関東は梅雨入り
顎関節症、二回目の治療、
大学病院の待合室は居心地がいい。
エアコンも適温。
いくらでも本が読めます。
趣味は大学病院での読書、
なんてことになるかも。
前は「女装する女」(新潮文庫)
「女は女装で遊ぶ」→前に病院で読んだ本。
今回読んだのは、
「紅雲町珈琲屋こよみ」の原作
「萩を揺らす雨」(吉永南央・文春文庫)。
「タ0タ0ママさん」に
教えてもらいました。
ありがとうございます。
76歳のお草さんには富司純子さま。
ワタシ、ミステリーは、
ドラマや映画ではあまり見ないのです。
家では集中できないし、映画は怖い。
第一犯人探しにあまり興味ない。
途中でわけわからなくなる~~
ゆえにミステリーは本のみ。
本はもっぱら心理描写を辿る。
で、このドラマも、
写真だけ撮っていました。
というのは、65歳で草さんが
「古民家の材木を運んで作った」
という珈琲屋小蔵屋があまりに素敵だったから。
いいな、いいな。65歳で珈琲屋開けるなんて。
若いときに離婚、子どもは事故死という過去が。
76歳のリアルなんてものじゃなく、
普通の人には手の届かない夢じゃない?
まっ、それはおいておいて、
この草さん、謎を探ろうと
他人の家の周りを歩いていると「
徘徊老人」と間違われたり、
脳こうそくの友達がいたりと、
この辺り、「元気いっぱい」の
これまでのシルバー探偵とは一線を画するところ。
この辺りがリアルというわけ。
こっちのほうだけ現実になるかも。
渋い縞のきものに、
鼈甲の簪で髪をすくのがクセというお草さん。
このヘアいいよね。
60歳とはいえ、
76歳の現実は未だわからないワタシ。
40代で60代の自分が
どんなになっているか
考えたことなかったのと同じですね。
30代、40代からすれば、
60代も70代も
そう変わらないかもしれないけど。
でも、きっと、あっという間にやってくる70代。
そのころ、こんな風に元気で、
謎を解く頭脳もなく、
珈琲屋も開けないけど、
周りに楽しい人がいればいいな、
と思う紫苑でありました。
ピンクの襟巻が似合う70代になりたい。
というわけで、
早めに老いのイメージを抱くためにも、
これからはこういう本を
読むことが多くなるでしょう。
「転ばぬ先の杖」?、
いや、まだまだ心の準備はできていない。
母は71歳で逝ったんです。
「ばあばになったらキュート系?粋系?」→こちらは88歳。
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私も「おそめ」を読みました。
文庫本もっています。
いい本でした。
銀座のマダム、私は本物にまだ出会ったことがありません。空飛ぶマダムは景気のよかった時代なのでしょうね。
藤純子さん、昔から美人ですが、実父という人の生き方がすごい。そしておそめさんの実父も、びっくりでした。
ところで、紫苑さまはテレビの画像をカメラ撮影しているんですか?
前から綺麗に撮るなあと、感心していました。
いつも参考になる話題をありがとうございます(*^_^*)
富司さんイメージぴったりですね。キリッと、清潔感があって。私もドラマを見たくなりました!
「おそめさん」、面白かったですよね。この本、藤さんがわが取材を断って、そのため賞を逃したという本なのです。
でも、それを差し引いても、当時の時代背景などが活写されていていい本だと思います。
写真は、カメラがいいのですね。このカメラ、テレビ画面でも実写のように写ることあるんです。カメラのCMみたいだけど。