「年取ってもきれいでいるためには
絶対にお金が必要」
何十年前か、作家の林真理子さんの
こんなエッセイを読んだ覚えがあります。
「年とってもきれいでいる」ことに
関心のなかったワタシとしては
「まあ、そんなもんだろうな」
「エステに高級化粧品、ブランドの洋服や小物、
果ては整形まで~~」
加えて生活全般への余裕~~。
ホントに年取ってみると、
「そうかあ?」と思うように。
生活の追われて髪振り乱す毎日というケースは
別として
きれいでいることにお金、あまり関係ないなと。
そんなときに出先で見た「クロワッサン」
「消去したい!
冬の渇きジわ」特集とあります。
いつも通り着物のページを見ようと
パラパラめくると、
美容家の佐伯チズさんの
「きれいになるのに年齢は関係ない」
との対談が目に。
早速読んでみます。
佐伯さんが実行している5つのことを
紹介していました。
① 旬の野菜を摂る。
佐伯さんは、鶏の手羽と旬の野菜の
コラーゲンたっぷりのスープを常備。
スープに飽きたら、カレーなどに。
まあ、我が家と一緒だわ
② 食べ物を噛むときは左右の歯を
同じように使う。
噛まないほうの顔は下がり気味になる。
まあ、我が家と一緒だわ
私は歯医者さんに教えてもらったの。
③ 五感を刺激する。
見る、聞く、匂う、味わう、触る。
特に食べ物は意識して
「わあ、いい匂い」「わあ、美味しい」
などと言いながら食す。
まあ、我が家と一緒だわ
布などどんどん触っているしね。
④手を動かす。
和裁やら着付けやら~~、
まあ、我が家と一緒だわ
しつこい、うるさい!
あと一つは何だっけ。
忘れたなあ~~。
そうだ!
以上四つを続ける。
銀座の秋。
日比谷公園。紅葉と宝くじ。
紅葉よりお金?
「ねっ、お金なんてかからないのよ」
と佐伯さん、そう仰った、と記憶する。
「高級な化粧品、いらないのよ」と。
「若さや美貌はお金あってのこと」
との林さんの言葉も否定はしませんが、
思うに、
かつては「美と「若さ」はイコール
だったんだよね。
だから、シワや白髪やらは
老いの兆候、美の敵とされていた。
だからリフトアップやらあれこれで
お金がかかった。
まっ、今もやっている人多いけどさ。
しかし、時代は変わり、美や若さは健康、
という風になってきた。
シワもいいシワを作ろう、
白髪はきれいと染める方も。
高級な化粧品もたくさんの野菜には
勝てない??
ムリして若く見せた不自然な美より
健康なままゆっくりエイジング
という方向に。
借り写真です。
美容にお金をかけない派と,
冬でも安い化粧品オンリー派としては
佐伯さんの方向で行きたい~~。
佐伯さま74歳、
(ホントにそれだけだよね?)
10年経ったとき、私どうなっているか
楽しみなような怖いような。
まっ、何事もゆっくり行きたいね。
応援ぽち
ありがとうございます。