悟と対策~~遙洋子さん

2017-11-09 11:20:27 | シニア

 

写真はなかなか入らないけど、

文字はまだ入るので、今回は文字主体です。

 

高齢化から超高齢化社会になったそうで、

これからはますますメディアでも、この手の話題

増えそうです。

その多くは「若く明るい」といった枕詞が多い。

そりゃあ、現実の悲惨さは

あまり見たくないけど、

その元気な人たち、ではいつ寝たきりになり、

どんな最期を迎えるのか。

その辺りはボカシ気味。

 

 

このモヤモヤ辺りはどうなっているのかな、と

思っていたところ、もう絶好の一冊が。

 

老後についての本は数々あれど、

こんな本は初めて読みました。

老後学?始めたばかりで

知識がないせいかもしれないけど。

「死にゆく者の礼儀」(筑摩書房)

 

東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ」が

面白かったので、

この方の介護、老後、死にたいする考えを

知りたかったのです。

 

この方の両親の生き方が壮絶。

母親はチェーンスモーカーでパチンコ依存症。

父親は結婚前から愛人がおり、酒を飲んでは暴れる

幸い、家はお金持ちではあるが、そのお金を

介護やら生活やらには使わない~~。

そんな素の両親の姿を率直に書くとともに、

彼らへの愛情もハンパない。

 

 

本は、両親の介護から死を看取った、

そのプロセスで見聞きした経験を

綺麗ごとではなく書く。

曰く、

「おじいちゃんと孫という幻想」

「寝たきりに楽しみはあるのか」

「老人病院で老いを比べる」

死への果てしなき老い

その治療、どこで止めるか。

そして最終章の

「老いを先取り、今に生かす」などなど。

 

 

その上で

自分もいつか老い、死ぬものとして、

「ぎりぎりまで健康であった人の老いと

死はどういう姿になるのだろう」

それを実践するためには何をすればいいのか、

を考える。

 

そのためには、

1 老いは気づいた者勝ち

として、自分は若いとムリするのではなく

早めに対策を立てる。

「傾向と対策」ですね。

 

よい老いはできるだけ長いあいだ、

 自分で動かせる体があり、

やりたい楽しいことがあること。

 

健康、そしてウキウキ探し。

2 自分が好きに生きるのを邪魔するものは

何かを考えて、それを排除する方法を考える。

経済か、家族か、自分自身の「思い込み」か~~。


特に健康への思いは強くて、

タバコや酒、健康を害するモノ、

特に煙草への憎悪はすさまじい

それはそれが両親の寝たきりの原因でもあり、

苦しさの原因でもあったから。

 

介護している人は、

「大変、シンドい」ばかりではなく、

その現実から自分の老後や死を学べる、

だから幸いだとか。

私は、両親の介護、死のプロセスを

思い出しながら読んだよ。

「遙洋子」の画像検索結果

借り写真。この方です。きれいです。

年齢公開していないけど、50代だと思う。

 

年老いて健康な人にも必ず

「病気が訪れ、徐々に弱っていく」

その日が来て、愕然とするのではなく、

その元気な日をいかに延ばすか、

老いを恐れて守りに入るのでもなく、

運任せにするのでもなく、

老いを迎え撃つ。


もちろん最後は負けるんだけどね。

タイトルの「死にゆく者の礼儀」

これは介護される側の礼儀、

なのかと思っていたら、

死にゆく者、とは生まれてきた人全部、

つまり、その生と死、いかに戦うかが

残された人たちへの教え、礼儀になる

というんですね。

ブログやっていたお陰で、この本読めて

よかったわ。

この本、読んだモン勝ちだわ。

 

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