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きもの「補正する?しない?」、なるほどな「七緒」の特集

2018-01-06 10:38:39 | 着物のいろは・おさらい

 

年末に古書店で「七緒」を何冊かゲットしました。


お役立ち情報満載。

 

そのなかの「補正の真相」なる記事。

補正ってした方がいいんだろうか、

しなくてもいいんだろうか?と

いつまでも気になる~~。

 

 

 

で、「七緒」では、雑誌の性格もあってか、

「しない」か「してもちょっとだけ」

という方が多い。

参加者は三砂ちづるさんや

平松洋子さん、モリタマミさんなど。

 

 

 

「しない」派の意見は

① もともとくびれのない人は補正しない。

 補正すると貫禄出すぎる。

②着物に合わせて身体が変わっていくのに、

補正したら、せっかくのきっかけがなくなる。

③これはですね、胸を張って肩甲骨を下げれば

シワはできない。

そういう姿勢を維持できないので、補正をしている。

④洋服だとほっそり見えるようにするのに、

着物だとどうしてわざわざ寸胴にするの?

ウエストあったほうが自然でいいじゃない?


という意見。


「ちょっとする」派も、足りないところを

タオルなど入れるだけ、だそう。

フォーマルの場合するという方も。

 

面白かったのは、

「補正世につれ人につれ」の記事。

着物が日常着だった頃はウエストを

細く見せる着付けだったのに、

70年代に入って着付け教室ができて、

寸胴になった、というもの。

マッ、よく言われる意見ではあります。

必要以上にシワを恐れているせいかも。

 

結論としては、

「しない」派は、ウエストのくびれがあったり、

シワが寄るのが自然、というもの。

「する」派は、柔らかモノはしたほうがきれい、

というもの。

 

マイケースは夏にはしない派。

理由は暑いから。

で、冬は寒いので腰回りにタオル。

 着物を脱いでも、腹巻き代わりにそのままに

しておくことも(汗、でも温かい)。

あとみぞおちにハンカチタオルを。

これをしないと伊達締めが

きっちり締まらない。

 

手仕事の合間に補正用下着を

作ってみました。

これは最初に着付け習った先生が教えてくれたもの。

晒を二重にしてその間に補正用の綿を入れる。

超簡単にできる。



コットンがなかったので、化粧用を使いました。

 

胸の部分は、私の場合、してもしなくても

あまり変わりはないのです。

補正してもシワガ寄る~~。

補正が下手?

胸がないから?~~。なまじするとズレる(汗)

 

胸に補正しなくても、

胸を張って着付けると襟の崩れが

最小限に抑えらるなあと実感しています。

 

体型は人それぞれ違うのだから、

それを個性とするか、くずれとみるか、

ということですね。

ちなみに理想の着姿は

エレガント」で「品があって」

「色っぽく」「楽で自然」と欲張り。

そんな理想の女性として多くの人が

は若尾文子さんを。

「お~~い、若尾文子さま。女性のパーツの美しさ」

賛成!!

「あの方、補正していないのでは?」

との意見でした。

あなたはする? しない?

 

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6 コメント

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補整の件 (あこ)
2018-01-06 15:11:07
いつも楽しく拝見しています。あこです。(あけましておめでとうございます。)

補整、考えちゃいますよね。私は基本、できるだけ「しない」(というより「したくない」)だったんです。そもそも着物に便利な体型だし(メリハリがないとうか、でこぼこが少ない)。よく、「晒しぐるぐる」という方がいらっしゃいますが、その場合の晒しがけっこう長いんですよね。長い晒しを広げて洗うのも干すのも、折って巻くのも大変です(やったことあります)。

また、ぐるぐるすると、たしかに「バン!」と着姿は決まりますが、楚々とした雰囲気はなくなりますよね。(紫苑さん、楚々としてらっしゃいます! すてきです。)

しかし完全に無補整だと、わずかとはいえ胸のあるわたしは、タラタラぎみの(苦笑い)胸が帯に乗っちゃって「老ける」というのも、一理あると実感しています。

そのため自分的には、胸だけはちょっと(ぐるぐるせずに)補整したいかも、と思っていました。

で、「自分でできるきもののお手入れ&お直し」という本に出ていた、補整下着(スタイリストさんが作ったものが女優さんとかのあいだで評判になり、作り方を公開したとか)を自作してみたら、これが良かったのです。さらっと晒し一枚で暑苦しくなく、わたしに必要な程度の軽い補整機能もあり、とても気に入りました。

問題は、作るのに時間がかかった(わたし標準で)ことです。バカ正直に手順どおりに作ったら、それなりに(数時間?)かかってしまいました。見た目、さらっとした下着なのに、けっこう手順が多くて....。今使っている自作補整下着がぼろぼろになったら、作り直す気力があるかどうか....(大切に着たいと思いますw)



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Unknown (香子)
2018-01-06 21:41:38
ワタシの場合、補正と言うかなんというか
サラシ1本でブラと汗取り代わりにしています。
(冬はプットオンブラにウエスト周りだけサラシ)
若い頃とは違って脂肪が柔らかくなってきてるので
サラシで押さえてる感じです。
補正ってガッチガチにしなくていいと思いますけど
ある程度は補わないと着崩れしやすいですよね。
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とても参考に (紫苑)
2018-01-07 10:16:45
あこさま
いつも適切な適切、かつ有効なご意見ありがとごうございます。とても参考になります。「お手入れ」の本、早速見てみますね。持っていたはずですが、補正に興味なかったのかスルー。そうか、補正するときちっとはいくけど、「楚々」とした雰囲気なくなる~~。なるほどです。楚々よりきっちりのほうを優先するかしないかですね。でもつまるところ、人それぞれでいいと思います(笑)。
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晒で押さえる (紫苑)
2018-01-07 10:19:56
香子さま
そうですよね。補正というより、少し抑える。湯文字や裾除けで締めると、それだけでも気持ちいいし、違いますね。がちがちにするのではなく、少し補う。それも洋服ではできない、着物だからこそできる体型カバーですよね。
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体型と年齢によります (MKおかんです)
2018-01-07 17:56:38
私は胸がえぐれているので、ハンドタオルをお絞りのように巻いて晒しで抑えてます。ヒップは段々垂れてきてお太鼓の垂れの位置が凹むので、ヒップパットを使ってます。後は姿勢に気を付けてに肩甲骨を寄せて、顎を引くようにしています。今はこれだけ出来ますが、八十代だと、補正は無理です。篠田桃紅さんみたいにグサッとカッコ良く着て見たいと思ってます。
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おっしゃる通りですね (紫苑)
2018-01-08 09:08:14
MKおかんさま
コメントありがとうございます。ホントに仰る通りで、年齢と体型による。するもしないもその人次第ですね。どんな着姿がきれいなのか、それも人によって違いますね。着物に補正は必要不可欠と思っている人も多いので、人さまざまな補正の方法も参考になりますね。
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